マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

「KING SWING GALLERY」&「DECADE FROM NAKED」

2024-08-04 19:32:50 | 氷室京介

まずは「KING SWING GALLERY」から。
私は7/20の16:30のコースでした。
ギャルリー・パリという、関内にある美術館ですかね。氷室はよく横浜でライブやイベントをやってくれる(やってくれた)から、横浜ベイベーとしてはうれしい。その割に、彼の中では「横浜アリーナ(新横浜)は東京」でしたが(笑)。
展示に関しては、歴代のアルバムやシングルのジャケ写、ステージを縮小して模したセット、bho、COH、BORDERLESSのステージ衣装などがありました。
「縮小ステージ」は、この記事のトップの画像です。
また、氷室の「作詞ノート」も飾ってあってね。BOØWYのころの「MEMORY」「季節が君だけを変える」の歌詞が書いてありましたね。リリース版とは微妙に表現が違ってて、何気に貴重だったかも。
インタビューに答える氷室の肉声も流れてましたね。
ソロデビュー・シングル「ANGEL」のデモテープをダメ元でチャーリー・セクストンに送って、ギターアレンジを頼んでみたら、意外にもOKしてくれたエピソードや、「初期はライブでやる曲がなくて、BOØWYのナンバーも」「その反動で、しばらくはソロのナンバーしかやらなくなった(原則として)」なんて話もありましたね。
チャーリーが参加した「KING OF ROCK SHOW」の最終日の「ANGEL」、やっぱカッコよかったもんなぁ。それと、bhoまではたしかに、BOØWYの曲はほとんどやんなかったもんですよね。
そういえば、ギターも飾ってありましたね。
また、PVも流れてましたが、





「waltz」の孤独感は逆にカッコいい(笑)。



なんか、哀愁があるんだよね。ヒムロックの「孤独」には。
ほかにはこんな展示も。


会場の入口にありましたね。手突っ込むのを忘れてました(笑)。

続きまして、「DECADE FROM NAKED」。こちらは7/21です。オレは14:00のコース。
関内ホールは、何気に初めてでした。
内容としては、ヒムロックのフィルムライブ(コンサート)です。10年前の横浜スタジアム・ライブでした。
当時、会場で見てたこともあって、「横浜市の花火大会と重なったんだよな」「雷も凄かったな」「コンコースに避難したな」なんて記憶が。
ちなみに、そんときのことはこちらで(↓)。

KYOSUKE HIMURO 25th Anniversary TOUR GREATEST ANTHOLOGY ―NAKED― 横浜2014.7.19

話を戻すと、前日に氷室が肋を折ってたこともあり、やっぱラストの「ANGEL」は苦しそうでしたね。





それが逆に闘志のようなオーラに繋がって、たまらなくカッコよかった(やってる本人は大変だったでしょうが)



当日、1階席の人らは盛り上がってましたね。1階席は「立ち見OK」だったこともあって、「ライブさながら」でした。私は2階席、着席を指定された場所でしたが、何度か(つられて)立ち上がりそうになったもんです(笑)。

そんなわけで、氷室京介のイベントのレポでした。
画像は、開始前のスクリーンに映し出されたもの。



これを写すために、1階席まで下りていきました(笑)。
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氷室京介・QED(Quod Erat Demonstrandum)

2024-03-02 21:49:47 | 氷室京介

氷室京介のBD-BOXです。とりあえず、bhoから。
「beat haze odyssey」ツアーの横浜アリーナ公演です。「オレはおまえの兄貴じゃねぇ」って、このライブだったのね(笑)。
この頃のヒムロックは声も出てるし、アクションもキレキレだし・・・ONSからこの頃が、ライブパフォーマンスとしての全盛期かもしれません。
スティーブ始め、バンドメンバーもカッコいいですね。全員のプレイぶり、ビート系もバラードやミディアム系も、どれをとっても圧巻。
「SLEEPLESS NIGHT」、やっぱかっけぇよな。イントロのスティーブによるギターとホッピーさんによるキーボードからして、かっけぇ(笑)。2度目の視聴はこれを書きながらなんですが、手を止めて見入っちゃったもん(笑)。






この辺のアクションも、めちゃめちゃカッコいい。

「LOST WEEKEND」は、やはりスティーブが映える。「この曲のメインギターは彼に限る」というか。「NATIVE STRANGER」「DRIVE」はDAITAやYTでも、それぞれの味があるけど、「LOST WEEKEND」はやっぱスティーブでしょうね。
「幻想と真実」も、ライブでやったんだね。そして、何気にカッコいい「HYSTERIA」! 氷室の曲でサックス使うのは珍しいかもね。「RE-BORN」や「PLESURE SKIN」のホーンはSEであって、生演奏ではなかったし(あれ? 『RE-BORN』はサックスだけ、大島さん辺りがプレイしてたかな?)。
「BELIEVE」などのバラード系は、氷室のたしかな歌唱力が楽しめますね。ただ、「BELIEVE」はスタジオ盤――アルバム「MELLOW」のアレンジでやってほしかった気も(笑)。このときのバージョンも好きだけどね。
「GIRLS BE GLAMOROUS」は、2回やったんだね。1回目のときもそうだったけど、





氷室とスティーブは音楽、ライブを楽しんでるよなぁ。



いや、ほかのメンバーも楽しんでるけどさ(笑)、このふたりは「とくに」ね。やっぱ、氷室とスティーブは華がある。
「幻想と真実」から「GIRLS BE GLAMOROUS」にかけては、レアなんじゃないかな、いまとなっては。

この頃の氷室はまだBOφWYやソロ初期の、若々しい声とそう変わってないかもね。歌声も喋ってる時の声も。
で、まだちょっとヤバい匂いやヤンチャなオーラも漂わせてた頃でさ。このライブは丁度、ネットが普及した頃のもので、氷室が「インターネットやってる奴は、どれくらいいる?」って、客席に聞いてね。その直後の、





「公式ページのBBSで、『今回のツアーのセットリストが、ONSと大差ない』みたいな意見があったりして」



といった発言の瞬間、直前まで盛り上がってた客席が静まり返って(笑)。まだ眼光鋭い頃の氷室に、そんなこと言われたらね(笑)。
で、前述の「おまえの兄貴じゃないぞ。オレはタメだぞ」発言と、「『再結成しないんですか?』って意見が多かったりするんだけど――」





「(ソロになってから)10何年になるけど、『昔のファンのほうが熱くてよかったな』なんて思うこと、一度もないんだよね」


「それ、答えになってるよな」




といった趣旨のMCが。氷室ファンの中に、「BOφWY再結成」を望む声がまだ多かった最後の時代、最後の時期なんでしょうね。bhoの頃は。ライブのHTH、アルバムFTW辺りから、「再結成はないわな」というのが支配的な雰囲気になったような気がします
少なくとも、オレ自身はそうでしたね。それまでは、「再結成を望みはしないけど、あったらあったで、見てみたい」って感じだったかな。それがHTH辺りから、「まあ、ないよな」「ってか、再結成する必要ないかな」って感じになってましたかね。
ってかね、氷室の活動を長年、追いかけてれば、その辺のことは何となくわかってくると思う。
1stアルバムのFFAは「BOφWYっぽい」いわれてもしょうがない部分もあるけど、2ndの「NEO FASIO」からは、試行錯誤の連続でしたもんね、ヒムロック。アルバムSTFも没にしたかった、みたいなこといってたし(このライブのキーボード・ホッピー神山がアレンジを直してくれて、ようやく日の目を見ることができたそうです)。
それが、シングルでいえばNATIVE、アルバムなら「I・DE・A」、ライブはONS辺りから(すなわち、97~98年頃)、「ソロアーティスト・氷室京介の音楽性」というものが確立して、それは明らかにBOφWYとは異なるものだった(いや、その後も、BOφWYっぽい曲もなくはなかったけど/笑)。
オレもその頃から、BOφWYより氷室ソロのほうが好きになってたからね。

で、bho(映像)のほうに話を戻すと――。
アンコールは、サマゲ→「SHAKE THE FAKE」で〆。サマゲとSTFは、曲順が逆でもよかったかも。
それにしても、ホントにいいライブですよね。どこをどう取っても、カッコいい。
このライブ盤CD、出してくれませんかね(笑)。絶対、買いますよ。BDは時間ないと楽しめないけど、CDならウォークマンに落としておけばね。

ほかのディスクのこともちょっとだけ。
まずは1枚目。
STF(94,5年の東京ドーム)辺りから、ツインギターだったんだ。「KING OF ROCK SHOW」のチャーリーはゲストなので、ノーカンとして。
それと、「火遊び」発言も収録してくれたんだね(笑)。
で、「Birth Of Lovers」(2枚目)
この頃にBOφWYのナンバーやるの、珍しかったんじゃない? ハイウェイはともかく、イメダンであっても。
それはそうと、若い頃の氷室はやっぱ男前だね(笑)。
ステージングも、とくに「LOVE & GAME」がカッコよかったな。
4枚目、5枚目は、ラスギグのダイジェストと、リハーサルの様子など。
4枚目が大阪、名古屋、福岡の、5枚目は東京ドーム初日の映像ですね。
ってか、ヒムロック、ホントに「DREAMIN’」が好きだな(笑)。それとも、歌いやすいのかな?
前にも書いたけど、「MISS  MYSTERY LADY」は大好きな曲だったんで、このラスギグでやってくれたときはうれしかったな。また、「LOVER’S DAY」も、こちらは過去のライブで何度か見ることはできたけど、それでも「大好きな曲なんで、うれしかった曲」ですね。
「The Sun Also Rises」なんかはね、氷室の歌唱力が圧巻ですよね。

そんなわけで、氷室のBD-BOX「QED」のレビューでした。
どうでもいいけど、




グラサン姿の氷室、意外と貴重かも。

「ステージ上では」「ライブにおいては」ね。
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楽曲・いまの気分のトップ5 ――氷室京介誕生祭(?)――

2023-10-07 21:13:42 | 氷室京介


氷室京介さん、誕生日おめでとうございます!



まあ、たまたま氷室の誕生日に当たったんでね。ちょっとやってみました。
あくまで、





いまの気分です。



っつーか、氷室の曲はどれも好きなんで、厳密にトップ5なりトップ10なりなんて、決めることはできません(笑)。
また、彼の曲は「速い曲、もしくは激しい曲」もあれば、「スローバラードやミディアムテンポな曲」まであるんで、ビート系、バラード系、ミディアム系で、それぞれのトップ5を挙げる形にしてみました。
その辺はご了承ください(笑)。

ビート系

1.ANGEL
2.NATIVE STRANGER
3.SUMMER GAME
4.Rock’n’Roll Suicide
5.IN THE NUDE -EVEN NOT THE MOOD-

ANGELはシングルverですね。FFAのバージョンや、2003も好きだけど、やっぱシングルのANGELですね。
ライブの「シングルと2003の折衷」みたいなアレンジも好きだけどね。ただ、歌詞は「臆病なオレを見つめなよANGEL」のほうが好きかな。「自分の弱い部分、臆病な面に対する反抗」って感じがして、よりロックな気がします(オラついてた人間にだって、弱い部分もあるんですよ)。
NATIVEは、この曲とアルバム「I・DE・A」は、「ヒムロック・中興の祖」って感じがしてます(まあ、詳細なことは別の機会に譲りますが)。やっぱり、盛り上がりますね、個人的には。
サマゲも、なんか好きなんですよね、昔から。サザン以来、サマーソングは腐るほどあるけど、オレの中でのそれは、この曲です(笑)。
「Rock’n’Roll Suicide」とITNは、気分によって入れ替わるかな。
ほかにもたくさん、好きな曲はあるんですけどね。「LOVE & GAME」「SEX & CLASH & ROCK'N'ROLL」「SHADOW BOXER」「MAXIMUM100の憂鬱」「STAY」「LOST WEEKEND」「DRIVE」「GONNA BE ROGUE?」「Girls Be Glamorous」「PARACHUTE」などなど。
とりあえずは、こんな感じですかね。

バラード系

1.LOVER'S DAY
2.FOLLOW THE WIND
3.The Sun Also Rises
4.炎の化石
5.DISTANCE

バラード系はね、ホントはトップ10にしたかったくらい(笑)。それくらい、氷室ソロはバラードのほうに名曲が多いですよね。
「VELVET ROSE」「TRUE BELIEVER」「魂を抱いてくれ」「MIDNIGHT EVE」「堕天使」「永遠」「Believe」「ダイヤモンド・ダスト」「HARVEST」「STAND ALONE」「REVOLVER」などなど。
「DON’T SAY GOOD BYE」は、シングル(カップリング)verが好きですね。
また、バラードとしていいのかはわからんけど、「DEAR ALGERNON」「LOST IN THE DARKNESS」「MISSING PIECE」なんかもいいですよね。とくに「DEAR ALGERNON」は、年取ると沁みる(笑)。
「LOVER'S DAY」はやっぱ、シングル(カップリング)verですね。ベスト盤の「COH」に入ってるやつね。
FTWはね、氷室さん自身が3年くらいブランクあって、その空白期間開けなんですよね。ライブの「COH」で初めて聴いたとき、鳥肌立ちましたよ。「まだこんな名曲を書けるんだ」といった具合に。
ライブでもう一回、聴きたかったなぁ。
「The Sun Also Rises」は、現時点では「ヒムロック最新曲」ですよね。それもなくはないけど、純粋に名曲だと思ってます。
「炎の化石」も大好きで、未だに聴く回数が多い曲です。FF7は「COLLING」や「SAFE AND SOUND」よりも、この曲のほうが合ってる! (笑)
「DISTANCE」は、なんつーか、ハードボイルドな感じがして、妙に好きですね。
バラードなのにギターが主張しまくりなトコも。まあ、氷室のバラードって、大抵はそんな感じだけど、「ギターが目立ちながらも、やはりキーボードやピアノが」って曲のほうが多いとは思うんですよ。この曲は「(サウンド面においては)ギターで聴かせるバラード」っていうか、「ロック・バラード」してるトコが好きですね。

ミディアム系

1.IGNITION
2.NORTH OF EDEN
3.STRANGER
4.YOU’RE THE RIGHT
5.Traumatic Erotics

ある意味、ミディアム系こそ、ヒムロックの真骨頂かもしれません。前述のバラード系も、ミディアムなのが多いし。
「IGNITION」は、大人の応援ソングって、気がしてます。個人的には。
「なにをやってもうまくいかず、藻掻いている」といった不器用者に対して、「でも、おまえさんのその藻掻きは、必ず何らかに繋がるんだぜ」「無駄には終わらないよ」と言ってくれている気がして。
サウンドも、ミディアムだけどギターが(さりげなく)主張してて、そういうトコも好き。
「NORTH OF EDEN」「YOU’RE THE RIGHT」は、バラード系とすべきだったかな? (笑)
まあ、ともかく、前者は「DISTANCE」とは違った意味でハードボイルド、というか。まあ、「藁の盾」のために書き下ろした曲ですからね。書き下ろしたんだか、同映画のイメージに寄せていったのか・・・?
「YOU’RE THE RIGHT」は、ミディアム系とするには旋律が奇麗すぎるかもしれませんね、たしかに(笑)。でも、こういう「未練タラタラ系」も、氷室の魅力ですよね。
「LOVER'S DAY」も「DON’T SAY GOOD BYE」も、FTWだってそういう印象だし。ってか、BOφWYのころの「CLOUDY HEART」から(笑)。
氷室のようなカリスマ、イケメンだからこそ、「未練」が逆に映えるんでしょうね。
「STRANGER」は「IGNITION」同様、「不器用者への応援ソング」なんだろうけど、こっちは「(当時の)青少年向け」って感じですよね。当時、青少年だった私も沁みましたし、いまでも好きな曲です(笑)。
「Traumatic Erotics」は、最初はそうでもなかったんですよ(笑)。それがなぜか、聴いてるうちに好きになってた、って感じで。ヒムロックの「ちょっとおどけたヴォーカル」が、妙にお気に入り(笑)。
ほかにはね、「MISTY」「BREATHLESS」「SHAKE THE FAKE」「HYSTERIA」「PLEASURE SKIN」「RE-BORN」「Silent Blue」「SACRIFICE」なんかも好きですね。

ってわけで、トップ5を考えてみました。
最初に「そのときの気分次第で替わる」みたいなことをいいましたが、ビート系とミディアム系のトップ3は不動かもしれません(笑)。バラード系は、変動あるかもしれませんが。
まあ、とりあえず、いまの気分としてはそんな感じです。

で、「QED」。本日、情報開示と予約開始が、同時にネット上でね。





「bhoツアー」の映像化は、素直にうれしいですね。



このころは、ライブパフォーマンスという意味では、ヒムロックの全盛期じゃないかな? ファンイベントで数曲、見せてくれた限りでは。
ただね・・・





たけぇよ(笑)。



まあ、それほどの価値はあると思うから、しょうがないんでしょうが。
その分、楽しませてもらいます! (笑)

はい、ここからは追記(2023.12.2)です。
上で挙げた曲で、「マイ・ベスト」を作るとしたら、曲順はこんな感じですかね。

1.ANGEL
2.SUMMER GAME
3.YOU’RE THE RIGHT
4.FOLLOW THE WIND
5.炎の化石
6.LOVER'S DAY
7.NATIVE STRANGER
8.DISTANCE
9.Rock’n’Roll Suicide
10.IGNITION
11.STRANGER
12.NORTH OF EDEN
13.Traumatic Erotics
14.IN THE NUDE -EVEN NOT THE MOOD-
15.The Sun Also Rises

1.2.8.15.は、すぐにイメージできました(笑)。
まあ、OPナンバーは、どう考えたってANGELですよね。この曲と直後のサマゲで、疾走感を出しておいてね。そのうえで、メロディアスな曲やバラードのオンパレード。
7曲目のNATIVEで一度、ビート系に戻しておいて、「折り返し」はDISTANCE。「折り返しにバラード」ってのは、大抵のミュージシャン(バンド)が、CDアルバムにおいて、そのように配置することが多かったんでね。って、最近のミュージシャンも、そういう曲順にしてんのかな? CDだろうと、配信だろうと。
後半のスタートは、ゴリゴリのギターサウンドである「Rock’n’Roll Suicide」。当初はIGNITIONをこの曲順にしようかと思ったんですが、3曲目以降、「歌詞が湿っぽかったり、世界観が暗かったり」といった曲が続いてるんで、ここらで一発、カッコいい曲を(笑)。
で、IGNITIONからしばらくはミディアム系で攻めて、ビート系最後はITN。
ラストナンバーはやはり「The Sun Also Rises」。現時点では、ヒムロック最後のオリジナルナンバーで(Actuallyは、B'z松本さんのソロアルバムの曲なんでね)、「壮大な曲調」と「応援ソング的な歌詞」がブレンドされたような名バラードで締める、と。

今回の追記部分である「曲順」についても、やはり「そのときの気分」によるものかもしれませんが(笑)、こんな感じで。
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Film GiG “EMBRACE THE SOUL”

2023-07-22 20:36:57 | 氷室京介

Zeppダイバーシティで開催された氷室京介のソロデビュー35周年イベントです。まあ、タイトルにあるとおり、「フィルム・ギグ(ライブ)」です。
開場の少し前に入って、グッズ売場にいってみましたが、ほぼ売り切れでしたね。めぼしいものはなかった。

開場後、入口にはこんな映像(静止画ですが)や、花輪が。GLAYは律儀ですよね(笑)。







で、客席に。1階のF列で、最も端(入口側)の席というね、スクリーンに近いうえに、持病としてトイレが近い私には最良の席でした。ありがたいことです。
結果として、一度もトイレに立たずに済みましたが。
スクリーンのほうには、こんな映像が――



あれ、これは終演後の映像かな? (笑)

ともかく、これだけでもカッコいいですよね。

ライブ映像のほうはですね、まずOPが2曲続けてラップ(あり)曲というのに、少しびっくりしましたね。「VIRUS」「Weekend Shuffule」でした。いや、どちらか1曲がOPというのは、あり得そうな話ですが。
3曲目が「NATIVE STRANGER」だったかな。





NATIVEはやっぱ、生のライブで見たい、聴きたいなぁ。



この曲は大好物なんでね(いや、ほかの曲も好きですよ/笑)。
その次の曲も大好物です。





「YOU’RE THE RIGHT」は染みたね(笑)。



この曲も、何遍も聴いてるはずなのに、グッと来るものがありました。やっぱ氷室の歌唱力、表現力のせいでしょうか。
この辺の映像は2006年辺りのものですかね。ドラムが真矢だったし。
若いころの、「KING OF ROCK SHOW」や「NEO FASIO」のツアーのころの映像はね、後者のほうかな? こんなにピッチリとしたレザーパンツ履いてる氷室、久しぶりに見たエロい、エロい/笑)。まあ、あまりのピッチリぶりに、デーモン閣下を思い出したが(笑)。
ともかく、やっぱビジュアル的にはね、



若いころの氷室は、めちゃめちゃカッコいいですよね。

いまもカッコいいけどさ。
ただ、氷室の全盛期――ライプパフォーマンスという意味でのそれは、やっぱONSやbho(ツアー)辺りだと思うんですよ。今回、それらの映像がほとんどなかったのは、ちょっと残念でしたね。
ですんで、スティーブのプレイなんか、ほとんど見られなかったもん。「魂を抱いてくれ」の前半がONSの映像だったんですが、そこのみでしたよね。同曲の後半は近年のライブ映像に差し替わっちゃったし。
ONS等はすっ飛ばして、「~ IN THE MOOD SPECIAL ~」の映像になったのかな? こんときの「IN THE NUDE」、カッコいいですよね。
50×50の横浜アリーナはね、自分がいったライブで最もよかったんで、流してくれて感謝。
その辺のことは、こちらで書いてますんで、よろしければ。↓

「KYOSUKE HIMURO TOUR 2010-11 "B"ORDERLESS “50×50 ROCK’N’ROLL SUICIDE”」・横浜アリーナ

ラストはサマゲ、(前述の)「魂を抱いてくれ」「ANGEL」でしたね。
サマゲはね、オレにとっての「No1.サマーソング」。「夏といって、思い浮かべる歌は?」いわれたら、この曲です。古くはサザンとかチューブから、今に至るまで、様々なサマーソングがあるんだろうけど(笑)。次点でプリプリの「世界でいちばん暑い夏」。歳がバレますね(笑)。
ANGELは2003、ラスギグの映像でしたね。歌詞については、無印の「♪臆病なオレを見つめなよ、ANGEL~」のほうが好きではありますが。
あれ? このあとに「DEAR ALGERNON」だったっけ? 氷室が珍しくギターの弾き語りを見せてくれたやつ。
「ステージアクションありきの、マイク片手のヴォーカリスト」である、いうなれば「ミック・ジャガーのスタイル」(音楽性は全然違うけどね)であるヒムロックが、ステージ上で楽器弾くのって、貴重な映像なんだよね。オレが生で見ることができたのは、JMOツアー。さいたまスーパーアリーナで、「魂を抱いてくれ」と「DEAR ALGERNON」だったかな? 同ツアーの横浜アリーナでは「RAINY BLUE」の弾き語りも見ることができました。
やっぱりヒムロックは「マイク片手のヴォーカリスト」であってほしいけど、稀に見せてくれる弾き語りもカッコいいですよね。「BHO」の「Believe」なんかも、映像で見るだけでもよかったし。

で、最後にね、スクリーンに、

「速報!」

「35周年記念・ライブ映像作品化!」






「詳細は次号会報」



で、笑いが起こりましたね(笑)。最初は「おお~」って声が上がったんですが。
あれですかね? 「今回、スティーブの映像がほとんどなかった」「BHOの映像は(多分)なかった」ってことで、「BHO映像化」とか・・・期待しすぎ? (笑)

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KYOSUKE HIMURO GIG at TOKYO DOME “We Are Down But Never Give Up!!” ――氷室京介・東京ドームライブ――

2023-02-18 21:02:35 | 氷室京介
以前、テキストサイトでUPしてた、氷室のライブ・レポの再UPです。
軽く推敲、加筆修正はやっているとはいえ、10年以上前に書いた記事がベースですんで、いろいろとご容赦を(笑)。
ちなみに、初出は2011年7月2日です――。

2011年6月11日及び12日、氷室京介による東日本大震災復興チャリティライブが東京ドームで開催されました。
収益は必要経費以外、全額寄付されます。この寄付金をより多く集めることを目的に、氷室さん自身が、





「全編BOφWY曲」



というコンセプトを打ち出し、実行されました。
当初は(予想できるはずもないので当然だが)震災とは関係なく、コンセプトも別の形――「BVH」同様、「ソロ曲とBOφWY曲の混成」という形で企画されていたのですが、震災の影響でライブ自体が一度、中止になりました。
それが、「少しでも被災者の役に立ちたい」「被災者及び被災地を援助したい」といった氷室さん自身の強い希望が入り、「そのためにはより多くの集金も必要になるだろう」という観点から、より多くの集客が見込める「全編BOφWY曲」という内容に変更したうえで、ドームライブという企画を復活させたのが、簡単な経緯ですかね。





やっぱヒムロックは立派だ! (笑)



いや、なんかふざけた言い方かもしれんけど、素直にそう思ってます(笑)。

まあ、そんなわけで、まずは恒例のセットリストから――

(6/11、12いずれも)

1.DREAMIN’
2.BLUE VACATION
3.ROUGE OF GRAY
4.ハイウェイに乗る前に
5.BABY ACTION
6.JUSTY
7.WELCOME TO THE TWILIGHT
8.BAD FEELING
9.“16”
10.LONGER THAN FOREVER
11.MEMORY
12.B・E・L・I・E・V・E
13.季節が君だけを変える
14.B・BLUE
15.MARIONETTE
16.PLASTIC BOMB
17.DOWNTOWN SHUFFLE
18.BEAT SWEET
19.RENDEZ-VOUS
20.ONLY YOU
21.IMAGE DOWN

UN

22.ON MY BEAT
23.ホンキー・トンキー・クレイジー
24.NO.NEW YORK

で、肝心のライブレポ。
もうね、開始早々、地響きがすごい! (笑)
地面の奥底から揺れてる感じがしたもん。
バンドメンバーが登場した辺りから氷室登場まで、その地響きが腹の内側から体の芯を通って、瞬時に全身へ伝わっていった感じ。もう、その震えだけで燃えてきたもん(笑)。
で、OPナンバーは「DREAMIN’」。正直、「LIAR GIRL」を期待してたんだが・・・(笑)。
まあ、でも、初っ端からめちゃめちゃ盛り上がりましたけどね。
で、ブルバケ、「ROUGE OF GRAY」と来て、ハイウェイ。これは氷室作曲だけあって、ソロのライブでも何回もやってきたんだけど、この曲辺りからボルテージがさらに上がった印象(とくに初日)。イントロ部分の「氷室シャウト」は、客も大合唱でした(笑)。
その次にきたのは「BABY ACTION」。
あ、そうそう、セットリストで太字になっているのは、「オレにとって、生(ライブ)で聴くのは初めてな楽曲」ね
この「BABY ACTION」もそれに該当するんで、すっごいうれしかったです。もうイントロのギターでニヤリとなってましたよ(笑)。
そして、これもイントロのリフで驚かされました。「BAD FEELING」!
ってか、この曲ははっきりいって、「布袋の曲」といっていい曲だと思うんで、かなりのサプライズでした。まさかこれをやるとはなぁ・・・。
で、ちょっと前後するけど、「WELCOME TO THE TWILIGHT」「B・E・L・I・E・V・E」といったバラード系と、やはりメロディアスな「MEMORY」。この辺は今回、なんか妙に沁みました。
「仕方ないね、幸せ気づかず、困らせてた」「拗ねるのは、もう終わりさ」――いや、まあ、ある程度生きてれば、誰しも(それぞれ形は異なるでしょうが)この辺の歌詞が当てはまる経験、思い当たる節はありますよね~。
それと「B・E・L・I・E・V・E」の、大島さんによるサックスが、なんか妙に・・・以前も同氏によるサックスプレイ、目の当たりにしてんですけど、今回はとくにね。
ただ、「MEMORY」はちょっとだけ残念なトコが・・・
「♪もう誰も、もうなにも、傷つかなくていい、ただひとり消えればいい~」のあと、フレーズとして3パターンあって、「♪終わらない、Good Night Kiss、She lives in my memory~」「♪なにも知らない、笑顔のフォトグラフ、She lives in my memory~」「♪いわなかった、I miss you、She lives in my memory~」って感じでね。
これ、いずれもヒムロックのセンスのよさを垣間見ることができるんだけどさ、個人的にはふたつ目の「なにも知らない、笑顔のフォトグラフ」が大好きでね。このフレーズ、情景が頭に浮かんできますよね。初めて聴いた中3のころから、それを思い浮かべて妙におセンチな気分になってたもん(笑)。
それがね、この両日はヒムロック、歌詞を変えてたのか、あるいは間違えてたのか、そのフレーズ歌ってくれなくってね。たしか「終わらない、Good Night Kiss」を2回続けて歌っててね。これは、オレ的には残念だったかな。

ここで箸休めというか、ちょっと曲から離れてみたいと思います。
えーとね、これはもしかしたら賛否両論かもしれないけど・・・アンコール前のウェーブ、楽しかったです(笑)。
いや、これ、やってる最中は、会場の全員が楽しんでやってたような気がしたんですが・・・渋々やってた奴もいたみたいね。
それと、ヒムロックのMCについて。
いや、音響に不具合でもあったのか、正直、氷室の言葉、あまり聞き取れませんでした。「Hello、東京ドーム! 今日はおまえらが主役だぜ~!」も、後半の言葉がなにいってんのかわからんかったのが、後日、「NEWS ZERO」を見てようやく把握できたくらい(笑)。
まあ、それはそうと、印象に残ってんのが、この3つ――
まず、氷室がキーボード(&サックス)の大島のことを「ルパンに出てくる石川五右衛門みたいだよね。『またつまらぬものを斬ってしまった』とか言い出しそうで」なんていってたのが(笑)。ヒムロックも、かつてはアニメ見てたのね。
で、お次は、「ホントはオレのほうがみんなに元気をあげる趣旨だったのに、オレのほうがみんなから元気もらっちゃったな」――これは2日目の言葉だったんですが、たしかにヒムロックもバンドメンバーも、1日目より楽しそうでした。
とくにホンキーのときなんか、もしかしたら、ステージ上のほぼ全員が跳ねてたんじゃないかな? ドラムの永井さんは、跳ねようがありませんが(笑)。
まあ、3つ目は“16”のときのMCなんですが・・・これは後述します。

で、再び曲やステージング、プレイぶりをメインとした話題に戻します。
「BEAT SWEET」のキーボードアレンジはカッコいいやね。原曲にはなかったしね。
イメダンとホンキーは、客煽りすぎ(笑)。いつまで歌わせんだよ。もう、喉がいてぇいてぇ(笑)。
で、今回最大のサプライズであろう“16”。
これ、シングル(ホンキー・トンキー・クレイジー)のカップリングでね。オリジナルアルバムには入ってないんですよ。解散後1年してリリースされたシングルコレクションのみの収録。
ってか、ライブでもやってなかっただろ? ソロでは一度もやってなかったと思うし、BOφWY時代もほとんどやんなかったのでは? 作詞はもちろん、作曲も氷室だから、ソロでやっててもよさそうなもんではあるんですが。
で、これは2日目だったと思うんですが、プレイ前に、





「この曲は二十歳のころ書いたんだけど、いまじゃ、16(SIXTEEN)より60(SIXTY)に近くなっちゃって・・・」



なんて、ヒムロックがかましてくれてね(笑)。これ、笑ったなぁ。
50になってもカッコいいヒムロックは、ジョークも小粋です(笑)。

そんなこんなで、総括に入ろうかと。
とりあえず、“16”、ホンキー、「BAD  FEELING」辺りがサプライズといえるかな? それ以外はBVH以来、プレイしてくれてましたからね。
これら(サプライズもそれ以外もね)ももちろん、うれしかったし、めちゃめちゃ楽しかった。たださ、正直、こういった曲を期待しちゃってたんだが・・・

黒のラプソディ
唇にジェラシー
わがままジュリエット
ミス・ミステリー・レディ(Miss Mystery Lady)
DON’T ASK ME
NOISE LIMMITER
LIAR GIRL
GIGOLO & GIGOLET
PSYCHOPATH
CELLULOID DOLL
FANTASTIC STORY
CLOUDY HEART


「LIAR GIRL」「GIGOLO & GIGOLET」以外は、すべて氷室作曲作品。
いや、今回は氷室曲も結構やってくれると勝手に期待してたんですが・・・結局、「ハイウェイ」「“16”」の2曲だけでしたもんね。
「LIAR GIRL」「GIGOLO & GIGOLET」はね・・・私にとって、BOφWY原体験のアルバムは「PSYCHOPATH」で、これらはその収録曲でしたので。同じく「PSYCHOPATH」収録の「RENDEZ-VOUS」や「PLASTIC BOMB」があれだけ盛り上がったこともあってね。
それと、これらも「PSYCHOPATH」収録曲なんですが、「PSYCHOPATH」「CELLULOID DOLL」「FANTASTIC STORY」はぜひとも聴きたかった・・・まあ、実現性が低いのはわかってたけどさ(笑)。
ってか、「CELLULOID DOLL」「FANTASTIC STORY」は、BOφWY時代も(ライブでは)やんなかったようですが。
で、こちらはソロでも何度かやってる「わがままジュリエット」と「CLOUDY HEART」(両方ともB0φWYのverね)。
そのくせ、オレはこの2曲に縁がないのか、一度もライブでは聴いたことなく(※)、今回も・・・。聴きたいんだけどなぁ・・・。
あと、これはソロ曲なんだけど、「IF YOU WANT」は生演奏ではやらず。
元々、「NEWS ZERO」のエンディング曲をオファーされ、それを受けてヒムロックが書いた曲なんですが、震災があり、被災者、被災地への慰問の意味も込めた歌詞に書き替えたという経緯(いきさつ)がありましてね。
ですんで、「あるいは、イレギュラー的に、この曲だけはプレイするかも・・・?」なんて、ちょっと期待してたんですが、「NEWS ZERO」で流れた映像と音を巨大モニターで流しただけでした。

まあ、それでも、なんだかんだで楽しめましたけどね。
最初は「大カラオケ大会になる」なんて思ってたのが(前回の横浜アリーナでの『DREAMIN’』が、まさにそんな状態だったんで)、思ってたより全然、氷室の声が聞こえてたしね。
BVH以来、7年ぶりの「氷室が歌うBOφWYナンバー」でしたからね。やはり貴重な体験だったと思います。そして、その場に立ち会えた喜びをずっと心に留めていきたいと思います。

それにしても、「ジュリエット」と「CLOUDY HEART」(※)くらいは・・・(くどいって?/笑)。

ここからは完全新規記事というか、「あとがき」みたいなものです。
についてはね、「ジュリエット」も「CLOUDY HEART」も、後のライブで体験できたと記憶しています。
それと、「Miss Mystery Lady」は、これも後にやってくれましたね。「LAST GIGS」で。
当日は「ON MY BEAT」も、盛り上がってた気がしてます。これも会場全体が大熱唱でしたよね(笑)。
「“16”」も、イントロの時点でどよめきが起きましたよね(笑)。このライブがほぼ初出だったと思うんで。

そんなわけで、ライブ・レポの再UPでした。
コメント
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