マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

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氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

アルスラーン戦記、黄泉のツガイ、百姓貴族

2023-08-20 19:37:18 | 荒川弘
アルスラーン戦記 19巻

オレは原作を知らんのですが、佳境なんですかね?
アルスラーン陣営、人材が豊富とはいえ、アンドラゴラスの圧倒的な強者感。よくこんな男が捕らえられてたよな(笑)。
まあ、アルスラーンとヒルメスが組むわけないんだろうけど、このふたりが共同戦線を張って、それでもどうにかできるのか――それくらいのオーラでしたね、アンドラゴラス。
アトロパテネの戦場に再び立ったアルスラーンの「今度は、逃げぬ」という台詞に、彼の成長ぶりが窺えますね。

黄泉のツガイ 4巻





「さすが荒川弘」



初めて読んだときの、率直な印象(感想)です。
この人は女性作家なのに、なぜ少年マンガっぽいノリを表現するのが、ここまで上手なのか。
ハガレンもそうでしたし、銀の匙もそうだったと思います。銀の匙はバトルではありませんが。
で、また、メイン・ヒロインがかわいいんだよね(笑)。
ハガレンのウィンリィといい、銀の匙のアキといい、そして、この作品のアサといい。また、メインではないけど、ハナさんなんかもかわいいですよね(笑)。
決して「美麗な絵柄」「今時の絵柄」ではないと思うんですよ。ハガレンのころからね。でも、妙にかわいい。「男作家よりも、男のツボがわかっている」って部分がありますよね、荒川さん。
ただ、オレとしては、アサは・・・上で「かわいい」としたのは、「客観的に見て」ね。このアサってヒロインは、主人公ユル双子の兄妹で、ブラコンっぷりが激しくてね(笑)。笑いも伴っている分、楽しく見てますが。
あるいは、(ユルにとっての)恋愛ヒロインは別に用意するかもしれませんね。個人的には、そっちに期待か? (笑)
作風としては、ハガレンのようなバトル・マンガです。ただ、「ツガイと呼ばれる異形の存在(一対の存在)を従えて戦う」といったものです。
この人(荒川弘)はバトル、とくに肉弾戦の描写も上手ですよね。左右様といったツガイ達だけでなく、ユルや人間キャラも戦うんですが、それぞれの戦い方――ちょっと超常的なバトルから、人間ならではの格闘戦や銃撃戦や刀剣での戦いなどなど、あらゆる戦い方の描写が上手いと思います。
あ、ちなみに、左右様というのがユルのツガイで、男女の神様のような存在ですが、そこは荒川キャラなので、どっか飄々とした方々です(笑)。
この作品も映像化されそうですね。

百姓貴族

アニメ化されましたね。





親父さんが千葉繫って(笑)。



はまってます(笑)。
まあ、5分アニメなんで、元々の作風も相俟って、気軽に楽しめますよね。
これもバトルではなく、銀の匙のような農業マンガで、こちらは作者の荒川さんの実体験(実家が北海道の農家、酪農家)から、「おもしろエピソード」的な話を紹介していく作品です。って、銀の匙も実体験が含まれてるんでしょうが、そっちは「実体験をもとにしたフィクション」ですからね。主人公やヒロイン、高校生だし。

ってわけで、久しぶりに荒川弘作品の話題でした。
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オリジナル小説「TATSURO KITANO」更新! series1-act8をUP!

2023-08-05 20:57:14 | オリジナル小説
 男同士が共に戦えば、和解とまではいわずとも、相互理解は進む。キタノとルカについても、同じことがいえるようだ。
 その後、キタノはアリシアとの再会を果たす。
 語り合うふたり。このときから、アリシアの“時間”が再び回り始める。

というわけで、series2-act8をUPしました。
ひとことだけでいいんで、感想いただけると幸いです(笑)。
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スティーブン・フルトンvs井上尚弥

2023-08-04 21:26:42 | スポーツ

当日、観に行ってましたが、やっぱ強い(笑)。
正直ね、「今回はさすがの尚弥も、苦戦するかも」とは思ってたんですよ。





あるいは、「最初のドネア戦くらい?」って気持ちもありました。



やっぱ、フルトンのほうがガタイがいいんでね。尚弥はスーパーバンタムに階級を上げたばかりで、フルトンと比べれば、ちょっと小柄でしたからね。
まあ、尚弥も試合直前までにはビルドアップして、遜色ない体つきになってたかもしれませんが、初戦が「無敗の二団体チャンピオン」ですから(尚弥も無敗ですが)。
それが終始、優位に進めて、最後はあのTKO劇ですからね。大橋会長が、「尚弥はスーパーバンタムが適正」なんていってましたが、何となくわかった気がします。
それにしても、フルトンがあそこまでディフェンシブに戦うとは思いませんでしたね。
試合前、スクリーンに映し出された映像の中で、





尚弥が「逃げるフルトン、追う井上尚弥、といった構図になる」みたいなことをいってましたが、まさにそのとおりになりましたね。



ただ、フルトンとしては逃げ回ってたわけじゃないよ。この人はやっぱ、強いです(二団体のチャンピオンだから、当たり前ですが)。ディフェンス、とくにかわすのがべらぼうに上手い。優位に進めてたとはいえ、さすがの尚弥も当初は追いきれないトコがあったと思う。
それでもね、結果はご承知のとおりです。
正直ね、「判定までいくかも」と思ってたんですよ。その場合、尚弥は今回、チャレンジャーの立場ですから、「一度はダウンを奪わなきゃ、不利かもな」とも思ってたんですが・・・その一度のダウンを奪った直後にTKOでしたね。
8R、ボディへのジャブ気味のパンチ(ってか、ジャブ?)の直後、フルトンの顔面へストレートが炸裂。これで勝負あったね。
その直後、尚弥のラッシュでフルトンが崩れかけたトコで、レフェリーが止めてね。





尚弥、スーパーバンタム転向初戦で、同階級の二団体(WBC、WBO)王者に。



ホント、強いわ。そうとしか言いようがない。

今回の会場である有明アリーナには、スーパーバンタムの残る二団体(WBA、IBF)王者のマーロン・タパレスもいてね。試合後の尚弥へのインタビュー時に彼もリングに上がってね、尚弥との四団体統一戦に同意するようなことをいってくれてね。
年内にできるかはわかりませんが、楽しみですね。

当日のセミファイナルで、ロベイシ・ラミレスvs清水聡もありましてね。
この清水さん、似たような体型だと思ってる自分としては、そのボクシングスタイルを参考にしているトコもあったんですよ。
ですんで、応援してたんですが・・・ラミレスはつえぇわ。
なんか、引退を示唆してんだってね、清水選手。もうちょっと見たい気はするんですが・・・まあ、本人が決めることですからね。
ともかく、清水選手、お疲れ様でした。ラミレス戦に対してね。
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