マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

宇崎ちゃんは遊びたい!

2019-11-30 22:57:40 | マンガ


はい、なにかと物議を醸し出したイラストです。

これは3巻の表紙でもありますね。

さて、この宇崎ちゃん、例のフェミさんの騒動で初めて知りましてね(twitterで)。「フェミって、大人気ねぇな・・・」なんて思ってたトコ、地元のTSUTAYAで単行本が置いてあってね。で、お試しコミックをチラッと読んでみたんですが・・・



このコマで、全3巻の購入を即断(笑)。

いやね、「からかい上手の高木さん」的なお話でしたね。
小悪魔な女の子が、気のある男の子にちょっかい出す、そのさまが微笑ましい、といった作品なんですよ。
ってか、例のフェミさんは読んだうえで、「セクハラだ!」なんだといってんですかね?
この宇崎ちゃん、





中身はめちゃめちゃ微笑ましいです。



まあ、宇崎ちゃん()はかなり意地悪ではあるんですが(笑)、子犬のように人懐っこくてね。また、ちょっと天然なトコもあって、その行動が絡まって、最後には彼女のほうが赤面させられることも(笑)。
さらには、お相手の先輩は他意なく、駆け引きなしで思わせぶりなトコがあるから(ってか、駆け引きできるような器用な男ではない)、「むしろ宇崎のほうが先輩にドキドキすることも」なんて描写もあってね。
ちなみに、先輩の苗字は桜井であり、彼にとっては数少ない友人といえる榊からは「サク」と呼ばれてるんで、以後はそれに倣います。
ってかね、宇崎ちゃんの場合、高木さんよりも相手に対する好意がはっきりしてる気がします。
サクが自分にラッキースケベかました直後は妙におとなしくなったり、猫カフェ行くのを誘ってきた際のサクの言葉が思わせぶりだったがゆえに(彼に自覚はない/笑)、無言で彼に蹴り入れてたり、サクが亜実さん(サクと宇崎の大学の先輩)に対しては下の名前で呼ぶことに、ちょっと拗ねてみたりね。
なお、サクは宇崎ちゃんのことは「宇崎」と呼んでます。宇崎はサクのことを「先輩」と。まあ、このふたりは高校時代(水泳部)からの先輩、後輩なんでね。
ともかく、そんなこんなで、この作品、読んでみると、微笑ましい作品です。
たしかに、宇崎ちゃんの乳はデカいです(笑)。その巨乳は作中でも、亜実に「兵器」などといわれてます(笑)。
でもね、





エロなんて、ほとんどない。あっても、ネタになってる、笑いが伴ってる。



――そんな作風ですよ。





これを読んで、「微笑ましい」と思えない奴は、心が腐ってる奴、心が病んでる奴でしょう。



もしくは、いままでの人生で一度も男から相手にされたことのない奴。
まあ、「作風のことをいってるのではなく、あんなにまで胸の大きい、性的ともいえるキャラクターを、そういうのを見たくない層(とくに女性)でも目に入ってしまう環境で云々」って理屈なんでしょうが・・・それにしたって、気にしすぎじゃねぇの?
それをいうなら、オレだって、twitter上でホモくせぇマンガの広告がウザいから、「この広告に興味がない」を何度もやってんのに、未だに表示されてウザい気持ちにさせられてるぜ。まさか、「男に対するハラスメントなど、存在しない」なんて、いうつもりはねぇよな?
まあ、それはともかく。
作品のほうに話を戻すと、サクと宇崎ちゃん、高校のころはさほど親しくもなかった感じなんですよね。ってか、宇崎があんな性格ではなかったような描写も。
大学で再会したとき、じつは人見知りする(?)宇崎が、「とりあえずは知っている人」であるサクを見つけて、安心感みたいなものを抱いたんですかね? それで、単独行動の多いサクを「相変わらず、誰に対してもとっつきにくいんだな」とばかりに、少しずつイジるようになり、それがいまの小悪魔ぶりやウザさにつながってる?
まあ、私の推測ですが。
ともかく、この作品はなかなかおすすめですよ。

そうそう、宇崎がサクの「ひとり映画」をバカにしてるシーンもあったけど・・・オレはサクの気持ち、わかるぞ(笑)。「いつ見に行くか」などを全部、自分で決めることができる。
もちろん、誰かと見に行くのもいいんだけど、サクのいうとおり、「ひとり映画は、大半の人が好きでやってる」もんです。

ボイスコミックっていうんですかね? 声優さんの演技付きの第一話を動画サイトかなんかで見ました。
宇崎ちゃんの人は知らない人です。サクは先代(?)甲児くんの人かな。
ふたりともキャラに合ってて、話もさらにおもしろくなってたんで、アニメ化されたら、是非とも続投でお願いします(笑)。
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WBSS決勝 井上尚弥vsノニド・ドネア

2019-11-09 23:17:16 | スポーツ
いや、ホントにいい試合でしたね。まあ、





尚弥が勝ったからいえるんでしょうが(笑)。



ともかく、「手に汗握る」というのは、こういうことをいうんでしょう。
ドネアもマジ、強いわ。あれで37歳よ。今日、ジムでトレーナーさんもいってたけど、まだチャンピオンになれるだろ(本人も引退は口にしてないし)。
でね、リアルタイムでも中継を見ることはできたけど、録画しといたのを見直してみたんですが――
まず、





尚弥が流血したトコなんて、初めて見たわ。



完全に、目の上が切れてたもんね。
ドネア得意の左フックによるものでしたよね。まあ、ストレート気味のフックにも見えたけど(ボクシング経験のある方ならわかると思うけど、自分としてはフックのつもりで撃ったものがストレートっぽい軌道になったり、逆にストレートがフック気味になったりすること、あるんですよね)。
ともかく、これが有効打だったから、もう一回、切れたらTKO負けになることも充分にあり得たんで、とくにその不安でドキドキしたかな。
尚弥もしばらくは右のガードを上げてたし。
また、中盤、尚弥としてはちょっと足にきてたっぽいね(それでも速いし、凄いけど)。
やっぱ、ここんトコの数試合は、序盤で決めてたせいかな?
じつはね、先週、ジムで年配の方(ボクシングファン歴がウン十年の人)と「尚弥vsドネア」の話をしたんですが、「序盤で決められれば尚弥だろうが、





ドネアがモハメド・アリの復帰戦のように、終盤まで力を温存し、尚弥に打たせて、その体力を削ったりしたら、どうなるか・・・



なんて、その人がいっててね。正直、その言葉が脳裏をよぎりました。
ですんで、終盤ではなく6ラウンドだったと思うけど、ドネアがラッシュかましてきたときは、正直、ヒヤヒヤでした。
まあ、その後はね、リアルタイムで見たときは引き続き、ドキドキだったものの、録画したものを見てる限りでは、尚弥の手数のほうが多い印象でしたね。
で、11ラウンド。





尚弥の左ボディが炸裂!



これで決まったと思ったなぁ。
ってか、尚弥が追撃しようとしたら、レフェリーが止めに入ったし(本来は、ここで終わってもおかしくなかった)、カウントも10までいってたよね(笑)。
今日、ジムで一緒に練習してた人も、「(結果として)勝ったからよかったもの
の・・・」みたいなこと、いってました(笑)。
まあ、そうであっても、尚弥のボディ食らったのに立ち上がって、判定に持ち込んだドネアは、やっぱ凄いけどね。ほかの選手であれば、たとえレフェリーがテンパッてても、そもそも戦意をなくして立ち上がれなかっただろうし。
ともあれ、判定勝ちではあっても、誰が見てもおかしくない形で、尚弥がWBSS(バンダム級)の優勝者に。
いや、ホント、いい試合でした。今後、尚弥がどんな動きを見せてくれるか、どんな試合を組み、どのように戦っていくか、非常に楽しみです。

じつは、トレーナーさんからもうちょっとツッコんだ話も(試合時における、尚弥の目の状況なんかも)聞いてたんだけど・・・まあ、一般会員のオレに話せるくらいだから、別に機密でもないんだろうけど、念のため、自重しときます(笑)。
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CITY HUNTER 新宿PRIVATE EYES(BD)

2019-11-03 18:30:08 | 映画
まあ、詳細な感想は↓を。

CITY HUNTER 新宿PRIVATE EYES

BDで改めて見ました。ここではちょっとだけ。
リョウは徒手空拳でも強いんだよな。ついでに海坊主も(笑)。
香は美人度がUPしてますね。いや、昔から美人でしたが。「男っぽいなんていわれてっけど、充分、美人だよな」なんて、当時、友達と語り合ったもんです(笑)
ゲストヒロインの亜衣ちゃんは、やっぱ「いまどきのヒロイン」ですよね、批判ではなく。これが原作中期のシティハンターのゲストなら、絶対、リョウに惚れてましたよ(ってか、原作初期のころなら、リョウと一晩くらいは・・・/笑)。
冴子さんと、今回の敵役である御国にさほど見せ場がなかったのは、やっぱ「お祭り」「同窓会」的なコンセプトも含まれていたためでしょうね、本作の制作の意図に。
とくに御国が小物にも見えたのは、そういう理由かと。これが「レギュラーシリーズ再開にあたっての敵役」ってことでしたら、戦闘向きなキャラであろうとなかろうと、もうちょっと見せ場作ったし、魅力的に描いたでしょうね。
BD付録の北条司(原作者)インタビューでは、「オールドファンからもご新規さんからも、とにかくわかりやすいストーリーで」「そして、尺の問題もあり、御国はあえて掘り下げなかった」と書いてあります(彼の掘り下げは、ノベライズ版に譲った、とも)。

で、これは上述の過去記事・「CITY HUNTER 新宿PRIVATE EYES」でも書いてるけど、戦闘ラストのこの演出!

再会したばかりの際は自分に好意を示していたはずの御国に銃を向けられる香。そんな彼女がゆっくりと体を傾けると、御国の視線の先には銃を構えるリョウの姿が。御国からは死角になってたわけですが――








この流れで、





♪愛よ消えないで、もう~ U Um~



もう、イントロの時点でニヤついちゃいました(笑)。こんなの反則ですよ(笑)。
それと、これは映像特典のノンクレジットエンディングから――







初期の相棒・槇村ありし日の、彼とリョウ、香の穏やかな日常と、直後の悲劇。



初期の(香が出てきてからもしばらくは)ハードボイルドに特化した作風も好きでしたね。
もちろん、香が相棒になった以降のコメディ(場合によってはラブコメ)路線も、好きですけどね。

ってわけで、新宿プライベートアイズでした。
どうでもいいが、リョウも昔はタバコ吸ってたよね。ノンクレジットエンディング(『GET WILD』)をリピートで視聴してんですが(笑)、この辺にも「歳月」というものを感じますね。

そうそう、フランスで制作された実写版の吹き替え、リョウは山ちゃん、香は沢城さんになるとかなんとか。オレはアリだと思うけどな。ふたりとも芸達者だし(沢城さんは冴子さんのほうが合うかもしれんけど、セクシー路線ばかりじゃつまらんし)。
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