マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

トップガン マーヴェリック

2022-05-28 22:24:56 | 映画


ネタバレ注意ね。

まあ、前作のリアルタイム世代なんでね。当時は中学生でした。
ってか、




OPの、耳をつくほどの(戦闘機の)エンジン始動音と、あのテーマ曲だけで、ニヤついちゃいましたよ(笑)。



この瞬間だけ、中坊のころに戻った感覚(笑)。

やっぱトム・クルーズは今もなお、カッコいいね(笑)。
そんな彼が演じるマーヴェリックも、既に中年でね。現役ではありますが、トップガン教官という立場になってて、若いころとは違った、ミドル世代ゆえの苦悩――上の人間と若者たちとの間(はざま)ゆえのそれがあって、すっかり哀愁も帯びてるトコなんか、トムが“イケオジ”であるがゆえに、余計にカッコよくてね。男の色気がありましたよね。
とくに、マーヴェリックの親友だったグースの息子・ルースターとの関係なんかがね。
反発、というか、マーヴェリックに冷たく当たるルースターと、どうにか歩み寄ろうとするマーヴェリック。まあ、結局は和解し、最後には互いに信頼するようになって、共に任務に当たるんですが・・・まあ、ベタというか王道というか・・・でも、やっぱりおもしろいんですよ、そういう展開って(笑)。「ゆえに、王道」といえるんでしょうが。

ヒロインとのロマンスも相変わらず。今回、ペニーという名の女性がヒロインなんですが、前作でも名前だけ出てたんだってね。前作も見たはずなのに、気づかなかったよ(笑)。
かつてはマーヴェリックと恋仲だった人で、パイロットや軍人たちの行きつけの店の女オーナーとして、アメリアという中学生くらいの娘と暮らしています。
ラブシーンはあったんですが、前作と比べると、抑え目だったかな? で、マーヴェリックとペニーとの関係がアメリアにバレて、彼女がマーヴェリックに対し、「今度は(ママのこと)大切にしてね」と、ちょっと呆れ気味に冷めた口調を見せてたのに、軽く笑いました(笑)。
あと、ボブという、ちょっと「アメリカ人のオタク」っぽい風貌の兄ちゃんが、本名だけでなく、コールサインもボブだったことに笑った(笑)。

マーヴェリックたちの作戦行動中はですね、




自分の腕を摑んじゃうくらい、興奮してました。



年甲斐もなく(笑)。
まず、戦闘機の発進シークエンスは、たまらなくカッコいい!
パイロットたちはもちろん、(この作品でいえば)空母の全クルーや、基地のすべてのスタッフが、上官も部下もなく、全員が全員、緊張感の中で迅速に各自の任務をこなし、一丸となって発進する、あるいはそのサポートをするシーンは、高揚感がありますよね。
あ、結局、教官だったマーヴェリックが最も作戦遂行能力に長けていたことから、編隊の隊長になってたんですよ。ルースターや女性パイロットのフェニックス、その相棒のボブ(前述のボブです。複座式だったので)なんかを引き連れてね。
その作戦の内容なんですが・・・オタクといわれてしまうかもしれませんが、「敵機の侵入やミサイル攻撃を避けるように峡谷に築かれた基地、ウラン施設への強襲」といった、シン・アスカがぶー垂れそうなミッションでね(笑)。まあ、「ガンダムSEED DESTINY」同様、「狭い峡谷の中を戦闘機で・・・」といったものでした。
ともかく、「峡谷の中を侵入」というだけで、難易度が半端ないミッションであることは、ご理解いただけると思います。しかも、その作戦の特徴から、マーヴェリックたちは型遅れのF-18を駆っての任務です。
まあ、作戦中はやはりのめり込んでましたね。発進から侵入、そしてドッグファイトまで、大興奮でしたよ。久しぶりに、「これは映画館で観たほういい」と思える作品でしたね。映像も音響も圧巻でした。
って、型遅れのF-18で、最新鋭の敵戦闘機を撃墜しちゃうのはね、フィクションということで(笑)。
いや、現実でもあり得る話なのかもしれないけどさ、わかりやすくいえば、




1stガンダムでキュベレイを撃墜しちゃうようなもんでしょ? (笑)



アムロでも無理でしょ(笑)。って、かえって、わかりにくいか?

まあ、そんなわけで、「トップガン マーヴェリック」でした。
あ、オレが観たのは字幕版です。どうも、世代的なもんですかね・・・「洋画は字幕」って意識が未だにありまして。映画館で観る場合はね。テレビでやった場合は、吹替版もアリですが。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新選組哀歌(エレジー) る... | トップ | オリジナル小説「TATSU... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
トップガン (零哭堂)
2022-05-29 09:21:08
ご無沙汰しております。

>型遅れの機体で最新鋭機を撃墜
いや、演習時の逸話ではあるんですが、あるんですよ。しかも撃墜された側がトップガンで、撃墜したのは日本の航空自衛隊。

もう亡くなられていますがエアショーパイロットのロック岩崎さんという方がおりまして、この人は元航空自衛隊員。この方は米軍との訓練中に、当時としても旧式なF104で当時最新鋭のF15に対し撃墜判定を与えています。

F104の初飛行が1954年に対し、F15は1972年。その差18年というと、「ガンダム」で例えるなら一年戦争と「NT」までの差があります。(笑)

ちなみに、ロック岩崎さんの逸話に限った事ではなく航空自衛隊の高い連弩は海外でも有名で、合同演習をした米空軍に「戦争放棄してるクセに何故こんなに強いんだ」と呆れたという逸話がある他、ロシア空軍にも「自衛隊機には1機に対し2機で当たれ」
と言われているとかなんとか。
返信する
意外と身近に (クラウド鈴木)
2022-05-29 21:00:59
ご無沙汰しています。
航空自衛隊で、そんな例があったんですね。訓練とはいえ、日本人としてはうれしいな(笑)。
しかも、20年ほどの型遅れな機体で。
自衛隊の練度は、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊と、総じて高いらしいですね。
返信する

コメントを投稿