マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

CITY HUNTER 天使の涙(エンジェル・ダスト)

2023-09-23 21:29:02 | 映画




ネタバレ注意で。



劇場版シティーハンターの(復活後)2作目です。
今回のゲストヒロインであるアンジーは、悲劇性のあるキャラだったせいか、全体的に前作(プライベート・アイズ)よりシリアスな印象を受けましたね。
前作の亜衣が、「そろそろブレイクしてきた女優」・飯豊まりえをゲストで起用したこともあるためか、悲劇性もあったけど、前向きなラストで、また、全編通して明るいというか、華やかなキャラでしたからね。
また、前作は「久しぶりの同窓会的なノリ」、「お祭り的なノリ」でしたからね。もちろん、シティーハンターらしく、陰の部分もあったけど、どちらかといえば、カラッとしたノリだった気はします。
プライベート・アイズのことは、この辺を。↓

CITY HUNTER 新宿PRIVATE EYES

CITY HUNTER 新宿PRIVATE EYES(BD)

対して、今回のアンジーは、リョウを拾って育てた海原神(しん)に、彼女もまた拾われたキャラでね。でも、海原の最高傑作がリョウであることから、それを否定し、自分こそが最強であることを示すために、彼に戦いを挑んでいく――そんなキャラなんでね。
もちろん、それに「痛覚などを麻痺させることで、超人的な兵士、戦士を作り上げてしまうエンジェル・ダスト」も絡んでくるんですが(かつてリョウの体も蝕んだエンジェル・ダストの最新型です)。
アンジーに話を戻すと、最初は浮世離れした動画クリエイターに扮して、たしかにそれゆえの天然ぶりも少しは見せていたんですが、リョウと戦い、彼を倒すことで、自分こそが海原の最高傑作であることを証明するために、リョウに近づいた、って感じですかね。
まあ、アンジーの正体が判明し、彼女がリョウに敵対意識を見せ始めた以降も、所々でリョウのセクハラというか、彼ならではのアプローチはあって、その辺でアンジーもちょっとだけコミカルな返しを見せる、なんて場面もありましたけどね。もちろん、香のヤキモチも込みで(笑)。

リョウとアンジーのバトルは、見応えありましたね。ふたりともマグナムで勝負してたんですが、アクロバティックなガンアクションはもちろんのこと、咄嗟に拳や蹴りを繰り出しての格闘戦もよかったし、所々で弾丸を補充したり、(お台場のアクアシティ周辺と思われる場所での銃撃戦だったんですが)壁や塀、あるいはモニュメントなどの障害物を確認しつつ、それらの陰に飛び込んだりといった、細やかな描写なんかもよかったですね。
ってか、リョウは今回、めちゃめちゃ苦戦してます。海坊主を除けば、リョウが最も苦戦した相手じゃないかな? アンジーは(まあ、海坊主とは設定の中だけで、直接的な対戦の描写は、いままでなかったかもしれませんが)。
そうはいってもね、最後、海原にエンジェル・ダストを撃ち込まれ(遠距離から狙撃する形で)、バーサーカーと化したアンジーが(彼女はエンジェル・ダストを否定していたので、使用はしていなかった)、それでもわずかに自我が残ってたせいか、「殺してくれ」みたいな台詞を口にし、リョウがそれを叶えてやる、という決着にはなりました。
この際、アンジーと少し仲良くなっていた香や美樹が見せた表情が、切なかったですね。とくに美樹は、自身も女ソルジャーだっただけに(彼女には海坊主という拠り所がありましたが)。
ラスト、アンジーの墓参りのために墓地を訪れたリョウと香の前に、海原が現れてね。アンジーの墓前に花を供えようとしたところをリョウに「その花を供えたら、撃つ」と脅されてね。で、海原がリョウたちに背を向けて、不敵な笑みを浮かべながら、立ち去ろうとしたところで、




「GET WILD」(笑)。



これ、続きありそうですよね。終わり方からして(エンディング後に、リョウと香がレインボーブリッジを見上げながら、海原には触れない話題で、軽くやりとりしてましたが)。

今回はオープニングで来生三姉妹(キャッツ・アイ)が出てきましたね。





リョウと海坊主もレオタード姿で助っ人に加わってましたが(笑)。



で、彼女らが盗み出そうとした絵画かなんかに、エンジェル・ダストが隠されていてね。覆面を被ったアンジーが、それを奪い返したわけですが。リョウとアンジー、冒頭でもちょっと戦ってるんですよね。
ほかに、ゲストキャラとして、なぜかルパンと次元。こんとき、





ルパンが「香ちゃん、お仕事見つかったのね~」なんていってましたが、



香とルパン、どっかで繋がりがあるんですかね? 今後、明かされていくのかな?
あと、ガンダムUCのバナージ。まあ、新宿だけでなく、お台場も舞台だったんで、リョウが香のハンマーかなんかにより、ユニコーンガンダムの角の部分に落とされたとき、音声として、「バナージ・リンクス、ユニコーンガンダム、行きます!」みたいな台詞をね。ですんで、バナージは声だけです。
キャッツ・アイは同じ作者(同じ世界観)、バナージは「製作がサンライズ繋がり」ってことでわかるんですが、ルパンと次元は・・・アンジーの声が、不二子ちゃんの沢城みゆきだったから?
その沢城さん、アンジーは終始、色っぽいトコもかわらしいトコもなかったんですが、リョウの手を引っ張って、自分の胸に触れさせて、「香さーん、見てー」ってトコが、シラケた口調だったんですが、なんか妙にかわいかったですね(笑)。

今回、海坊主を見てて思ったことなんですが・・・





昔は彼みたいな「かつては主人公と互角の戦いを(決着はついてない)」「反発しつつも、いつしか主人公と相棒的なポジションに」


「でも、普段はいじられキャラだったり、コメディリリーフだったり」



ってキャラ、いたんですよね。実力はたしかなんだけどさ、主人公におちょくられたり、お笑い担当だったり(笑)。
湘爆の権田二毛作とか、「コータロー」の天光寺とか、ね。
るろ剣の斎藤一は、「それにコミカル成分を除いたキャラ」といえるかもしれませんね。
ともかく、海坊主みたいなポジションのキャラ、好きなんですけどねぇ。最近は見かけないかな。

よくいわれる「キャストの高齢化」についてですが・・・まあ、主要メンバーや、瞳さんも愛ちゃんも、やはり声に老化はありますよ。
ただ、とくにリョウと香は、「前作以上に、リョウと香に戻ってた」という感覚はありましたね。こっちが聞き慣れただけ? (笑)
ともかく、「スケベでおもしろい兄ちゃんだけど、決めるときは決める」といったリョウと、「ボーイッシュにも見せておいて、なんだかんだでかわいらしい」といった香に、前作よりも戻ってた気はしました。
次も、主要メンバーはキャスト変更なしでいいんじゃないかな。冴子さんも、相変わらずエロかっこよかったし(笑)。



あ、当日の画像はこちらにも。

今回、唯一、残念だったのは、





「愛よ消えないで」がかからなかったこと(笑)。



前作のかかり方が名演出だっただけにね(笑)。どっか、効果的なトコでほしかったですね。
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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦

2023-07-02 21:28:14 | 映画

一応、ネタバレ注意で。

まあ、東京卍会vs芭流覇羅(バルハラ)編です。
タケミッチ、マイキー、ドラケン、三ツ谷といった、物語初期からの面子のほかに、場地、千冬、一虎なんかが絡んできての大抗争編ですね。
稀咲なんかも、じつは1作目から出てますが、前回の「運命」から本格参戦って感じで、今回も暗躍してましたね。
で、その稀咲が一虎をけしかけて、彼をマイキーと敵対させたんですが、年少帰りの一虎に稀咲が接触したところを場地が目撃してたんですよね。それにより、稀咲のヤバさに気づいていた場地が、トーマンを裏切り、バルハラに入ることで、稀咲の尻尾を掴もうとした。
要するに、場地は「新選組を抜けるフリをして、密偵として御陵衛士に参加した斎藤一」のようなもん。って、新選組ファンしかわからん例えですね(笑)。
ともかく、稀咲のほうに話を戻すと、彼は彼で、マイキーのためにバルハラを(陰から)作っておいた、ってことらしいですね。

まあ、結末はね、トーマンとバルハラの大乱闘の中、一虎が場地を刺しちゃって、それにキレたマイキーが一虎をボコボコにしてね。
で、タケミッチによるタイムリープ前は、そのままマイキーが一虎を殺しちまったんですが、その記憶を持っていたタケミッチと、場地を救いたい千冬が、事前に場地と接触し、ふたりとも場地にボコボコにされながらも、





とくにタケミッチの(彼なりの)誠意が通じたんでしょうか、



大乱闘の最後、





瀕死の場地が最後の力を振り絞って、自らの腹にナイフを刺してね。



場地としては、とくにタケミッチの必死さに、何らかの違和感を覚えてたんじゃないかな。「一虎が自分を刺す」ことまでは予測できなかっただろうけど、「なにがあってもおかしくはない」くらいの心構えはあってさ、そういった微妙な意識の変化が歴史を変えて、今回の行動を生んだのかも。
まあ、原作マンガを読んでないオレなりの解釈ですが。
ともかく、「場地の行動」により、「彼の死は(一応は)一虎によるものではなく、自らの手によるもの」となり、マイキーも冷静さを取り戻してね。
一応、全体としての歴史も変わりました。
こんときね、今わの際にあった場地による、





「パーチン、三ツ谷、ドラケン、マイキー、一虎・・・オレの宝だ・・・」



といった台詞にグッと来ましたね。
ここと、千冬が場地の墓前で、「ペヤング・・・半分っこですよ」と、涙ながらに呟いてたシーンは、来るものがありましたね。

全体的におもしろかったと思います。
ただ、ひとつ気になることがあって・・・随分と半端な終わり方したな、と。
場地亡きあとの壱番隊隊長に、千冬の推薦もあって、タケミッチが就任したのは原作やアニメのとおりなんでしょうが、





タケミッチがヒナに別れを切り出したのは、「血のハロウィン編」のあとの「聖夜決戦編」だった気が・・・。



実写映画版では、ここでタケミッチとヒナが別れて、そのままヨリは戻してないと思います。
原作などでは、「聖夜決戦編」の途中で別れたふたりでしたが、同シリーズのラスト辺りで、マイキーらがヒナにタケミッチの真意を教えてあげて(『自分とかかわると、ヒナが危険だから』といった趣旨)、ふたりはやり直すことになるんですけどね。
実写映画では「そのまま」となると、映画版も「さらなる続編」があるのかな? 「そこでヨリを戻す」と。
でも、その場合・・・キャストの年齢が・・・。
早くて3,4年後になると思うんですよ、続編があるとしても。
タケミッチの北村匠海はまだ20代かもしれんが、マイキーの吉沢亮やドラケンの山田裕貴は・・・30半ばで高校生役は・・・。
ちなみに、タケミッチ含むトーマンのメンバーや、ヒナ、直人の橘姉弟は、原作やアニメでは中学生ですが、実写映画版は高校生っぽいですね。ヒナ役の今田美桜が「高校生」云々いってたし。
ともかく、男の俳優さん、それもイケメン俳優ともなれば、それでもまだ若い役もできるかもしれません。ただ、女優さんは、どんなにかわいい人でも、30前後で女子高生役となると、コントになりかねないですからね。
今田美桜は文句なく、かわいいですし、年取っても美人のままでいられると思いますが、
30でJKをできるか・・・?
って、そこはプロなんで、どうにかしてくれるかな? (笑)

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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命

2023-05-20 21:34:13 | 映画

昨日、観てきました。
一応、ネタバレ注意で。

まずね、





今田美桜はホント、かわいい。



そりゃ、主演の北村匠海(タケミッチ役)が、公開前のインタビューで、「今田さんがかわいかった」いうはずだよ(笑)。
ドアップで、あんなにかわいい人は、そうそういないよな。女優さんの中でも。

オレ、場地が好きなんですよ。場地圭介と松野千冬が好きだったりします(あと、ドラケン。タケミッチやマイキーも好きだけどね/笑)。
で、





実写の場地もかっけぇな。



場地役の永山絢斗、瑛太の弟なんだってね。場地というキャラにハマッてたと思いますよ。
ただ、千冬は・・・もうちょっとベビーフェイスな人でもよかったかも・・・まあ、それでも千冬は「慣れ」の問題だと思います。
もうひとり、違和感を覚えた一虎は・・・慣れないかもしれんなぁ(笑)。
一虎も、もうょっと顔が幼い人のほうが・・・?
稀咲はハマってたなぁ。って、間宮祥太朗だったんか。同じヤンキーでも、「ナンバMG5」の難破剛とはえらい違いだね(笑)。まあ、稀咲はクレバーで冷徹なキャラだからね。





半間の人は、イケメンだったな。



いや、この作品に出てる俳優さんは、ほぼ全員、イケメンだけどさ(笑)。とくに半間の清水尋也は、(少なくとも半間を演じている彼のビジュアルは)カッコよかったわ。
マイキーの吉沢亮と、ドラケンの山田裕貴は、いうまでもないですよね。って、





ふたりとも、ヤンキーやりながら、歴史上の人物もやってんだな大河ドラマでは、渋沢栄一と本多忠勝/笑)。



まあ、それをいったら、小栗旬もクローズと鎌倉殿でね(笑)。

この作品は元々、実写映画の前作がテレビでやってて、それを見たのがきっかけだったんですよ。実写映画版の1作目がおもしろかったんで、同じ時期にやってたアニメもチェックしてね。
ですんで、ストーリーは知ってたんですが(当然、アニメのほうが、先に進むのが早い)、それでも楽しめましたね。
って、マンガ好きのオレが、マンガ(原作)は未読というね(笑)。オレが知ったときは、もう20巻は超えてて、集める気にならんかったんだよ(笑)。
ともかく、結末を知ってるとはいえ、「決戦」のほうも楽しみですね。

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THE FIRST SLAM DUNK

2023-03-04 20:45:54 | 映画




リョーちん、天パだったんだ。



いや、冒頭、リョータの幼少期のエピソードから入ったんですが、幼いころからくせっ毛というか・・・「天パだけど、パーマかけてる」のかな? 高校生の彼は。
ってわけで、ようやく見てきました。
まあ、公開されてかなり経つけど、一応、ネタバレ注意ね。

率直な感想としては――




この人が流川楓ではありません。



と、ともかく(笑)。
リョーちんが主役です。っていうか、沖縄出身だったんだ。最初から神奈川の人だと思ってたよ。
なんでも、作者の前作というか、スラムダンクの前に描いた読み切りで、「リョータ」という名前は出てこないけど、似たようなキャラ、似たような設定があったんだってね。
で、スラムダンク(原作)には出てこないんですが、その作品の中では三つ上の兄貴もいて、その兄貴が元になったであろうキャラも出てきました。
ってか、リョータの母ちゃんや妹も、そっちの作品からでしょうかね。スラムダンクの原作では出てこなかったと思う。
まあ、リョーちんがバスケを始めるきっかけとなったのが、この兄貴でしたね。
ただ、その兄貴が海の事故で死んでね。そのあと、宮城家は神奈川県に引っ越してきたのかな(ちなみに、父親はそのさらに前に死んでます)。
で、ここも原作とは異なりますが、中一のリョーちんは、ミッチー(三井)と出会い、1on1でボロ負けしてたりします。
このときのミッチーはちょっとさわやかで、リョータに対し、「小学生?」なんて、フランクに声をかけてましたね。リョーちんは「・・・中学生だっつーの」なんて、軽く不貞腐れてましたが(笑)。
まあ、そうはいっても、高校に入ってからは、原作どおりケンカしてましたけどね(笑)。このふたり。
あ、ミッチーのファンの方、ご安心ください。原作ではリョーちんに、一方的にボコボコにされたミッチーでしたが、この映画では結構、殴り返してます(笑)。
そのミッチーなんですが、原作では鉄男らと体育館に乗り込み、花道や流川と乱闘を繰り広げたうえで、安西先生と再会し、それがきっかけでバスケ部へ復帰する形でしたが、この映画では自発的に復帰してます(ですんで、鉄男は出演してません。堀田らミッチー軍団はいましたが)。髪を切ったうえでね。
このときのリョーちんと彼のやりとりが、何かよかったですね。

リョータ「どうしたんスか、その髪」
ミッチー「うるせぇ」
リョータ「戻るんスか?」
ミッチー「オレは諦めが悪いんだよ」

ケンカしてそんなに経ってないはずなのに、やっぱり互いにスポーツマンですよね。まあ、ミッチーはぶっきらぼうで、口悪いままだけど(笑)。

ストーリーとしては、山王工業戦です。
「一本の映画」という、限られた尺の中で、かなり濃密に、非常に魅力的に描かれていたと思います。
リョーちん、ミッチー、花道、流川、赤城といった湘北のレギュラー五人に、いずれもエピソードや見せ場があって、いずれもおもしろかったですね。
ただ・・・やはり「映画」という限られた尺では、どうしてもコンパクトにまとめざるを得なかったというか・・・やっぱ、物足りないんだよね。
この作品はシリーズ物として楽しみたいですね。各キャラのエピソードも見せ場も、長編として、じっくり楽しみたい、というか。





久しぶりに、「お替わりが欲しい」と思えた作品ですかね。



イノタケさん、セルフリメイクしてくんねぇかな。マンガで。
連載物として、じっくり楽しみたい。まあ、この作品の監督・脚本でもあるんで、映像作品でもいいんでしょうが、まずはマンガで読んでみたい。
試合の展開は、大筋は原作どおりだったと思います。
「河田に封じ込まれながらも、次第に自分を取り戻していく赤城」「ヘロヘロになりながらも、3Pを決めまくるミッチー」「やはり当初は封じられるも、ドリブルとスピードに活路を見い出すリョーちん」「沢北に翻弄されつつも、逆に彼を手玉に取るシーンも見せつけていく流川」・・・そして、「ルーズボールを取りに行って負傷するも、最後までガッツを見せ続ける花道」って感じで(決勝点も、やはり花道でした)。
もう、ホントによかったですよ。
いや、試合の展開は知ってるんだけどさ、

リョーちん「オレたちならやれる。1、2、3!」

――このシーンから試合終了まで、泣きそうになったもん(笑)。
ホント、ジャイアントキリングの熱さ、おもしろさが、よく表現されてたと思います。
それと、彩子さんがよりかわいくなってたかな(笑)。

よくいわれているキャストなんですが・・・オレは、アニメのほうはほとんど見たことなかったんで、違和感もクソもなかったですね。
晴子さんが真綾さんだったのは、エンドロールまで気づきませんでした。まだ10代の声も出せるのね(笑)。まあ、90年代序盤の10代ですが、それでも「少女」の声でしたね。

やっぱ、スラムダンクはおもしろいですね(笑)。
最初は流川が好きだったんですが、ミッチーが出てきてからは、彼が一番のお気に入りになってたかな。
やっぱ、天才も挫折するんですよ。そんな彼がコートに戻ってきて、ブランクのせいか、スタミナでは劣ってたけど、それを根性でカバーして。
流川がヘロヘロになってる彼にパス出してさ、山王の誰かが「そいつはもう(シュートを)撃てない!」いったんだけど――





流川(そんなタマじゃねぇだろ)



直後、全くの無心で3Pを決めるミッチー。




ここもよかったよなぁ。
もちろん、ミッチーが根性だけでなく、技術も一級品な人だからこそ、実現したシーンだろうけどね。
ってか、原作を読む限り、怪我する前の彼は流川や仙道、沢北並みに天才だよね。復帰直後も、ブランクがある割には、1on1で流川を止めたりもしてたし。
そんな彼の「決して更生したとは言い難いんだけど(笑)、バスケに関しては真摯なプレーヤー、そして名プレーヤーに戻っていくさま」が好きでしたね。
まあ、流川も最後まで好きなキャラではありましたが。ってか、湘北のレギュラー5人や木暮くん、あるいは彩子さんも晴子さんも桜木軍団もみんな、好きですが。
ともかく、やっぱ前述のとおり、イノタケさんがセルフリメイクしてくんねぇかなぁ。全巻、集めるけどなぁ(笑)。
是非とも、お願いします(笑)。
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トップガン マーヴェリック

2022-05-28 22:24:56 | 映画


ネタバレ注意ね。

まあ、前作のリアルタイム世代なんでね。当時は中学生でした。
ってか、




OPの、耳をつくほどの(戦闘機の)エンジン始動音と、あのテーマ曲だけで、ニヤついちゃいましたよ(笑)。



この瞬間だけ、中坊のころに戻った感覚(笑)。

やっぱトム・クルーズは今もなお、カッコいいね(笑)。
そんな彼が演じるマーヴェリックも、既に中年でね。現役ではありますが、トップガン教官という立場になってて、若いころとは違った、ミドル世代ゆえの苦悩――上の人間と若者たちとの間(はざま)ゆえのそれがあって、すっかり哀愁も帯びてるトコなんか、トムが“イケオジ”であるがゆえに、余計にカッコよくてね。男の色気がありましたよね。
とくに、マーヴェリックの親友だったグースの息子・ルースターとの関係なんかがね。
反発、というか、マーヴェリックに冷たく当たるルースターと、どうにか歩み寄ろうとするマーヴェリック。まあ、結局は和解し、最後には互いに信頼するようになって、共に任務に当たるんですが・・・まあ、ベタというか王道というか・・・でも、やっぱりおもしろいんですよ、そういう展開って(笑)。「ゆえに、王道」といえるんでしょうが。

ヒロインとのロマンスも相変わらず。今回、ペニーという名の女性がヒロインなんですが、前作でも名前だけ出てたんだってね。前作も見たはずなのに、気づかなかったよ(笑)。
かつてはマーヴェリックと恋仲だった人で、パイロットや軍人たちの行きつけの店の女オーナーとして、アメリアという中学生くらいの娘と暮らしています。
ラブシーンはあったんですが、前作と比べると、抑え目だったかな? で、マーヴェリックとペニーとの関係がアメリアにバレて、彼女がマーヴェリックに対し、「今度は(ママのこと)大切にしてね」と、ちょっと呆れ気味に冷めた口調を見せてたのに、軽く笑いました(笑)。
あと、ボブという、ちょっと「アメリカ人のオタク」っぽい風貌の兄ちゃんが、本名だけでなく、コールサインもボブだったことに笑った(笑)。

マーヴェリックたちの作戦行動中はですね、




自分の腕を摑んじゃうくらい、興奮してました。



年甲斐もなく(笑)。
まず、戦闘機の発進シークエンスは、たまらなくカッコいい!
パイロットたちはもちろん、(この作品でいえば)空母の全クルーや、基地のすべてのスタッフが、上官も部下もなく、全員が全員、緊張感の中で迅速に各自の任務をこなし、一丸となって発進する、あるいはそのサポートをするシーンは、高揚感がありますよね。
あ、結局、教官だったマーヴェリックが最も作戦遂行能力に長けていたことから、編隊の隊長になってたんですよ。ルースターや女性パイロットのフェニックス、その相棒のボブ(前述のボブです。複座式だったので)なんかを引き連れてね。
その作戦の内容なんですが・・・オタクといわれてしまうかもしれませんが、「敵機の侵入やミサイル攻撃を避けるように峡谷に築かれた基地、ウラン施設への強襲」といった、シン・アスカがぶー垂れそうなミッションでね(笑)。まあ、「ガンダムSEED DESTINY」同様、「狭い峡谷の中を戦闘機で・・・」といったものでした。
ともかく、「峡谷の中を侵入」というだけで、難易度が半端ないミッションであることは、ご理解いただけると思います。しかも、その作戦の特徴から、マーヴェリックたちは型遅れのF-18を駆っての任務です。
まあ、作戦中はやはりのめり込んでましたね。発進から侵入、そしてドッグファイトまで、大興奮でしたよ。久しぶりに、「これは映画館で観たほういい」と思える作品でしたね。映像も音響も圧巻でした。
って、型遅れのF-18で、最新鋭の敵戦闘機を撃墜しちゃうのはね、フィクションということで(笑)。
いや、現実でもあり得る話なのかもしれないけどさ、わかりやすくいえば、




1stガンダムでキュベレイを撃墜しちゃうようなもんでしょ? (笑)



アムロでも無理でしょ(笑)。って、かえって、わかりにくいか?

まあ、そんなわけで、「トップガン マーヴェリック」でした。
あ、オレが観たのは字幕版です。どうも、世代的なもんですかね・・・「洋画は字幕」って意識が未だにありまして。映画館で観る場合はね。テレビでやった場合は、吹替版もアリですが。
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