はい、なにかと物議を醸し出したイラストです。
これは3巻の表紙でもありますね。
さて、この宇崎ちゃん、例のフェミさんの騒動で初めて知りましてね(twitterで)。「フェミって、大人気ねぇな・・・」なんて思ってたトコ、地元のTSUTAYAで単行本が置いてあってね。で、お試しコミックをチラッと読んでみたんですが・・・
このコマで、全3巻の購入を即断(笑)。
いやね、「からかい上手の高木さん」的なお話でしたね。
小悪魔な女の子が、気のある男の子にちょっかい出す、そのさまが微笑ましい、といった作品なんですよ。
ってか、例のフェミさんは読んだうえで、「セクハラだ!」なんだといってんですかね?
この宇崎ちゃん、
中身はめちゃめちゃ微笑ましいです。
まあ、宇崎ちゃん(花)はかなり意地悪ではあるんですが(笑)、子犬のように人懐っこくてね。また、ちょっと天然なトコもあって、その行動が絡まって、最後には彼女のほうが赤面させられることも(笑)。
さらには、お相手の先輩は他意なく、駆け引きなしで思わせぶりなトコがあるから(ってか、駆け引きできるような器用な男ではない)、「むしろ宇崎のほうが先輩にドキドキすることも」なんて描写もあってね。
ちなみに、先輩の苗字は桜井であり、彼にとっては数少ない友人といえる榊からは「サク」と呼ばれてるんで、以後はそれに倣います。
ってかね、宇崎ちゃんの場合、高木さんよりも相手に対する好意がはっきりしてる気がします。
サクが自分にラッキースケベかました直後は妙におとなしくなったり、猫カフェ行くのを誘ってきた際のサクの言葉が思わせぶりだったがゆえに(彼に自覚はない/笑)、無言で彼に蹴り入れてたり、サクが亜実さん(サクと宇崎の大学の先輩)に対しては下の名前で呼ぶことに、ちょっと拗ねてみたりね。
なお、サクは宇崎ちゃんのことは「宇崎」と呼んでます。宇崎はサクのことを「先輩」と。まあ、このふたりは高校時代(水泳部)からの先輩、後輩なんでね。
ともかく、そんなこんなで、この作品、読んでみると、微笑ましい作品です。
たしかに、宇崎ちゃんの乳はデカいです(笑)。その巨乳は作中でも、亜実に「兵器」などといわれてます(笑)。
でもね、
エロなんて、ほとんどない。あっても、ネタになってる、笑いが伴ってる。
――そんな作風ですよ。
これを読んで、「微笑ましい」と思えない奴は、心が腐ってる奴、心が病んでる奴でしょう。
もしくは、いままでの人生で一度も男から相手にされたことのない奴。
まあ、「作風のことをいってるのではなく、あんなにまで胸の大きい、性的ともいえるキャラクターを、そういうのを見たくない層(とくに女性)でも目に入ってしまう環境で云々」って理屈なんでしょうが・・・それにしたって、気にしすぎじゃねぇの?
それをいうなら、オレだって、twitter上でホモくせぇマンガの広告がウザいから、「この広告に興味がない」を何度もやってんのに、未だに表示されてウザい気持ちにさせられてるぜ。まさか、「男に対するハラスメントなど、存在しない」なんて、いうつもりはねぇよな?
まあ、それはともかく。
作品のほうに話を戻すと、サクと宇崎ちゃん、高校のころはさほど親しくもなかった感じなんですよね。ってか、宇崎があんな性格ではなかったような描写も。
大学で再会したとき、じつは人見知りする(?)宇崎が、「とりあえずは知っている人」であるサクを見つけて、安心感みたいなものを抱いたんですかね? それで、単独行動の多いサクを「相変わらず、誰に対してもとっつきにくいんだな」とばかりに、少しずつイジるようになり、それがいまの小悪魔ぶりやウザさにつながってる?
まあ、私の推測ですが。
ともかく、この作品はなかなかおすすめですよ。
そうそう、宇崎がサクの「ひとり映画」をバカにしてるシーンもあったけど・・・オレはサクの気持ち、わかるぞ(笑)。「いつ見に行くか」などを全部、自分で決めることができる。
もちろん、誰かと見に行くのもいいんだけど、サクのいうとおり、「ひとり映画は、大半の人が好きでやってる」もんです。
ボイスコミックっていうんですかね? 声優さんの演技付きの第一話を動画サイトかなんかで見ました。
宇崎ちゃんの人は知らない人です。サクは先代(?)甲児くんの人かな。
ふたりともキャラに合ってて、話もさらにおもしろくなってたんで、アニメ化されたら、是非とも続投でお願いします(笑)。