マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

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氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

追悼・志村けんさん

2020-04-05 15:05:01 | お笑い
志村けんさんがお亡くなりになりました。
70歳――たしかに、いつ亡くなってもおかしくはない年齢です。
そして、我々世代はいかりや長介さんの死も体験済みです。
ただ、それでも・・・長さんのときは、「天寿を全うした」といえるとは思いますが、志村さんはコロナ感染ですからね。





コロナがなければ、もう少し活躍を見ることができたわけですからね。



形のうえでは畳の上で亡くなったことになりますが・・・天災によるものですからね。
ゆえに、余計に残念です。カトちゃん(加藤茶)が言った、





「コロナが憎い」



は、激しく同意ですね。コロナさえなければ・・・

私の世代は、「全員集合」が直撃した最後の世代かもしれません。
まあ、私や当時の友人連中なんかは、割かし早いタイミングで、「ひょうきん族」にシフトしてしまいましたが・・・ひょうきんが始まる前(小学校の低学年)は、クラス中の男子はみな、





「♪カ~ラ~ス~、なぜ鳴くの~ カラスの勝手でしょ~」



なんて、大合唱でしたし、ヒゲダンスなんかもよく真似しましたよ(笑)。
ってか、ひょうきん以降も、「ドリフ大爆笑」や「バカ殿」「だいじょうぶだぁ」は見てましたからね。
ですんでね、志村さんの死に際して、口の悪い奴なんかは、「おまえら、普段は志村けんのことなんか、まるで意識してなかったくせに」みたいなことを言ってたりしましたが、





志村けんやドリフは、30代後半より上の世代にとっては、「ひと昔前の、平和な日常」の象徴なんですよ。



「昔の日常」だから、普段は意識することなどない。けど、ふとしたときに思い出す――その思い出というか、「生ける思い出」が失われたわけでね。
そりゃ、ヘコみますよ。「子供のころの、平和な日常を思い出すきっかけになってくれる人を失った」、すなわち、「(こっちが大人になるにつれ、会う機会は減ったけど)やさしくておもしろい親戚の兄ちゃん、近所の兄ちゃんが亡くなったのと似たような感覚」なわけですから。
そういえば、上の「ひと昔前の~」は、中国のメディアが伝えたんだってね。
これはちょっとくやしい気もするな・・・いや、嫌中とかではなく、「本来なら、志村さんに直接、楽しませてもらった我々日本人が、思いつかねばならない表現」な気がしてね。

さっき、「ひょうきん族の台頭」みたいなことも書きましたが、全員集合とひょうきん族はね、決してライバルとかではない気がしてます。個人的には。
笑いの質が違うためです。
ひょうきんは、たけし、さんま、紳介らといった、「尖った人たちによる、毒や下ネタ、下世話なネタに特化した笑い」であって、その性質から若者向け。全員集合は「どちらかといえば、マイルドで牧歌的な笑い」って感じで、全年齢対象というか。
ちなみに、タモリなんかも、80年代は尖ってました(若い人たちにとっては、想像つかんかもしれんが/笑)。
ただね、上述の「性質」はあくまで目安というか、必ずしも当てはまるもんでもないんですよ。ひょうきんも人情話的なネタもやってたし、全員集合も毒や下ネタあったし。
ってか、志村けんはHでしたからね(笑)。
ドリフ大爆笑やバカ殿なんかは、ゴールデンでおっぱいが出てましたし(笑)。バカ殿なんか、





ゴールデンで「おっぱい神経衰弱」とかやってましたし(笑)。



エロいでしょ。充分な下ネタでしょ(笑)。ってか、ドリフも志村けんも、PTAから目の仇にされてましたよ。

まあ、そんなこんなでね、ホントに惜しい人を亡くしましたよね。
志村けんさん、楽しい時間、平和な日常をありがとうございました。慎んでお悔やみ申し上げます。
コメント (2)
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