マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

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氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

井上尚弥・拳四朗ダブル世界戦を見に行った

2017-12-31 18:09:11 | スポーツ

ってわけで、見に行きました。ボクシングを生で見るのは初めて。

会場は横浜文化体育館。



ここに行くのも初めて。

そんなわけで、簡単にレポを。まあ、「井上尚弥・拳四朗ダブル世界戦」とはいってますが、実際はほかの選手たちの試合もあります。
ここでは、ダイジェスト的に(ここに挙げた選手以外の試合もありました)。

井上三兄弟の末弟・井上浩樹の入場テーマが、





アニソンなのか、声優ソングなのか、とにかくその類の曲だったのに笑った(笑)。



ボクシングの試合会場で、アニメっぽい楽曲を耳にするとは思いませんでした(笑)。浩樹選手、アニメが好きらしいです。
で、井上兄弟の次男・井上拓真の試合。
ちょっと苦戦というか、倒しそこねちゃったというか・・・というより、対戦相手の益田健太郎選手が粘り強かった印象があるかな。
お次は、OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ。
清水聡
vsエドワート・マンシト。
この清水選手は、ボクサーにしては長身で華奢でね。相手が小柄(ってか、ボクサーは小柄な人が多い)だったんで、なんかやりづらそうにも見えたけど・・・多分、本人は慣れてるんだろうね。難なく処理、対応して、マンシトが頭から突っ込んで来たら、彼の背中にパンチを振り下したりね。
まあ、オレも体型的には似たようなタイプなんで、このときの清水選手の戦いぶり、ジムで参考にできるといいな。そして、体型が同タイプだから、勝手にシンパシー覚えて、ファンになっちゃいました(笑)。

ここからは世界戦。
まずは、拳四朗vsヒルベルト・ペドロサ。
この拳四朗、入場テーマが「YOUはSHOCK!」でね(笑)。
この日は神保彰という、著名なドラマーがゲストで生演奏してくれてたんですが、





シンセサイザー付きのドラムで、「YOUはSHOCK!」も生演奏! (笑)



いや、でも、ドラムプレイ、カッコよかったですよ。
試合のほうは、4Rで拳四朗がTKO勝ちしたんですが、直後のインタビューで、





「(4Rのラッシュは)北斗百烈拳です」



言ってたのに笑いました(笑)。
で、メインイベントの井上尚弥vsヨハン・ボワイヨ。
もうね、尚弥の勝ちっぷりは、試合運びは、





表現しようがない。



つえぇ・・・





まさにモンスター。



チャレンジャーのボワイヨだって、弱くはないのよ。それが最終R(3R)なんて、リング上で逃げ回ってたもん。
ボクシングってスポーツは、もちろん、スピードが物を言うんだけど、あくまで自分のパンチが届く範囲を保ちながらのアクションであり、また、それを奪い合うために駆け引きするものでもあると思うんですよ。
それが、背中越しにロープをつたい、リングをグルグルと・・・そのうえで、ラッキーパンチ狙い。こうなったら、もう試合にならないよね。
まあ、ご存知のとおり、案の定、尚弥のボディブロー一発で終了。
ちょっと話はそれるけど、この日はテレビ中継もあって、その尺の問題で、間に「4R制の試合」が入ったりもしたんですよ。
もちろん、その人たちもプロではあるんですが・・・こっちは互いに距離が取れずに、接近しすぎ、「おしくらまんじゅう」になっちゃっててね。
やっぱ、距離を取る、保つ、ってのは重要なんだな、と。闇雲に打ち合い(接近戦)すりゃいいってもんじゃないし、逆に距離を取り、動きすぎてもいけないんだなぁ。いやはや、難しい。
そういや、この「4R制の試合」、負けたほうがイケメンな選手で、オレの後ろの女性客が、最初はこの人を応援してたのに、敗戦が濃厚になってくると、「髪切れー!」なんて野次飛ばしてたのに、笑っちゃいました(その選手、ロン毛というほどではないが、ミディアムロングといった長さだったんで/笑)。女は冷たいよなぁ。イケメンに対してでさえ(笑)。
話を戻すと、もういまの階級で、尚弥に敵はおらんだろうね。本人も「バンタムに行きたい」言ってたし。
まあ、近いうちに、階級を変えることになるでしょうね。
しっかし、ホントに化物だわ、尚弥は(TKO奪ったボディも凄かったが、その前のラウンドのフックも半端なかった)。

中村アンや、リングガールのふたり、やっぱかわいいですね(笑)。
あと、フジの三宅アナ、具志堅用高なんかも確認できました。ってか、具志堅さんは、遠目から見ても一発でわかった(笑)。

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最近買ったマンガ(単行本)ひとくち評 2017年12月1日前後

2017-12-02 22:04:52 | マンガ
百姓貴族 5巻

まあ、ウチのブログでは、「荒川弘」のカテゴリに含めるべきですが、ほかのマンガと抱き合わせなので(笑)。
これ、10年やってんだね、連載。全然、気づかなかった(笑)。
「白い砂糖は漂白しているから、体に悪い」「デマだよ~。結晶化させて作ってるんで、白く見えるんだよ」ってのは、知らんかった。いや、いい年こいて、お恥ずかしい(笑)。
ハトのヒナを見て、「かわいい~」と、姪っ子たちが動画撮ってたら、親父さんが飼ってるにゃんこ(猫)召喚して、ヒナたちを食わせてね、

荒川「鳥獣保護法はどうなの?」





親父「オレはにゃんこを呼んだだけだよ?」



に笑った(笑)。
そんな親父さんも、自分の畑を荒らしたことのない狸の一家を誤って殺してしまったときは、「申し訳ないことをした」なんて言ってたらしいです。


夢で見たあの子のために 1巻

「僕だけがいない街」の作者さんの新作です。TSUTAYAの単行本コーナーで、この作品を目にするまでは、新連載やってることを知りませんでした(笑)。
やはりミステリーですよね。それも、この人らしく、「ちょっとだけファンタジー要素もあるミステリー」
ファンタジーいっても、魔法だとか超能力だとか、あるいは異世界といったものではなく、この作品でいえば、「双子だから痛みも共有することができる。さらには、どんな状況で、どんな相手から、兄なり弟なりが暴力を受けているかがわかる(その場で受けていないほうにも)」といった要素というか、設定です。ホントにそこだけです。前作も「タイムリープだけがファンタジーなミステリー」でしたからね。
この作者――三部けいさんは、いまのマンガ界で、ミステリー描かせたら右に出る者はいないんじゃないかな? 前作なんかも、真犯人は割かしすぐにわかったけど、「わかっていてもおもしろい」っつーかさ。
それと、この人の描く女の子、





絵柄は昭和のマンガっぽいし、肌の露出はほとんどないんだけど、妙にエロいんだよね(笑)。



今作のヒロインも前作同様、そんな感じです。
まあ、主人公は前作と異なり、ちょっとクールで、ワイルドな感じですけどね。
ともかく、続きが楽しみです。


江川と西本 7巻

伝説の伊東キャンプです。長嶋監督の狙いどおり、ここにきてようやく、江川も西本のことをライバル視するようになりました。これまで、西本が一方的にライバル視してたんですが。
これまた伝説の「江川と西本の“投げ込み合戦”」も描かれてましたね。っていうか、





ふたりとも、400球以上の投げ込みですよ。



どっちも、「相手がやめるまでやめられない」といった意地でね。
その後の野球界では考えられませんよね。そりゃ、山倉もブチギレる(笑)。
野手のほうもまさに地獄です。めっちゃ、シゴかれてます。
ってか、





この作者の絵、中畑清だけはやたら似てる(笑)。



ともかく、その中畑と篠塚が、あまりのシゴキにブチギレて、長嶋に「自分もランニングやってみろ」みたいなこと言い出すとはね。このふたりは長嶋派の中心、長嶋の忠臣ですよ、本来。
まあ、長嶋も43歳でありながら、同じメニューをやってみせましたけどね(これ、ただの走り込みとはわけが違いますよ)。
そんなこんなで、地獄の伊東キャンプは終了。非科学的で、理不尽だらけの猛特訓でしたが、その後の、安定した強さを誇った80年代前半のジャイアンツは、このキャンプを経験した連中が主力になったのもたしかなんですよね。
翌年は「ようやく上向いてきた」って感じでしたが、この二年後、巨人は日本一、江川は20勝、西本は18勝ですからね(当時は130試合制)。
ただ、このキャンプに定岡が参加してなかったのは意外でしたが、そのサダも期するものがあったようで、翌年以降、江川、西本ほどの数字は残せなかったものの、三本柱の一角として活躍することになります。
ちなみに、原辰徳はまだ大学生で、彼が巨人に入団したのは、この翌年です(前述の『日本一になった年』が、彼にとってのルーキーイヤー)。


BEGIN 3巻

「史村翔&池上遼一イズム全開」な作品です(笑)。
っつーか、池上遼一の画力が高すぎるがゆえに、女子高生と設定されているキャラですら、色気が半端ない(笑)。
主人公のひとりである神津が口にした「無傷じゃ、てめぇの生まれた国、守れねぇんだよ!」って言葉、現実もそうなりつつあるのは残念ですよね。
当時はまだ子供だったとはいえ、(少なくとも表向きは)平和で安定していた日本を知っている世代としては、「いまより全然、希望に溢れていた昭和50年代」というものを若い人たちにも味わわせてあげたかったかなぁ。いまより全然、不便でもあるんで、余計なお世話かな? (苦笑)
それはともかく、神津の公約である「40代以上を徴兵」、これは額面どおりなのかな?
ぶっちゃけ、40代以上なんて、白兵戦では物の役にも立たないぞ(笑)。まあ、殴り合いのケンカをやってきた人間も多い世代だから、若者たちより度胸はある、というか、覚悟を決めることはできるかもしれんけど、体がついていきません(笑)。
「いまの戦争に白兵戦はない」なんていわれるかもしれんけど、全くないことはないし、近代兵器扱うにしたって、体力、気力は必要なわけだし。
まあ、どんな展開にするか、楽しみですね。史村翔(武論尊)さんは、大風呂敷広げておいて、強引に畳んでくるのが魅力ですからね(いや、褒めてますよ/笑)。
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