マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

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氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

個人的おすすめマンガ? (2020.8.14追記)

2020-08-12 23:23:01 | マンガ
いずれの作品も、「以下、続刊」です。現時点では。

すべての人類を破壊する。それらは再生できない。


現時点では4巻まで。
カードゲームを通じて、中学生の神納(かのう)はじめ沢渡慧美(えみ)が、甘酸っぱい青春を謳歌していく、といった話ですかね。
正直、カードゲームのことはまるでわからんので、そのシーンはほとんど飛ばしてます(笑)。では、なにが魅力かというと、作中が90年代末期なので、その世相や流行の懐かしさと、






「沢渡のツンデレ気味なかわいさ、彼女とはじめによる初々しく、そして微笑ましい恋愛描写」



――こういったとこを楽しみにしてます。
ってか、この作画の人が描くヒロイン、



総じてかわいい(笑)。

絵柄としては「やや古い」と思うんですよ。90年代末期辺りの感じ(まあ、作中の時代設定も98年、99年ですが)。でも、なんか、この人の絵が好きだし、そしてヒロインはかわいく思えるんですよね。
ジャンプでやってたダンス部の先輩ふたり(メインヒロインは、『少年誌の等身大ヒロイン』ということで、抑え目なルックスになってますが/笑)といい、この沢渡といい。
この沢渡とはじめのラブコメ展開だけでも、充分に楽しめますね。ただ、悲恋というか、「思い出」で終わる可能性もあるんだよなぁ。このふたり、無事にくっついてほしいです。

極東事変


2巻まで出てます。
久しぶりに、厨二心を刺激されましたね。ヘルシングを初めて読んだとき以来かも? (もちろん、当時ほど熱くはなれないけど/笑)
「第二次大戦後、戦地から帰還した近衛勘九郎は、かつて731部隊が作り上げた生体兵器・変異体(ヴァリアント)の兵士である砕花(さいか)と出会い、GHQに属しながら、異能の者たちと戦っていく」といった設定です。
基本は、異能体や軍人(米軍)、元日本軍将兵によるアクションですが、終戦直後のGHQ、日本政府、旧軍部による、それぞれの思惑、それらに基づく対立などや、あるいは、当時の人々の生活ぶりなども、しっかり描写されています。
個人的には、勘九郎や砕花の上官格になるジュリア・H・マードックのクールで高圧的な、インテグラを彷彿とさせる女戦士ぶりがお気に入り(笑)。
あ、勘九郎とジュリアは、異能体ではなく、生身の人間です。めっちゃ、強いけど(笑)。

パリピ孔明


これもいまのとこ、2巻まで。
「五丈原にて、今わの際にあった諸葛孔明が、現代の日本にタイムスリップし、クラブでヴォーカリストを勤めるヒロインをメジャーにするために、権謀術数を繰り出していく」といったものです。
このヒロインが月山英子といってね。まあ、孔明の奥さんである月英から来てるのでしょう(笑)。
どうでもいいけど、作画の人は女性なんですかね?
英子というヒロインが、健康的な意味でエロかわいいヒロインでして、やっぱこういうキャラを描かせたら、男より女のほうが上手い気がして。
まあ、オレの憶測ですが。
ともかく、孔明の現代日本、それもおしゃれなクラブ界隈に対する適応ぶりなんかがおもしろいです(笑)。
そのうち、ライバルで司馬仲達も出てくるんでしょうか? (笑)

世界の終わりに柴犬と


Twitter上で展開されている作品で、紙媒体でも2巻まで出てます。
柴犬のハルさんと、そのハルさんから「ご主人」と呼ばれる女子高生が、荒廃した世界で旅をしつつ、様々な動物(おもに犬)や、ときに人外の存在(神様、妖怪、宇宙人など)と触れ合うコメディ4コマです。
人間はご主人以外、(いまのところは)存在しません。ってか、北斗の拳みたいに、ビルは倒壊し、アスファルトや地面には大きな亀裂が入っているような世界です。
ゆえに、「世界の終わりで」なんでしょうが、環境は破壊されていません。ご主人やハルさんが生きていけるのはこのためかと。
どっちかというと、シュールっぽいギャグですかね。ハルさんを始めとするすべての動物たちが、人間の言葉(日本語)を話すんですが、そんな動物たちとご主人のやりとりがね、シニカルというか。
っつーか、犬たちがやたらとかわいい作品です(笑)。

角栄に花束を


「疾風の勇人」で池田勇人を主人公に取り上げていた作者による、田中角栄をフューチャーした作品。現在は1巻が出てます。
ぶっちゃけね、





「疾風の勇人」の続きを描いてほしかったんですが(笑)、



まあ、いろいろ事情があるんでしょう。
田中角栄が裸一貫、上京して、苦学のうえで、様々な仕事を経験して、成り上がっていく、といったもので、実在した角栄元首相の人生をなぞるようですね。出征した時代も描かれるようだし。
ってか、「疾風の勇人」も、池田元首相の人生を、作者が大幅に着色、誇張したうえで描いてたんでね。
この作品は、どこまで描くんでしょうかね。角福戦争や、四十日抗争まで行けるか?

そんなわけで、久しぶりにマンガの話題でした。
「柴犬」と「パリピ孔明」が、ギャグ系、コメディ系ということで、とっつきやすいですかね。

(追記)

「すべての人類を破壊する~」について、「現時点では4巻まで」なんて書いてましたが、5巻まで出てましたね(笑)。
相変わらず、はじめと沢渡のラブコメ展開は楽しいんですが、八雲も絡めた三角関係に発展して、より目が離せない展開になりましたね。
引っ込み思案であるはずの八雲によるライバル宣言、「それだけはさせない。絶対に」――迎え撃つ沢渡。ふたりが仲のよい友人関係にあるので、ドロドロとしたものではなく、「正々堂々な勝負」という様相を見せている辺り、好印象ですね。まあ、はじめは八雲の気持ちに気づいてないけど(笑)。
失意のはじめを後ろからそっと抱きしめて、彼を慰める沢渡、いいですよね。また、扉絵で「写ルンです構えてる、晴れ着の沢渡」もかわいいです(笑)。

コメント (2)
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