マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

アンゴルモア 元寇合戦記 3巻

2015-06-27 21:59:03 | マンガ
そんなわけで、5/9の記事で「久しぶりに、紹介したくなるようなマンガ」として紹介したこの作品も、3巻です。
まあ、世の中のありとあらゆる商品においていえることですが、消費者の購買意欲をそそるには、やっぱサービスは不可欠ですよね。それはマンガにおいても例外ではありません。
このアンゴルモアも、たしかにおもしろいのに、残念ながら、まだまだ知名度はそれほどでもないようなので、やはりサービスカットは欠かせません。




ちょっと色っぽい輝日姫。




微妙に乳○券発行。



たかぎ先生・・・ありがとう!


もう、これくらい、歓喜ですよ。そりゃ、タカとユージも飛び跳ねて喜びますよ。太陽にGood-byeですよ! (念のために言っとくと、この映像はそういうシチュエーションではない)

ストーリーのほうはですね、まず、前巻で裏切り者に斬り付けられた輝日ですが、やはり急所には至ってなかったようです。
で、それを迅三郎が手当してあげるシーンがね――

迅三郎「怪我はどうだ?」
輝日「かすり傷だ、こんなもの・・・」
迅三郎「嘘をつけ」
宗家の家臣「おい、流人! 無礼が過ぎるぞ。餅を食みながら――」
迅三郎「これ(自分が噛んでいるの)は、さしも草だ」




迅三郎「国府まであと一里もない」




輝日「・・・・・・余計なお世話だ

(この直後、迅三郎がほかの負傷者にも同じ治療を施す

輝日(ああ、戦った者への労いか・・・私も刃の下をくぐった、それでか・・・)





輝日(・・・なんだ)



この輝日の「なんだ」は、これが現代劇のヒロインであれば「・・・なぁんだ」ってことです。つまりは、「私だけにしてくれるわけじゃないんだ」ってことであり、輝日さん、寝てる迅三郎に接吻したことといい(前巻)、上の拗ね方といい、完全に迅三郎のことが気になってます(笑)。

肝心の戦のほうはですね、まず挙げたいのが・・・元軍の副元帥で、女真族劉復亨(りゅうふくこう)と、迅三郎の一騎打ちですかね。
その前に、劉と鬼剛丸(おにたけまる)が一騎打ちしててね、このとき、鬼剛丸を噛ませ犬にすることなく、迅三郎にバトンを渡した形にしてたのがよかったですね。この演出はお見事です。
それと、迅三郎が用いた兵法「横矢掛け」。これは説得力のある作戦です。
っつーか、この作品は「絶望的な状況を表現しておいて、迅三郎の用兵ぶりや彼の武力を見せることで、(一時的に、だけど)読者に爽快感を与える」といったパターンが非常に魅力的です。
それと、迅三郎が即席で作らせた鑓(やり)という武器の有用性と、後の戦国期で主力武器となるの原型であるという解説ぶりがお見事。
何でも、は日本でも古代から戦闘で使用されてたけど、平安の早い時期からは廃れていったんだってね。それが、(迅三郎は実在しませんが)鎌倉末期に鑓として復活して、槍に発展していったようです。
こういうの、歴史好きとしては、ちょっと楽しいですよね、読むのが(笑)。

そんなわけで、アンゴルモア3巻でした。
前述の横矢掛けはうまくいってたんですが、さすがに元軍も黙って終わらず、漢人が使っている震天雷(しんてんらい)=日本側から見たテッポウを放り込んで、状況の打破を試みます。
この震天雷が、元軍の狙いどおりの効果をもたらすことになり・・・
ああ、早く続きが読みたい(笑)。
コメント (1)
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FF7リメイク

2015-06-20 19:42:49 | ゲーム
FF7がリメイクされるそうで。
・・・せめて10年前ならなぁ(笑)。正直、買うかどうかわかんない。
まあ、リメイクっていっても、ストーリーや設定は変えないでしょうが、あえて改変を考えるとしたら・・・

・エアリス、ザックス生存ルート。
・ってか、彼女らは、クラウド一行、セフィロスに並ぶ第三局。
・エアリスはスパイ的にクラウド一行に潜り込んでいた。途中でザックスの元に復帰。
・神羅(タークス)は、ケースバイケースで、クラウドらに協力したり、ザックスらに付いたり。
・神羅がそんな扱いなので、もちろん、パルマーやスカーレットらが生存するストーリー(笑)。

ちなみに、神羅の「羅」は違う字なんでしょうが、面倒くさいんで、「羅生門」の「羅」にしてます(ご了承ください/笑)。
それはともかく。
まあ、上の三つは、FF7AC見たころ、「改めてFF7小説書くなら、こんな感じかな?」なんて、オレが考えてた設定ですが。
「FF7小説」いっても、「Lover’s Day」(拙著)みたいなやつではなく、正統派な二次作品ですよ(笑)。
そういえば、リメイク版では、コルネオやパルマーやスカーレット、あるいはハイデッカーのビジュアルも美麗になるんでしょうか? (笑)
スカーレットなんか、いかにも悪そうな美魔女になりそう(笑)。

それと、声がつくんでしょうね。
ってことは、





「桜井孝宏ボイスで、蜜蜂の館前でちょっとテンション上がるクラウド」とかを見ることができるんでしょうか(笑)。



ってか、





真綾ボイスの「じゃあ、デート1回♪」は、聞きたいぞ(笑)。



あと、色物キャラたちにも声つくのかな?
そうなると、





コルネオは茶風林かな?



あるいは、経費節約のために主要キャストとのダブルキャストでもおもしろいかも。
「クラウド&コルネオ=桜井孝宏、ザックス&バルマー=鈴村健一、エアリス&スカーレット=坂本真綾」とか(笑)。

桜井孝宏の「ほひ~!」とか、鈴村健一の「うひょ!」とか、めちゃめちゃ聞きてぇぞ~(笑)。

ハイデッカーは、セフィロスの人がダブルキャストとか・・・
ああ・・・





こういう、しょーもない妄想をするから、オレはFFファンに嫌われる・・・



ってか、今度は声優ファンからも?

そういえば、ツイッターのほうでね、FF7リメイクの情報が出回ってからは、結構、ティファのイラストは回ってきて、それはそれで眼福ではあるんですが・・・





誰か、エアリスのイラストも描いてくれ。そして回してくれ(笑)。



ティファのほかにはユフィは見たんですけどね。
っつーか、誰か、バレットやシドのことも思い出してあげてください(イラストどころか、全く話題に上がってない/笑)。
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MAJOR 2nd 1巻

2015-06-13 16:14:08 | マンガ



教育TVでアニメ化もされた、大ヒット野球マンガの続編です。
前作主人公茂野吾郎とヒロイン(旧姓清水)が結婚し、そのふたりの間に生まれた息子大吾を主役に、物語は展開していきます。
まあ、前作が終わった直後辺りに、大吾の姉、すなわち吾郎と薫の娘いずみを主役にした読み切りもありましたが。
もっとも、前作主人公の吾郎は、いまんトコまだ出てきていません。相変わらずの野球バカで、42歳になったいまでも現役に拘り、現在は台湾リーグで戦っているようです。
そうなると、私らのような前作ファン(っていっても、単行本持ってなかったけど/笑)にとって、やはり馴染み深いのは前作ヒロイン薫です。
この薫もね、前作ではちょくちょく下着姿も披露するようなサービス要員でもあったんですが(笑)、さすがに42歳の中年です。しかも二児の母です。
まあ、さすがにね、「そういう目で見ることは」というか、ヒロインとしてはね。やはり年月が経ってるわけですから・・・






(42)




中学生と小6の母。






余裕。

・・・・・・なにが?



充分、ヒロインとしていけるやん(笑)。いっそ、少年マンガ界初の「アラフォーヒロイン」を目指してみるというのは?
っつーか、





オレが吾郎なら、絶対、一緒に台湾に行ってもらうけどな(笑)。



いずみと大吾? まあ、その辺は、

大吾「父さんと母さんは、仕事で台湾にいってて、いまは留守。我が家にはオレと姉ちゃんだけ。まったく・・・無責任な両親だ」

といった、ギャルゲーやラノベ設定でいいだろ? (大吾にも、多分彼女候補の幼馴染ヒロインがいるんだし/笑)。
ともかく、そういった具合に、いまでも充分ヒロイン張れる薫さん(42)ではありますが、そうはいっても人妻。さすがにね、かつてのようなサービス要員としての役割は期待できません。
まあ、ちょっとさびしくはありますが・・・これも時代の流れ、年月のなせる業・・・




血統は、脈々と受け継がれていました。



母娘二代に渡るサービス要員! ってか、多分、母親は下着姿までで、ここまでは脱いでなかったと思います。
ともかく――茂野家の将来は明るいですね。

あ、すっかり忘れてましたが、今作のヒロインは、




このコです。


佐倉さんといって、自分のことをモブだなんていってましたが、普通にかわいいコです。それにしても、前作といい、今作といい、作者の満田さん「幼馴染好き」なのか? ってか、コナンや快斗もそうだし、タッチもまた・・・サンデー作家は幼馴染属性とやらに弱いのか? 改蔵と羽美だって、なんだかんだで幼馴染だし(笑)。

はい、そんなわけでね、今回、





野球マンガのレビューであるにもかかわらず、野球のシーンについては一切、触れてませんが、



それではどうかと思うんで、肝心の(作中における)野球のことも。
まず、主人公の大吾は、運動神経も身体能力も、そこそこはあるんですよ。にもかかわらず、親父が元メジャーリーガー、祖父さんたちも日本球界で活躍したというサラブレットゆえに、周りの期待がデカすぎてね。
いいプレイできたとしても「できて当たり前」、ちょっとでもエラーしたりしようもんなら「ホントにメジャーリーガーの息子かよ」ですからね。本人が野球やる気なくしちゃうのも、無理はないですよね。
それで不貞腐れて、一旦、少年野球のチームを辞めて、堕落した生活送っててね。それを母ちゃん(薫)が、また野球やるように仕向けて・・・
で、大吾は、守備はそこそこできるんですが、肩とバッティングがね。守備(キャッチやポジショニング)は練習で上達しますが、肩の強さとバッティングはセンスの問題だからねぇ・・・
今後、そんな大吾がどのように野球で成功していくのか(タイトルが『MAJOR』なんだし、やっぱメジャーいくんでしょ? いずれは/笑)、いまから非常に楽しみですね。
ちなみに、大吾の今後を勝手に予想してみると――

1.右肩はてんでダメでも、じつは左の地肩は強く、サウスポーに転向して、投手として大成。親父さんもサウスポーに転向したしね(まあ、吾郎の場合は右肩を壊して、ですが)。
2.親父同士がバッテリー組んでた、そして親友同士といえるトシ君の息子の光(ひかる)が、サンデー誌上では投手をやりそうな展開なので、今回は大吾がキャッチャー。親同士とは逆のパターンで、茂野・佐藤バッテリー再び。
3.大穴として、指導者として大成。日本球界はもちろん、多分、アメリカ球界でも初の「プロ経験のない監督」として、チームを世界一に。

まあ、さすがに3.はないでしょうが(ってか、アメリカ球界にはいるのかな?/笑)。
オレとしては、やっぱ野球マンガはピッチャー主役のほうが好きなんで、何らかの形で投手として大成してほしい気はするが・・・ドカベンみたいにキャッチャー主人公ってのも、おもしろいかもね。ただし、肩は捨ててさ。あくまで配球で勝負。
まあ、中学、高校と、いろんなライバルたちと競い合って、佐倉さんと付き合って、やがてプロとして活躍するようになるには――また、10年、20年かかるのかもしれませんが(そのころ、オレ、いくつだ?)。
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