二日目です。この日が来てしまいましたね。
ヒムロック仕様のミネラルウォーターも記念に(笑)。
前日と打って変わって、昼間は晴れてたんでね、「こりゃ、昨夜と同じく、天気もつかな」なんて思って、久しぶりに髪上げていきました。ライブではBVH以来かな?
さて、セットリスト――
2014年7月20日(日)
1.WARRIORS
2.PARACHUTE
3.WILD AT NIGHT
4.Girls Be Gramorous
5.CALLING
6.眠りこむ前に
7.DEAR ALGERNON
8.たどりついたらいつも雨ふり
9.ONE LIFE
10.BANG THE BEAT
11.Doppelganger
12.NATIVE STRANGER
13.魂を抱いてくれ
14.IF YOU WANT
15.Rock'n'Roll Suicide
16.Weekend Shuffle
17.IN THE NUDE
18.LOVE & GAME
19.DRIVE
20.WILD ROMANCE
Encore1
21.NORTH OF EDEN
22.THE SUN ALSO RISES
Encore2
23.ANGEL
「たどりついたらいつも雨ふり」が復活しましたね。
この日、開演は17:00予定だったんですよ。それが1時間以上遅れてね。
結果としては、この遅れが、よくも悪くもライブ全体に影響を及ぼすことになります。
この遅延の理由は、明言はされてませんが、おそらくはヒムロックのコンディションでしょう。氷室自身が、前日のリハーサルで、雨で濡れていた床に足を取られて転倒し、胸を強打してたんですが、「それが思ってたよりよくない」といったものだったと思います。「あるいは、花火の時間に合わせたのか?」なんて声もありましたが・・・ちなみに、19,20日と、氷室ライブの真っ最中に花火が上がったんですが、これは氷室側の演出ではなく、横浜市の花火大会と重なったためです(笑)。
それはそうと、この日もね、「あるいは最後のライブになるかもしれない」ってことで、オレもいつも以上に弾けてました。隣が家族連れで、ちっちゃい子もいたんで、ちょっと遠慮しとこうか、とも思いましたが、ライブ始まったら、そんなこと気にしてる余裕ありません。ってか、隣の、家族連れのお父さんも、弾けてました(笑)。
この日はアリーナ席でね、氷室もサポメンもよく見えました。チャーリーだけは、機材が邪魔して全く見えなかったけど(笑)。
まあ、「Water Aid」のときほど至近距離ではなかったけど(あれは、ホント、氷室の表情まではっきり見えたもんなぁ/笑)、氷室の一挙手一投足がはっきりと確認できる距離ではありました。
ちなみに、「Water Aid」のレポはこちら(よろしかったら)。
ともかく、オレ自身は前日も行ってたせいか、この日はそれほどでもなかったけど、やっぱ会場の雰囲気ちがいましたよね。
誰にとっても、これがラストかもしれないから、異様な盛り上がりを見せてたというかさ。開始後も、多分、オレ以外の人も、それこそ「ぷっ倒れてもいい」くらいの勢いで歌ってたんじゃないかな? 定番の“盛り上げ曲”である「WILD AT NIGHT」やDRIVEはもちろん、“準レギュラー”とでもいえるNATIVEや「Rock'n'Roll Suicide」「IN THE NUDE」なんかでも、まさに会場がはち切れんばかりだったもん。
ちょっと話はそれるけど、「NATIVE STRANGER」「IN THE NUDE」「Rock'n'Roll Suicide」辺りは、中期から後期ヒムロックの(ビート系の)集大成とでもいえるほどのクオリティだよなぁ。めちゃめちゃカッコいい! NATIVEなんて、もう16,7年前の曲なのに、いまでもノれるもん、オレとしては(あの、疾走感あふれるギターによるイントロが聴こえてくるだけで、もう/笑)。
で、いつごろからでしょうね? 「LOVE & GAME」やDRIVE辺りからですかね? 雨がポツポツと降ってきましてね。雷も鳴り出しましたよね? 最初、花火の音かとも思ってましたが。
ただ、この時点では、ホントにポツポツだったんで、オレはもちろん、周りの客も全く気にしてなかったと思います。
それが、アンコールの「NORTH OF EDEN」の辺りで雨足が強くなってきて、「THE SUN ~」の途中で、
雷雨が激しくなってね。
「NORTH OF EDEN」の途中での稲光が、なんつーか、天然の演出って感じで、危機感足りないかもしれないけど、妙にカッコよかった(「稲光の中、熱唱するヒムロック」ですよ/笑)。
ただ、ここ、やっぱ氷室もサポメンもプロですよね。当たり前だろうけど、全く意に介さずに演奏を続けてね。
ってか、このときのヒムロック、まさに熱唱って感じだったもん。なんつーか、雰囲気からしていつもとちがってたというか、歌ってるときのオーラが圧巻だったというか。まあ、オレもちょっとだけ、リュックのファスナー開けて、レインウェアの位置を確認しちゃったんで、見逃したトコもあったのかもしれんけど(笑)。
もしかしたら、この時点で、氷室としても「バラード歌唱はこれで最後」といった気持ちがあったかのもしれません。
で、おそらくは、予定としては前日同様、「VIRGIN BEAT」か別の曲を挟んで、アンコール2の前に「今回のこと」を説明したうえで、3曲歌って終わらせるつもりだったのかもしれませんが、雷雨の激しさゆえに、氷室とサポメンは一度袖にはけ、スタッフさんによる「コンコースへの退避」アナウンスが。
いやぁ、こんなこともあるもんだねぇ。野外ライブの途中、激しい雨と雷。雷めっちゃ近かったもん。光ってすぐに音が鳴ったからね。
でさ、このとき、退避しながら、
数ヶ月前に見た「ベイビー大丈夫か! BEAT CHILD」思い出したよ(笑)。
まさか、自分もその映像の中と似たような体験するとは。ってか、このときの映像の記憶があったので、事前に「ライブ開催日がまだ梅雨時(下手すりゃ台風のおそれも)」であることを思いついて、レインウェア買っといたうえで、当日持参することができたのかも。
いやぁ、それにしても、いい経験させてもらったわ。ヒムロックはオレの人生の師だね(笑)。
ただね・・・twitterのフォロワーさんなんかにもいらっしゃいましたが、日帰りで遠征してきた人たちは気の毒でしたね。ただでさえ、開演時間が大幅に遅れたうえに、雷雨での中断ですからね。「電車の時間がなくなっちゃう」ってことで、泣く泣く、この時点でスタジアムを後にした方も結構いらっしゃったようです。
一方、オレのほうは、コンコースに入らず、ってか、出入口まで満杯だったんで、入る気にならず、スタンド席でポケーっとしてました(笑)。「雨のせいと、フードかぶったせいで、完全に髪下りちゃったな」なんて思いながら。ってか、
「激しい雨のために、せっかく上げていった髪が下りちゃうなんて、まさに『BEAT CHILD』や『都有3号地ライブ』のときのヒムロックやん!」
なんて、しょうもないことを考えながら(まあ、オレの場合はフードかぶったことによるものが大きいと思いますが/笑)。
まあ、それはいいとして。
そんなこんなで、だいぶ小降りになってきて、雷もいくらか遠ざかって行ったので、「これは再開するな」と判断し、アリーナ席入口まで足を運びました。
で、スタッフさんたちが集まって、入場整理を始めてね。私を含めるほぼすべての客が自分たちの席に戻り、再度、氷室コール。
その声に応える形で、氷室とサポメンたちがステージ上に戻ってきてくれて、ラストナンバーのANGEL。
直前の氷室の言葉――
「オレなりに、最後に無様な生き様を見せようとしたけど、この演出には勝てねぇや。もう何百回も歌ってきたけど、最高の、
命懸けのANGELを贈りたいと思います!」
これね、オレも、多分ほかの客も、「このANGELが最後だ」「ファイナルライブは来年予定されているけど、もう二度と氷室と一緒に歌うことはできないかもしれない」って意識があったと思う。状況が状況なだけに、「今回のこと」の説明はされないだろうし(前日に済ませていたこともあってね)。
もう、ぶっちゃけ、
氷室の歌声がほとんど聞こえないくらい、会場全体が一丸となって熱唱(笑)。
オレも、歌詞間違っても気にしないで、っつーか、オレ音痴なのに全く気にしないで熱唱してたもん(笑)。
で、ANGEL演奏終了後、氷室自身が、
「じつは胸の骨折れてることもあって、ごめん、これ以上できないけど、
絶対、リベンジするから」
のコメント。
これ、「この日のリベンジ+ファイナルライブの計2回」って理解でいいのかな? ってか、その気でいますよ、ヒムロック(笑)。
ですんで、もし「計2回」であるのなら、この日、「電車の時間がなくなるから」等の理由で、途中で帰らざるを得なくなった方々、ロスタイムが生じましたぜ(チャンスが増えました)! まあ、オレも2回分のチケット狙いにいきますが(笑)。
ただ、氷室のことだから、「ファイナルライブでリベンジするから」って意味なのかも(笑)。
ともかく、氷室自身、前日のリハでの転倒で胸を強打してたんですが、折れてたんですね。前日はそんなこといわなかったけど(「座薬出してもらって、本番始まるまでそれを入れてた」いってました/笑)。
どうりでね。正直、前日はCALLING辺り、かなり調子悪そうに見えましたからね。珍しく音程も不安定気味に見えたというか。
それにしても、今回のライブ、
絶対、邦楽史上、伝説として語り継がれるライブになるよね。
レギュラーツアーとしては最後のライブ。
にもかかわらず、氷室自身、耳の不調、骨折、長いツアーにより蓄積されている疲労と、満身創痍。
そのうえ、激しい雷雨といったコンディション。
少なくとも、オレらの世代がこの世からいなくなるまでは、絶対に語り継がれるって。
この、
伝説になるであろう場にいることができて、非常に幸運でした。
ホントに、氷室さんには感謝してます(まあ、天候までは氷室さんでもどうこうできるものではありませんが/笑)。
ってわけで、氷室ライブレポでした。これが最後になるかもしれません。
本当に、氷室京介という存在は、オレの中でデカくて・・・単に「好きなミュージシャン」ってだけではなく、「人生の師」って部分も大きい存在でした。
この人の考え方、生き様に、もちろん全然及ばないけど、少しでもそれらを見習って、生きてきたような気がします。
とくに、しばらく休んでた氷室さんが、活動を再開してくれた2003年辺りからは、オレのプライベートの中心には、常に氷室さんの存在がありました。
ウチのサイトに当初から遊びにきてくれている方なら、あるいはお気づきかもしれませんが、その前にプライベートでいろいろあったせいもあって、サイト開設当初(ブログではなく、サイトのほうね)のオレは、まだネガティブというか、かなり屈折したままだったと思います(そういうのはやっぱ文章にも出るんで)。
まあ、皮肉屋なのは、持って生まれた性分ですが(笑)。
ともかく、再開後の氷室さんの言動から、その前向きで努力家な人柄に触れたような気になって、曲の歌詞なんかも、ネガティブなこと書いてあるようにも思えますが、じつは「オレはこんなにダメ人間。けど、そんな自分の弱さからは逃げずに立ち向かっていく」「結局は自分との戦い」って内容で、それらに触れることでね、いい感じに影響受けましてね。まあ、ちょっとは真っ当な人間に近づくことはできてるかな、と。
そんなわけで、ホントに感謝しています。
氷室京介さん、長い間お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございます。
――いや、まだそう考えたくはないな(笑)。「リベンジ+ファイナルライブ」、何が何でもチケット取りにいくし、ファイナルは、たとえチケット取れなくても、そしてどこで開催するとしても、絶対に現地には行くし(笑)。
ってかさ、ホントにこの日のヒムロックはキレキレだったのよ。
「命懸けのANGEL」は、最高のパフォーマンスだったし。
これは、ホントに、この場にいることができてよかったわ。氷室や会場全体と一体化できてるような気になったもん。
それに、バラードも調子よかったし。いずれも、耳の不調や骨折、疲労、そして大雨に雷というコンディションにもかかわらずね。
これはやっぱ、
天が氷室に「まだ続けろ」って言ってんじゃない?
それゆえの雷雨であって、結果として氷室にリベンジを決意させたんじゃない? (まあ、「リベンジライブ+ファイナルライブ」になるのかはわからんけど/笑)
正直ね、オレ自身、いまでも「可能性」を信じていたい気持ちが強かったりします。もちろん、覚悟もしてますが、もう、だましだましでいいから、ライブの本数や一回の曲数が激減してもいいから、オリジナルアルバムも10年に一枚で、数曲は自作ではなく、カバーなり他人からの提供作品なりでもいいから、続けてほしいです!
っつーか、もう、ライブも外タレみたいに年5回くらいでもいいからさ(笑)。
たとえば、「今年は、札幌ドーム、東京ドーム(or 武道館)、名古屋ドーム、京セラ(大阪)ドーム、ヤフオク(福岡)ドーム」「次の年は、仙台のどこか、横浜アリーナ(or ハマスタ)、京都のどこか、広島のどこか、松山のどこか(or 鹿児島のどこか)」って感じでさ。
ドームクラスも、年5回なら埋まるでしょう(笑)。
ともかく、これからもまだまだ氷室の新曲聴きたいし、生で氷室のパフォーマンス見ていたい!
ヒムロック仕様のミネラルウォーターも記念に(笑)。
前日と打って変わって、昼間は晴れてたんでね、「こりゃ、昨夜と同じく、天気もつかな」なんて思って、久しぶりに髪上げていきました。ライブではBVH以来かな?
さて、セットリスト――
2014年7月20日(日)
1.WARRIORS
2.PARACHUTE
3.WILD AT NIGHT
4.Girls Be Gramorous
5.CALLING
6.眠りこむ前に
7.DEAR ALGERNON
8.たどりついたらいつも雨ふり
9.ONE LIFE
10.BANG THE BEAT
11.Doppelganger
12.NATIVE STRANGER
13.魂を抱いてくれ
14.IF YOU WANT
15.Rock'n'Roll Suicide
16.Weekend Shuffle
17.IN THE NUDE
18.LOVE & GAME
19.DRIVE
20.WILD ROMANCE
Encore1
21.NORTH OF EDEN
22.THE SUN ALSO RISES
Encore2
23.ANGEL
「たどりついたらいつも雨ふり」が復活しましたね。
この日、開演は17:00予定だったんですよ。それが1時間以上遅れてね。
結果としては、この遅れが、よくも悪くもライブ全体に影響を及ぼすことになります。
この遅延の理由は、明言はされてませんが、おそらくはヒムロックのコンディションでしょう。氷室自身が、前日のリハーサルで、雨で濡れていた床に足を取られて転倒し、胸を強打してたんですが、「それが思ってたよりよくない」といったものだったと思います。「あるいは、花火の時間に合わせたのか?」なんて声もありましたが・・・ちなみに、19,20日と、氷室ライブの真っ最中に花火が上がったんですが、これは氷室側の演出ではなく、横浜市の花火大会と重なったためです(笑)。
それはそうと、この日もね、「あるいは最後のライブになるかもしれない」ってことで、オレもいつも以上に弾けてました。隣が家族連れで、ちっちゃい子もいたんで、ちょっと遠慮しとこうか、とも思いましたが、ライブ始まったら、そんなこと気にしてる余裕ありません。ってか、隣の、家族連れのお父さんも、弾けてました(笑)。
この日はアリーナ席でね、氷室もサポメンもよく見えました。チャーリーだけは、機材が邪魔して全く見えなかったけど(笑)。
まあ、「Water Aid」のときほど至近距離ではなかったけど(あれは、ホント、氷室の表情まではっきり見えたもんなぁ/笑)、氷室の一挙手一投足がはっきりと確認できる距離ではありました。
ちなみに、「Water Aid」のレポはこちら(よろしかったら)。
ともかく、オレ自身は前日も行ってたせいか、この日はそれほどでもなかったけど、やっぱ会場の雰囲気ちがいましたよね。
誰にとっても、これがラストかもしれないから、異様な盛り上がりを見せてたというかさ。開始後も、多分、オレ以外の人も、それこそ「ぷっ倒れてもいい」くらいの勢いで歌ってたんじゃないかな? 定番の“盛り上げ曲”である「WILD AT NIGHT」やDRIVEはもちろん、“準レギュラー”とでもいえるNATIVEや「Rock'n'Roll Suicide」「IN THE NUDE」なんかでも、まさに会場がはち切れんばかりだったもん。
ちょっと話はそれるけど、「NATIVE STRANGER」「IN THE NUDE」「Rock'n'Roll Suicide」辺りは、中期から後期ヒムロックの(ビート系の)集大成とでもいえるほどのクオリティだよなぁ。めちゃめちゃカッコいい! NATIVEなんて、もう16,7年前の曲なのに、いまでもノれるもん、オレとしては(あの、疾走感あふれるギターによるイントロが聴こえてくるだけで、もう/笑)。
で、いつごろからでしょうね? 「LOVE & GAME」やDRIVE辺りからですかね? 雨がポツポツと降ってきましてね。雷も鳴り出しましたよね? 最初、花火の音かとも思ってましたが。
ただ、この時点では、ホントにポツポツだったんで、オレはもちろん、周りの客も全く気にしてなかったと思います。
それが、アンコールの「NORTH OF EDEN」の辺りで雨足が強くなってきて、「THE SUN ~」の途中で、
雷雨が激しくなってね。
「NORTH OF EDEN」の途中での稲光が、なんつーか、天然の演出って感じで、危機感足りないかもしれないけど、妙にカッコよかった(「稲光の中、熱唱するヒムロック」ですよ/笑)。
ただ、ここ、やっぱ氷室もサポメンもプロですよね。当たり前だろうけど、全く意に介さずに演奏を続けてね。
ってか、このときのヒムロック、まさに熱唱って感じだったもん。なんつーか、雰囲気からしていつもとちがってたというか、歌ってるときのオーラが圧巻だったというか。まあ、オレもちょっとだけ、リュックのファスナー開けて、レインウェアの位置を確認しちゃったんで、見逃したトコもあったのかもしれんけど(笑)。
もしかしたら、この時点で、氷室としても「バラード歌唱はこれで最後」といった気持ちがあったかのもしれません。
で、おそらくは、予定としては前日同様、「VIRGIN BEAT」か別の曲を挟んで、アンコール2の前に「今回のこと」を説明したうえで、3曲歌って終わらせるつもりだったのかもしれませんが、雷雨の激しさゆえに、氷室とサポメンは一度袖にはけ、スタッフさんによる「コンコースへの退避」アナウンスが。
いやぁ、こんなこともあるもんだねぇ。野外ライブの途中、激しい雨と雷。雷めっちゃ近かったもん。光ってすぐに音が鳴ったからね。
でさ、このとき、退避しながら、
数ヶ月前に見た「ベイビー大丈夫か! BEAT CHILD」思い出したよ(笑)。
まさか、自分もその映像の中と似たような体験するとは。ってか、このときの映像の記憶があったので、事前に「ライブ開催日がまだ梅雨時(下手すりゃ台風のおそれも)」であることを思いついて、レインウェア買っといたうえで、当日持参することができたのかも。
いやぁ、それにしても、いい経験させてもらったわ。ヒムロックはオレの人生の師だね(笑)。
ただね・・・twitterのフォロワーさんなんかにもいらっしゃいましたが、日帰りで遠征してきた人たちは気の毒でしたね。ただでさえ、開演時間が大幅に遅れたうえに、雷雨での中断ですからね。「電車の時間がなくなっちゃう」ってことで、泣く泣く、この時点でスタジアムを後にした方も結構いらっしゃったようです。
一方、オレのほうは、コンコースに入らず、ってか、出入口まで満杯だったんで、入る気にならず、スタンド席でポケーっとしてました(笑)。「雨のせいと、フードかぶったせいで、完全に髪下りちゃったな」なんて思いながら。ってか、
「激しい雨のために、せっかく上げていった髪が下りちゃうなんて、まさに『BEAT CHILD』や『都有3号地ライブ』のときのヒムロックやん!」
なんて、しょうもないことを考えながら(まあ、オレの場合はフードかぶったことによるものが大きいと思いますが/笑)。
まあ、それはいいとして。
そんなこんなで、だいぶ小降りになってきて、雷もいくらか遠ざかって行ったので、「これは再開するな」と判断し、アリーナ席入口まで足を運びました。
で、スタッフさんたちが集まって、入場整理を始めてね。私を含めるほぼすべての客が自分たちの席に戻り、再度、氷室コール。
その声に応える形で、氷室とサポメンたちがステージ上に戻ってきてくれて、ラストナンバーのANGEL。
直前の氷室の言葉――
「オレなりに、最後に無様な生き様を見せようとしたけど、この演出には勝てねぇや。もう何百回も歌ってきたけど、最高の、
命懸けのANGELを贈りたいと思います!」
これね、オレも、多分ほかの客も、「このANGELが最後だ」「ファイナルライブは来年予定されているけど、もう二度と氷室と一緒に歌うことはできないかもしれない」って意識があったと思う。状況が状況なだけに、「今回のこと」の説明はされないだろうし(前日に済ませていたこともあってね)。
もう、ぶっちゃけ、
氷室の歌声がほとんど聞こえないくらい、会場全体が一丸となって熱唱(笑)。
オレも、歌詞間違っても気にしないで、っつーか、オレ音痴なのに全く気にしないで熱唱してたもん(笑)。
で、ANGEL演奏終了後、氷室自身が、
「じつは胸の骨折れてることもあって、ごめん、これ以上できないけど、
絶対、リベンジするから」
のコメント。
これ、「この日のリベンジ+ファイナルライブの計2回」って理解でいいのかな? ってか、その気でいますよ、ヒムロック(笑)。
ですんで、もし「計2回」であるのなら、この日、「電車の時間がなくなるから」等の理由で、途中で帰らざるを得なくなった方々、ロスタイムが生じましたぜ(チャンスが増えました)! まあ、オレも2回分のチケット狙いにいきますが(笑)。
ただ、氷室のことだから、「ファイナルライブでリベンジするから」って意味なのかも(笑)。
ともかく、氷室自身、前日のリハでの転倒で胸を強打してたんですが、折れてたんですね。前日はそんなこといわなかったけど(「座薬出してもらって、本番始まるまでそれを入れてた」いってました/笑)。
どうりでね。正直、前日はCALLING辺り、かなり調子悪そうに見えましたからね。珍しく音程も不安定気味に見えたというか。
それにしても、今回のライブ、
絶対、邦楽史上、伝説として語り継がれるライブになるよね。
レギュラーツアーとしては最後のライブ。
にもかかわらず、氷室自身、耳の不調、骨折、長いツアーにより蓄積されている疲労と、満身創痍。
そのうえ、激しい雷雨といったコンディション。
少なくとも、オレらの世代がこの世からいなくなるまでは、絶対に語り継がれるって。
この、
伝説になるであろう場にいることができて、非常に幸運でした。
ホントに、氷室さんには感謝してます(まあ、天候までは氷室さんでもどうこうできるものではありませんが/笑)。
ってわけで、氷室ライブレポでした。これが最後になるかもしれません。
本当に、氷室京介という存在は、オレの中でデカくて・・・単に「好きなミュージシャン」ってだけではなく、「人生の師」って部分も大きい存在でした。
この人の考え方、生き様に、もちろん全然及ばないけど、少しでもそれらを見習って、生きてきたような気がします。
とくに、しばらく休んでた氷室さんが、活動を再開してくれた2003年辺りからは、オレのプライベートの中心には、常に氷室さんの存在がありました。
ウチのサイトに当初から遊びにきてくれている方なら、あるいはお気づきかもしれませんが、その前にプライベートでいろいろあったせいもあって、サイト開設当初(ブログではなく、サイトのほうね)のオレは、まだネガティブというか、かなり屈折したままだったと思います(そういうのはやっぱ文章にも出るんで)。
まあ、皮肉屋なのは、持って生まれた性分ですが(笑)。
ともかく、再開後の氷室さんの言動から、その前向きで努力家な人柄に触れたような気になって、曲の歌詞なんかも、ネガティブなこと書いてあるようにも思えますが、じつは「オレはこんなにダメ人間。けど、そんな自分の弱さからは逃げずに立ち向かっていく」「結局は自分との戦い」って内容で、それらに触れることでね、いい感じに影響受けましてね。まあ、ちょっとは真っ当な人間に近づくことはできてるかな、と。
そんなわけで、ホントに感謝しています。
氷室京介さん、長い間お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございます。
――いや、まだそう考えたくはないな(笑)。「リベンジ+ファイナルライブ」、何が何でもチケット取りにいくし、ファイナルは、たとえチケット取れなくても、そしてどこで開催するとしても、絶対に現地には行くし(笑)。
ってかさ、ホントにこの日のヒムロックはキレキレだったのよ。
「命懸けのANGEL」は、最高のパフォーマンスだったし。
これは、ホントに、この場にいることができてよかったわ。氷室や会場全体と一体化できてるような気になったもん。
それに、バラードも調子よかったし。いずれも、耳の不調や骨折、疲労、そして大雨に雷というコンディションにもかかわらずね。
これはやっぱ、
天が氷室に「まだ続けろ」って言ってんじゃない?
それゆえの雷雨であって、結果として氷室にリベンジを決意させたんじゃない? (まあ、「リベンジライブ+ファイナルライブ」になるのかはわからんけど/笑)
正直ね、オレ自身、いまでも「可能性」を信じていたい気持ちが強かったりします。もちろん、覚悟もしてますが、もう、だましだましでいいから、ライブの本数や一回の曲数が激減してもいいから、オリジナルアルバムも10年に一枚で、数曲は自作ではなく、カバーなり他人からの提供作品なりでもいいから、続けてほしいです!
っつーか、もう、ライブも外タレみたいに年5回くらいでもいいからさ(笑)。
たとえば、「今年は、札幌ドーム、東京ドーム(or 武道館)、名古屋ドーム、京セラ(大阪)ドーム、ヤフオク(福岡)ドーム」「次の年は、仙台のどこか、横浜アリーナ(or ハマスタ)、京都のどこか、広島のどこか、松山のどこか(or 鹿児島のどこか)」って感じでさ。
ドームクラスも、年5回なら埋まるでしょう(笑)。
ともかく、これからもまだまだ氷室の新曲聴きたいし、生で氷室のパフォーマンス見ていたい!