そんなわけで、5/9の記事で「久しぶりに、紹介したくなるようなマンガ」として紹介したこの作品も、3巻です。
まあ、世の中のありとあらゆる商品においていえることですが、消費者の購買意欲をそそるには、やっぱサービスは不可欠ですよね。それはマンガにおいても例外ではありません。
このアンゴルモアも、たしかにおもしろいのに、残念ながら、まだまだ知名度はそれほどでもないようなので、やはりサービスカットは欠かせません。
ちょっと色っぽい輝日姫。
微妙に乳○券発行。
たかぎ先生・・・ありがとう!
もう、これくらい、歓喜ですよ。そりゃ、タカとユージも飛び跳ねて喜びますよ。太陽にGood-byeですよ! (念のために言っとくと、この映像はそういうシチュエーションではない)
ストーリーのほうはですね、まず、前巻で裏切り者に斬り付けられた輝日ですが、やはり急所には至ってなかったようです。
で、それを迅三郎が手当してあげるシーンがね――
迅三郎「怪我はどうだ?」
輝日「かすり傷だ、こんなもの・・・」
迅三郎「嘘をつけ」
宗家の家臣「おい、流人! 無礼が過ぎるぞ。餅を食みながら――」
迅三郎「これ(自分が噛んでいるの)は、さしも草だ」
迅三郎「国府まであと一里もない」
輝日「・・・・・・余計なお世話だ」
(この直後、迅三郎がほかの負傷者にも同じ治療を施す)
輝日(ああ、戦った者への労いか・・・私も刃の下をくぐった、それでか・・・)
輝日(・・・なんだ)
この輝日の「なんだ」は、これが現代劇のヒロインであれば「・・・なぁんだ」ってことです。つまりは、「私だけにしてくれるわけじゃないんだ」ってことであり、輝日さん、寝てる迅三郎に接吻したことといい(前巻)、上の拗ね方といい、完全に迅三郎のことが気になってます(笑)。
肝心の戦のほうはですね、まず挙げたいのが・・・元軍の副元帥で、女真族の劉復亨(りゅうふくこう)と、迅三郎の一騎打ちですかね。
その前に、劉と鬼剛丸(おにたけまる)が一騎打ちしててね、このとき、鬼剛丸を噛ませ犬にすることなく、迅三郎にバトンを渡した形にしてたのがよかったですね。この演出はお見事です。
それと、迅三郎が用いた兵法「横矢掛け」。これは説得力のある作戦です。
っつーか、この作品は「絶望的な状況を表現しておいて、迅三郎の用兵ぶりや彼の武力を見せることで、(一時的に、だけど)読者に爽快感を与える」といったパターンが非常に魅力的です。
それと、迅三郎が即席で作らせた鑓(やり)という武器の有用性と、後の戦国期で主力武器となる槍の原型であるという解説ぶりがお見事。
何でも、矛は日本でも古代から戦闘で使用されてたけど、平安の早い時期からは廃れていったんだってね。それが、(迅三郎は実在しませんが)鎌倉末期に鑓として復活して、槍に発展していったようです。
こういうの、歴史好きとしては、ちょっと楽しいですよね、読むのが(笑)。
そんなわけで、アンゴルモア3巻でした。
前述の横矢掛けはうまくいってたんですが、さすがに元軍も黙って終わらず、漢人が使っている震天雷(しんてんらい)=日本側から見たテッポウを放り込んで、状況の打破を試みます。
この震天雷が、元軍の狙いどおりの効果をもたらすことになり・・・
ああ、早く続きが読みたい(笑)。
まあ、世の中のありとあらゆる商品においていえることですが、消費者の購買意欲をそそるには、やっぱサービスは不可欠ですよね。それはマンガにおいても例外ではありません。
このアンゴルモアも、たしかにおもしろいのに、残念ながら、まだまだ知名度はそれほどでもないようなので、やはりサービスカットは欠かせません。
ちょっと色っぽい輝日姫。
微妙に乳○券発行。
たかぎ先生・・・ありがとう!
もう、これくらい、歓喜ですよ。そりゃ、タカとユージも飛び跳ねて喜びますよ。太陽にGood-byeですよ! (念のために言っとくと、この映像はそういうシチュエーションではない)
ストーリーのほうはですね、まず、前巻で裏切り者に斬り付けられた輝日ですが、やはり急所には至ってなかったようです。
で、それを迅三郎が手当してあげるシーンがね――
迅三郎「怪我はどうだ?」
輝日「かすり傷だ、こんなもの・・・」
迅三郎「嘘をつけ」
宗家の家臣「おい、流人! 無礼が過ぎるぞ。餅を食みながら――」
迅三郎「これ(自分が噛んでいるの)は、さしも草だ」
迅三郎「国府まであと一里もない」
輝日「・・・・・・余計なお世話だ」
(この直後、迅三郎がほかの負傷者にも同じ治療を施す)
輝日(ああ、戦った者への労いか・・・私も刃の下をくぐった、それでか・・・)
輝日(・・・なんだ)
この輝日の「なんだ」は、これが現代劇のヒロインであれば「・・・なぁんだ」ってことです。つまりは、「私だけにしてくれるわけじゃないんだ」ってことであり、輝日さん、寝てる迅三郎に接吻したことといい(前巻)、上の拗ね方といい、完全に迅三郎のことが気になってます(笑)。
肝心の戦のほうはですね、まず挙げたいのが・・・元軍の副元帥で、女真族の劉復亨(りゅうふくこう)と、迅三郎の一騎打ちですかね。
その前に、劉と鬼剛丸(おにたけまる)が一騎打ちしててね、このとき、鬼剛丸を噛ませ犬にすることなく、迅三郎にバトンを渡した形にしてたのがよかったですね。この演出はお見事です。
それと、迅三郎が用いた兵法「横矢掛け」。これは説得力のある作戦です。
っつーか、この作品は「絶望的な状況を表現しておいて、迅三郎の用兵ぶりや彼の武力を見せることで、(一時的に、だけど)読者に爽快感を与える」といったパターンが非常に魅力的です。
それと、迅三郎が即席で作らせた鑓(やり)という武器の有用性と、後の戦国期で主力武器となる槍の原型であるという解説ぶりがお見事。
何でも、矛は日本でも古代から戦闘で使用されてたけど、平安の早い時期からは廃れていったんだってね。それが、(迅三郎は実在しませんが)鎌倉末期に鑓として復活して、槍に発展していったようです。
こういうの、歴史好きとしては、ちょっと楽しいですよね、読むのが(笑)。
そんなわけで、アンゴルモア3巻でした。
前述の横矢掛けはうまくいってたんですが、さすがに元軍も黙って終わらず、漢人が使っている震天雷(しんてんらい)=日本側から見たテッポウを放り込んで、状況の打破を試みます。
この震天雷が、元軍の狙いどおりの効果をもたらすことになり・・・
ああ、早く続きが読みたい(笑)。