マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

アンゴルモア 元寇合戦記 4巻

2015-10-31 10:43:42 | マンガ



4巻は輝日さんが表紙です。
ただ、



背表紙の輝日さんのほうがかわいいかなぁ。
今後も、奇数巻は迅三郎、偶数巻は輝日で行くんでしょうか。まあ、鬼剛丸の表紙とかは・・・それはそれで見てみたい気もしますが(笑)。

今回は、まず迅三郎の回想(夢)シーンで出てきた北条時宗。いや、迅三郎とは面識なさそうですが(いまんトコ)。
それはそうと、いいですよねぇ、この時宗。かなりしたたかです。
身内人(みうちびと。執権の家来)の大蔵頼季が、時宗にとっては同族である名越時章が謀反を企てていると讒言したところ、「あのやさしい時章おじさんが・・・」「私は・・・どうしたらいい?」なんて怯えて、頼季の時章討ちを承諾しておきながら、実際に時章が頼季に討たれると、「よくも、時章おじ様を! 大蔵ぁ、そなたはなんてことをしてくれた!」なんて号泣したうえで、頼季と彼に協力した身内人すべてを処刑してね。
これで、時章の子の公時は許され、名越家の名誉は回復したんですが・・・





名越が持つ、九州の広大な領地は返還されませんでした。



これにより、時宗は九州への影響力を強め、






蒙古に対する防衛体制強化に乗り出すようになったわけです。



そう、最初から狙っていたかのように・・・
このあとの時宗がね、相変わらず優男ながらも、それまでの弱気な表情が消え、柔らかい物腰、丁寧な言葉づかいながらも、たしかに威厳のある口調で御家人たちに号令をかける彼が、やはり救国の英雄になる人だな、と。
これくらいのリーダーじゃないと、ユーラシアを席巻したほどのモンゴルを退けることなんて、できませんよね。

さて、ここからはメインキャラ。
まず輝日さん。
迅三郎たちと合流した際、「――皆の者。生きていたか」なんて、ついつい迅三郎の名を口にしそうになったところを、すぐに言い直した辺りがね、「颯爽とした女リーダーを気取っていながらも、ついつい『女』の部分が顔を覗かせてしまう」って感じで――こういうヒロイン、大好きです(笑)。
で、今回、輝日絡みで、一巻のとあるシーンとの対比になるようなシーンが。
一巻でも、迅三郎の寝姿見た輝日が、彼の寝首を掻くことを一瞬、考えながらも、その唇に自身の唇を重ねたりしましたが、そんときは「男として意識しておきながらも、同時に不信感のようなものも」って感じだったと思うんですよ、迅三郎に対してね。
それが、数日経ったこの巻では、「男としても戦士としても自分を惹きつけている迅三郎に、信頼をも寄せるようになっている」って感じでね。輝日の心情の変化が読み取れますよね。
ただし――

輝日「武士たる者が、ぶざまに寝込む事・・・」








輝日「なら良い。まだ戦働きをしてもらわねばならんからな」




今回は、未遂に終わりました(笑)。


っつーか、不敵な笑みを浮かべながら、吐き捨てるかのような言い訳を口にする輝日さんがかわいい(笑)。直後のテレた表情も。
それと、この4巻で自ら呟いていた、迅三郎の性分
ちょっととぼけた口調で、他人を突き放すような物言いを見せつつも、この人は情が深いのかもね。
前述の夢の中での回想シーン(親の代から親交のある時章のために頼季と戦い、時章方が冤罪だったとはいえ、執権に弓を引く形となった迅三郎は流刑に)といい、対馬にきてからの対蒙古戦といい、いつの間にか名越家、そして対馬のために戦うようになっている自分がいる。
そして、それは自身の性分によるものであり、それを考えると、「自分の戦い」でもある・・・自嘲気味に笑いながらも、改めて覚悟を決める彼が、カッコよかったです。

で、この4巻の最後、安徳天皇が登場します。
輝日の曽祖父であるともいわれている安徳帝・・・老人とも幼児ともとれるような容貌の御仁。
正真正銘の安徳天皇なのか、はたまた・・・?
うん、続きが気になります。
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アニメひとくち評(2015年10月スタート作品)

2015-10-18 10:31:59 | アニメ

かってに前シーズン終了組アワード(あくまで管理人の主観)

MVP(最優秀作品賞) 乱歩奇譚Game of Laplace
最優秀キャラクター賞(男) 剛田猛男(俺物語!!)
最優秀キャラクター賞(女) 砂川愛(俺物語!!)
最優秀楽曲賞 未来形Answer TRUSTRICK(『俺物語!!』OP)
特別賞(清々しいほどくだらないで賞) 監獄学園(プリズンスクール)




大和もかわいいんだけどね。オレ的には愛さん(井上喜久子ボイス、万歳/笑)。



機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

最初にこの記事UPしたとき、おもいっきり忘れてた(笑)。

思ってたよりおもしろかったわ。一、二話の限りでは。
MSよりモビルアーカーのほうがカッコいいかも。
主人公のミカヅキは、これまでのガンダム主人公にないタイプかもね。おもしろそう。寡黙だけど、ヒイロや刹那のような(よくも悪くも)厨二っぽいとこはなさそうだし。
どちらかといえば、ボトムズのキリコっぽいのかも。って、ボトムズ、スパロボでしか知りませんが(笑)。
ヒロインのクーデリア、やっぱガンダムヒロインは、金髪のお姫様が多いかもね(笑)。ただ、ちょっと庶民っぽいかわいさもあるよね、この人。
って、恋愛ヒロインは、ガルガンティアのエイミー声のコになるのかな?
まあ、最初からホモ臭さも感じられましたが(近年のガンダムの宿命かもしれんが/笑)、ちょっと期待してます。


進撃! 巨人中学校

進撃の巨人のパロディといっていい作品ですかね。キャストも一緒です。
まあ、「世話焼き(?)・幼馴染のミカサが、毎朝、エレンのことを起こしに来る」という設定は、進撃の巨人の単行本の嘘予告でもあったりしましたが(笑)。
ただ、アニメなのはAパートだけで、Bパートはエレン、ミカサ、アルミン、ジャンの声優さんが、実写でトークとかやってるんで、その辺は賛否両論かもしれませんね。オレはいいと思うけど。ミカサの人、かわいいし(笑)。


ワンパンマン

原作の単行本は途中まで買ってました。村田雄介の絵が好きなこともあって。
ギャグがいい味出してますよね。それと、沢城みゆきのモスキート娘が、めっちゃよかった。


おそ松さん

第一話は見逃しましたが(笑)。
「おそ松くん」のリメイクといっていいのかな? あるいは、6つ子たちが成長した後だから、一応、「続編」といえるのかな?
6つ子たちがみんな、悪い意味で成長してます(笑)。みんな、ダメ人間。
イヤミは、一応は働いているのかな? ただし、そこはイヤミなんで、悪どい商売ばかりですが。
まあ、内容よりは、「普段はイケメンキャラやってる声優さんたちのギャグ演技」を楽しむ作品かも。





「中堅男性声優のオールスター」といってもいいかもしれないキャスティングです。



オレが知ってる限り、クラウド、アルト、ルルーシュ、じんたん、シンですからね。
まあ、チョロ松の人は、オレにとっては絶望先生という偉大なギャグキャラから知った人なんで、違和感ありませんが。それと、十四松の人は、





「オラオラオラーーー!!」「やれやれだぜ」の人ですかね?



って、絶望先生も承太郎も、イケメンではあるか(笑)。
ともかく、こんだけ豪華なキャストなら、それぞれセルフパロディやってくれませんかね?

おそ松「興味ないね」
カラ松「おまえたちは、オレの翼だー!!」
チョロ松「絶望した! すっかりダメ人間になってるボクら6つ子自身に絶望した!」
一松「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある者だけだ」
トド松「めんまーーーーー!!」
イヤミ「またミーと競いたいのかよ! あんた(6つ子)たちはーーー!!」
トト子「カラ松はあたしの、ど・れ・い♪」

まあ、トト子は男性声優ではありませんが。それと、十四松は上で挙げてるんで。


すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

前シリーズの乱歩奇譚とは別の意味でノイタミナらしい作品。ドラマ版はチェックしてなかったんで、相違点、共通点はわかりません。
KANA-BOONによるOP曲がカッコいいですね。
西之園さんがかわいいですね。武井咲版もこんな感じなのかな?
賽川さんは、久しぶりに「タバコを吸う主人公」で、作品見てるとこっちも吸いたくなって困る(笑)。


ルパン三世

最新TVシリーズです。
やっぱあのOP曲を耳にすると、昭和男子の血が騒ぐ(笑)。
相変わらず、次元がカッコいい。たとえ声は劣化してても。
それと、不二子ちゃん役の沢城さんは、やっぱ芸達者だね。ホントに上手。
MI6所属のニクスというキャラは、今シリーズのライバルになるのかな? ぶっちゃけ、ルパンも次元も、完全に手玉に取られてたもんね。一回戦はルパンが「負けないように収拾をつけた」といった戦い方しかできなかったし。
まあ、元々、「銭形のとっつぁんが作中最強であり、ルパン一味は束になってかかっても敵わないので、毎回、ルパンが機転を利かせて、逃げ回っている」という設定であって(ルパン一味がとっつぁんに向かっていくシーンなんて、そういえばないよね?)、ルパンたちは必ずしも最強設定ではないらしいですけどね。


ノラガミ ARAGOTO

相変わらず、絵柄が好み。川元利浩は、ビバップのキャラデザも好き。
この作品も沢城さんですよね(笑)。沢城さんの演技力に尽きる。
ひよりんは、今どき珍しい、正真正銘のお嬢様なんでしょうね。成金お嬢様ではない。そのくせ、庶民的な所も多い。そりゃ、曲がりなりにも神様である夜トも惹かれますよ(笑)。


終物語

OP曲、昭和のサスペンスドラマのそれっぽくて好き。って、歌ってる人は絶望先生でも似たような曲を歌ってましたからね(笑)。
ってか、このシリーズ、楽曲がいいよな。
ひたぎさんの曲、神原の曲、火隣の曲、「化物語」のエンディング曲、そして、





ひたぎと貝木のデュエット曲なんかが好きですね(笑)。



それと、羽川さんや掟上さん(原作のCM)見てると、いまさらながら、堀江由衣のたしかな演技力を実感できる。なんだかんだで、声もかわいいしね。
って、





掟上さんを演じているのは、実写もイラストも“ゆいさん”だ(笑)。



あ、原作CMのほうはナレーションなだけかな?
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バクマン(映画)感想

2015-10-12 21:01:18 | 映画
人気コミックを実写映画化した作品です。
サイコー役の佐藤健は、たしか20代半ばくらいなのに、高校生役もはまってました。やっぱイケメンは若く見える(笑)。
シュージン役は神木隆之介。サイコーよりシュージンのほうが背ちっちゃいのに、ちょっと違和感(笑)。
って、剣心と宗次郎が、今度はコンビでマンガ描くわけですね(笑)。

ストーリーとしては、

シュージンがマンガ製作のためにサイコーを誘う。

当初は断っていたサイコーが、亜豆と出くわしたトコで、いきなり彼女と結婚の約束を交わし、声優志望の彼女に自分たちの作品のヒロインを演じてもらうために、シュージンの申し出を受ける。

シュージン&サイコーで「Wアース」描いてジャンプに持ち込み、賞を取るんだけど、やっぱいまのままでは新妻エイジには敵わない、ってことで、福田、中井、平丸たちと団結していく。

サイコーが倒れつつも、「この世は金と知恵」で一位を取る。

ってとこまでです。
まあ、その一位はたった一回であって、すぐに打ち切りになり、高校の卒業式の日に、「PCP」なんかの企画をシュージンが口にし、サイコーが黒板にキャラを描いて、「よぉし、やるぞ!」的な終わり方でした。
ってか、平丸が、





この前まで「ど根性ガエル」のゴリライモ演じていた新井浩文だったのに笑いそうになりましたが(笑)。



いや、そのギャップにね。

で、もちろん、ストーリーもおもしろかったですが、見どころはなにより小畑健の絵
この人はホント、上手いわ。





こういうのを「美少女」というんです。







萌えキャラ描いているマンガ家やイラストレーターは見習うべきだね。




奴らが描いてんのは、美少女ではなく幼女。


幼女に「15,6歳」という設定を与えてるだけ。
まあ、この小畑健の絵は、作中でサイコーが描いた亜豆であり、





また、作中劇「この世は金と知恵」のヒロイン(もちろん、亜豆がモデル)なんですけどね。
この作中劇ヒロインなんて、





かわいくもあり、また、カッコよくもあるもんなぁ。



オレ、小畑健の絵って、とくに興味なかったんですが(『上手いなぁ』とは思ってたけどね)、おもわず帰りに彼のイラスト集を買っちゃいましたよ(笑)。
イラスト集買うのなんて、川元利浩のカウボーイビバップのイラスト集以来ですよ。
いまんトコ、この二冊だけですよ。
まあ、小畑健のは、佐藤健と神木隆之介による対談や、シュージンがメインの、サイコーを誘う直前までの話を描いたマンガなんかも収録されてますが。
ともかく、小畑健の画力に、いまさらながら衝撃を受けてます。近年のジャンプ系作家で、





絵だけでお金取れるのは、小畑健と村田雄介くらいじゃないのかな。



昔の人たちも含めるのなら、原哲夫、桂正和、鳥山明など、結構いるのでしょうが。

それと、エンディング曲もいい感じ。サカナクションというバンドの「新宝島」という曲です。
なんつーか、昭和っぽい曲で、なかなかおもしろいです。まあ、米米の「Shake Hip!」に似てる、っていうか、メロディがかぶってるトコもありますが(笑)、よくあるメロディラインですからね。ってか、「Shake Hip!」もさらにその前時代のロックナンバーのパロディといったコンセプトもあるでしょうし。
それとこの曲、PVがおもろいです(笑)。




ドリフ大爆笑のOPのパロディです(笑)。



ってか、ドリフに限らず、随所に昭和テイストで、




ドラムの人が七曲署のボスと同じようなポーズ取ってんのに笑いました(笑)。



このPVは一見の価値ありますぜ。
っつーか、この曲、ただおもろいだけじゃなく、何気にギターソロがカッコいい。おもわずCD買っちゃいました(笑)。
って、サカナクションって、「男三人、女ふたり」といった構成の男女混成バンドなのね。「バンド内に女ひとり」ってのは、昔からよくありますが。
で、そういうバンドって、大抵は「ヴォーカルかキーボードが女」なんですが、サカナクションも女性メンバーの内ひとりはキーボードであるものの、もうひとりはベーシストなのね。混成バンドで「女がベース」っていうのも珍しいかも。

まあ、最後は曲とそれを演奏しているバンドの話になってしまいましたが、映画自体もおもしろかったですよ。
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マッシュムラムラ(仮)移転

2015-10-10 14:59:37 | 日記
母家であるマッシュムラムラ(仮)が引っ越ししました。
今後はこちらになります。
リンクを貼ってくださっているサイトさん、ブログさん、あるいはブックマークされている方々におかれては、お手数ですが、ご修正等をお願い申し上げます。
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pixiv始めました

2015-10-04 23:19:33 | オリジナル小説
pixiv始めました。
とりあえず「Lunarian Game」のseries1.act3.scene2.までをUPしました。
今後も、まず本家であるマッシュムラムラ(仮)でUPしてから、pixivにUPしたいと思ってます。
感想はこちらでも結構ですよ~(笑)。
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