マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

KYOSUKE HIMURO 25th Anniversary TOUR GREATEST ANTHOLOGY ―NAKED― 市原

2014-03-16 23:10:19 | 氷室京介
だふ屋「券余んない?」
オレ「ないよ」
だふ屋「お兄さんの顔、久しぶりに見るな」

いや、オレ市原初めて(笑)。

ってわけで、いってきました。




一年ちょいぶりのライブ!



まずはセットリストから――

1.Warriors
2.PARACHUTE
3.Rock’n’Roll Suicide
4.WILD AT NIGHT
5.Girls Be Gramorous
6.CALLING
7.TRUE BELIEVER
8.たどりついたらいつも雨降り
9.Julia
10.魂を抱いてくれ
11.STRANGER
12.BANG THE BEAT
13.Doppelganger
14.Weekend Shuffle
15.LOVE & GAME
16.WILD ROMANCE

Encore

17.ONE LIFE
18.NORTH OF EDEN
19.ANGEL
20.THE SUN ALSO RISES

初っ端からWarriors、PARACHUTEと畳み掛けてきたね(笑)。
Warriorsは、「中盤から終盤の、さらに盛り上げるべくタイミングで」っていうイメージあったから、OPナンバーになるのはちょっと意外な気もしたけど、OPでも映えるね。PARACHUTEは2曲目にふさわしい(何となくだけど/笑)。ってか、この曲はホントにノれるわ。ヒムロックの最近のビート系楽曲の中では、1,2を争うクオリティじゃないかな。このあとにくる「Rock’n’Roll Suicide」と並んで。
で、いま出た「Rock’n’Roll Suicide」。PARACHUTEが「最近のビート系の中では最もノれる曲」なら、この曲は「最近のビート系の中では最もカッコいい曲」。あくまでオレにとっては、ですが(笑)。
「WILD AT NIGHT」は、こんな序盤にやるとは思わなかったなぁ。 Warriors以上にそう思ったわ。この曲こそ、普段は「終盤の畳み掛け曲」だったりするんですが。
CALLINGはね、この曲のサビにおける氷室の歌唱力は圧巻。FF7でも起用された曲で、氷室ファン以外からもちょっとは知られてる曲でしょうが、ぜひライブで聴いてほしいもんです。20数年前のスタジオ音源より上手い(笑)。いや、マジで。
「TRUE BELIEVER」は味をしめましたね(笑)。ただ、やっぱいい曲で、生で聴くと泣きそうになる(笑)。
で、これ、すっげうれしかった!





たどりついたらいつも雨降り



これやってくれるとは思わなかったなぁ。吉田拓郎のカバーなんだけど(もちろん、ロック調にアレンジされてますが)、ライブではソロ初期にちょっとやっただけじゃないかな? オレ自身は生で見るの初めてだと思う。
Juliaもレア曲といっていいんじゃないかな? 少なくとも、オレはライブで聴くのは初めてだと思う。これは女性受けするバラードではないでしょうか(おっさんなオレも好きですが/笑)。
Doppelganger、「Weekend Shuffle」は、YTのギタープレイがカッコよかった。ステージ上を跳ねまくってましたよね(笑)。ヘドバンもかっこいい!
ってか、ヒムロック、ホント「Weekend Shuffle」好きだよなぁ(オレ、何遍、ライブで見てるか/笑)。

で、アンコール。
1曲目の「ONE LIFE」。氷室自身が出演してたフォルクス・ワーゲンのCM曲で、新曲ですんで当然ライブ初披露。正直、オレも含めて大抵の客がポカーン状態だったけど(だって、CM曲なんて長々と聴けないやん/笑)、初披露曲はやっぱうれしいよね。「CD等スタジオ音源を全く、あるいはほとんど聴いたことない状態で、ライブで初めて聴いた曲」となると、オレにとっては「FOLLOW THE WIND」以来だと思う(って、FTW、またライブでやってくんないかなぁ)。
で、来ました!





NORTH OF EDEN



これ好きなんですよぉ。なんかハードボイルドな感じがして。って、映画・藁の楯の主題歌ですから、その世界観に合わせて書いた曲なんで、当然といえば当然ですが(笑)。そういや、藁の楯、見よう見よう思っててまだ見てねぇや(原作小説は読んだんですが)。
ANGELはやっぱノれるね。今回、サマゲがなかったのはちょっと寂しかったんで、この曲はあってよかったです。
で、締めは「THE SUN ALSO RISES」。これも今回のツアーがライブ初披露でしょう。これ、ホントにいい曲よ。初めて聴いたとき、いい年コイたおっさんであるオレが、泣きそうになったもん(笑)。

迷う勇気だけ、あればいい
愛と冒険は続き
陽はまた昇る、旅人よ
心凍える朝も


――サビのこの部分がお気に入りです。「迷う」ってことは生きる努力をしてる、人を愛してるってことだもんね。それらから逃げてるよりはずっと人間らしく生きてるってことだし。そして、どんなに挫折、失敗したあとも、逃げずに立ち向かっている限りは何度でもチャンスが来る。常にそう信じていたいし、腐らずに挑んでいくしかないんだろうね、人生ってのは。
この曲もうれしかったなぁ。って、バラードで締めるのも珍しいかも。

今回ね、オレの前の席が家族連れ、っつーか、まだちっちゃい女の子を抱えた若いお父さんとお母さんでね。
で、その子が、すぐ後ろにいるオレやオレの隣の姉ちゃんのことちょっと不思議そうに見つめながらも、見よう見真似で腕振り上げててね。もちろん、両親やオレら周りの客を真似てね。そのさまがかわいかったなぁ(笑)。絶対、意味なんてわかってなかっただろうに(笑)。
で、周りの客の迷惑になるようなはしゃぎ方は一切しない、行儀のいい子でね。ご両親の育て方がいいんでしょうね。数年前のさいアリでの、オレ含む周りの客に迷惑かけまくってたクソガキとバカ親(母親)とは大違い。
この子には癒されました。まあ、最も盛り上がる終盤辺りで、飽きて寝ちゃってましたがあの大盛り上がりの中で/笑)。大物になるかもね(笑)。

今回、曲数が少ない印象もありますが、オレはこれくらいの曲数でいいや。前回(CROSS OVER 12-13)までが多すぎたんだって(笑)。

そんなわけで、久しぶりの氷室ライブレポでした。次は、5月の名古屋に参戦予定(遠征)です。会場周辺でおもしろいスポットあったら、ご教示いただけると幸いです! (笑)





あ、そうそう、ヒムロック、仙台では髭面でしたが・・・今回は剃ってたんじゃないかな? いや、会場のキャパが小さいせいか、ステージは近かったんですが、端っこの席だったんで、氷室の顔までがはっきりと見える位置ではなかったんで・・・(笑)。ヒムロックの全体像はよく見えましたが。
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映画・銀の匙と百姓貴族3巻

2014-03-09 00:54:51 | 荒川弘
アニメはフジなのに、映画はTBS絡みなんだね。

はい、というわけで、見てきました。
主演がジャニーズの人(中島健人)なんで、JKを始めとする若い女性が多くて、ちょっとテレくさかった(笑)。

映画自体は普通におもしろかったですよ。ストーリーとしては、ハチたちの入学、アキ駒場との出会いから始まって、夏休みのアキの家でのバイトを挟み、文化祭でばんえい競馬やるトコまでです。
で、キャスティングなんですが・・・正直、最初は不安でした(笑)。
中島健人って人はそれまで知らなかったんですが、ジャニーズのタレントである以上、ハチをやるにはイケメンすぎるんじゃないかなぁ、なんて。
でも、やっぱプロですよね。ちゃんとハチになってた。とくに、初期の情けないハチはしっかり演じていたと思う。で、ハチってじつは隠れイケメンじゃないですか。決してわかりやすいイケメンではないけど、たしかにツラがいい、っていうか。この中島君も、正真正銘のイケメンであるはずなのに、ちゃんと隠れイケメンになってましたしね。
残念だったのはハチの親父さん。(事前に、昨日発売された原作11巻読んでたせいか)怖さがないんだよね。単にキツイだけの親父さんになっちゃってた。原作の親父さんは、動物までもビビるレベル、っつーか、「ホントならハガレンに出るべきだったんじゃないの?」っていいたくなるくらいの悪人顔、悪人オーラなのに(笑)。
アキ役の広瀬アリスもいい感じでした。普通というかちょっと素朴というか、等身大の女の子といったかわいさを持ってるアキをちゃんと演じてたと思う。
叔父さんに「太ったんじゃね?」いわれて、隣にいたハチの肩に軽くグーパンかましてたのがかわいかったハチ「なんでオレ!?」/笑)。
ってか、この広瀬アリスって人は、80年代アイドルっぽい感じかもね。なんつーか、華奢ではないけどデブでもないって感じで。
で、いまちょっと出たアキの叔父さん





キャストは哀川翔です(笑)。



で、アキの親父が、





竹内力(笑)。





御影家って、武闘派な家系なんでしょうか?



ってか、すごいっすよね。






都会の夜の匂いのする酪農家。



まあ、でも、相川翔のほうは、それでも素朴だけど陽気な叔父さんになってましたけどね。竹内力はいつもの竹内力でした(カタギかそうでないかの違い?/笑)。
で、駒場の人。いかにも野球部員らしいカッコよさ。オレも野球部員だったけど、こういう奴いたもんなぁ。で、そういう奴って、性格もいいんだよね。まあ、駒場はちょっと嫌味なトコもあるけど(笑)。
お次は常盤。原作同様、おバカです(笑)。ただ、原作と違って、ちょっとヤンチャというかヤンキーっぽさもあったかも。
吉野さんは、ちょっと・・・垢抜けてない感じになっちゃってた。原作では、顔立ちは地味だけど、そういう感じはないじゃないですか。ハチの親父とこのコは、ちょっと残念かも。
多摩子はイメージどおり(笑)。まさにあんな感じ。ただ、痩せてる彼女も見てみたかった・・・まあ、マンガやアニメと違ってね、実写で実現できるわけありませんが(笑)。
上島竜兵の校長先生も、オレはいいと思う。ってか、妙にやさしい竜ちゃん(笑)。
女軍曹みたいな先生やってた吹石一恵もよかったね。ってか、吹石さん、美人(笑)。
あと、あやめちゃんは、イメージとちがったかな。こういうコはパッチリ二重の、一見、わかりやすいかわいさの人のほうがいいかな。まあ、口調や言動はあやめちゃんっぽかったけど。ただし、なぜか駒場に気があります(笑)。

そんなわけで、ストーリーのほうは、バイトやブタドンとのことなんかもあり、ハチが(原作どおり)徐々に成長していってね。それらのうえで、文化祭のばんえい競馬で幕を引きます。
ここね、むかーし、オレらが10代のころ見てたマンガや、あるいは青春映画なんかだったら、「主人公が競技に挑んで、ヒロインが離れた場所で追いかけながら(並走しながら)応援する」って構図だったんだけど、最近は逆なのね。
まあ、「銀の匙だから」ってのはあるんだろうけど、ほかも結構そんな感じじゃないかな? やっぱ時代ってやつでしょうかね。どっちがいい悪いじゃなくってね。
あ、そうそう、副ぶちょー(犬)は、最初から馬術部に飼われてました。ハチが拾ったわけでもなく(笑)。
そんなわけで、映画・銀の匙でした。

で、ちょっとだけ百姓貴族3巻について。
農家って重労働だよね。オレも親戚に農家いるからわかる。あの人たち、マジで朝早くて夜遅い。そのうえ、ほぼ年中無休よ。まあ、時期によっては多少時間に余裕が取れることもあるらしいけど、それは「農作業からちょっとだけ解放される」ってだけで、農作業以外にも生活はあるわけだし、正月なんかは親戚づきあいで超多忙だし。
だから、原作者の荒川弘が投稿作品描いてたときのスケジュールなんて半端ないよな。編集に「仕事しながらマンガ描くコツを、新人さんのために」聞かれて、





「寝なきゃいいじゃん」



なんて、農家出身者じゃないといえないし、できねぇって(笑)。
それと、農家の人はよく食う。これもよくわかる。
オレ自身は、実家が農家ってわけじゃなかったし、親が清貧、武士道(もどきな精神)気取ったバカだったせいか、間食なんてほとんど許されなかったんで、その習慣がなくてね(いまでもほとんど間食しません。ってか、できない)。ですんで、たまに親戚の家に遊びに行って、やたら間食を勧められても食えなかったんですが、農家の子供たちはバクバク食うんだよね。そのうえ、三食もかなりのボリュームで(笑)。
そういう意味では、作中で荒川弘がいってた「8時朝食、10時おやつ、12時半昼食、3時おやつ、(略)、夜8時夕食、マンガ描いて夜食食って就寝」というサイクルは、何となくわかる。まあ、農家の人はそれだけカロリー消費してますからね。子供たちも農作業手伝ったり、あるいは部活(運動部)やってる子が多かったですから。ですんで、農家以外の人は真似しちゃいけません(笑)。
それと、もうひとつ気になったのが、荒川さんも、ビッグサイトでのオタクなイベントに参加してたんだってね(笑)。世代的に、コミケとか経験しないでプロになった人かと思ってた(笑)。

ってな感じで、久々の荒川弘ネタでした。
コメント (3)
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