マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

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氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

おとなりに銀河

2023-04-15 20:31:49 | ドラマ
きっかけは、NHKの番宣ですかね。「おもしろそうだな」って思い、録画してみました。
まあ、




ハートウォーミングですよね。



「売れてるか売れてないか、微妙な漫画家青年・久我くんのもとに、離島出身で、生まれてから19年間、一度もマンガを読んだことがなかった五色さんという美女が、アシスタントとしてやってきた」――そんな導入になっています。
まあ、五色さんが初めて読んだマンガが久我くんの作品で、それに感動して、五色さんは彼の家のドアをノックしたわけですが。
この五色さん、離島では名士の家柄で、お姫様みたいなトコがあります。ですんで、性格や言動もどこか浮世離れしてます。いや、かなり浮世離れしてるかな(笑)。
自称・「流れ星の民の姫」で、ちょっと不思議な力を持ってたりもします。
一方の久我くんのほうは、早くに両親を失い、幼い妹と弟を食わせるため、早くに社会に出る必要があり、まあ、漫画家は彼の夢だったかもしれんけど、それでも高校出でマンガを描いていてね。まあ、多少の家賃収入もあるんですが、日々を食う(食わせる)ことで手一杯です。
そんなふたりなので、「恋愛慣れ」しているわけもありません。
ですんで、ふたりの不器用ぶりや、あるいはズレてる部分なんかに、ムズキュンできる作品ですね(笑)。
まあ、ムズキュンといえば、「逃げ恥」を思い出しますが、そっちはみくりさんが「いくらかは、恋愛をやってきた」ってコだったじゃないですか。平匡はともかく。
もちろん、そっちも「初々しさ」はありましたが、「おとなりに銀河」の久我くんと五色さんは、さらに初々しい感じがありますかね。
また、やはりふたりの「ズレっぷり」がね(笑)。とくに五色さん。
ですんで、





「逃げ恥」よりも「さらにマンガ寄りのムズキュン」



って感じがしますかね、「おとなりに銀河」のほうは。
まあ、「逃げ恥」もそういうトコはあって、そこがかわいらしくもありましたが(笑)。
ただ、「おとなりに銀河」についてはね、設定からしてもマンガ的ですよね。
で、この手の作品って、両想いのふたりが、自分たちの気持ちに気づいていく過程が、微笑ましいですよね。久我くんの幼馴染で、彼のマンガの師匠でもある、サバサバした姉ちゃんが久我くんと談笑しててね。それを目の当たりにした五色さんが、自身の中にモヤモヤとしたものを感じるシーンなんか、かわいかったですね(笑)。

この作品、アニメにもなってるので、そっちもチェックしてみました。
まだ第一話ですが、五色さんのキャラが微妙に異なる気もします。
ドラマの彼女が「性格も口調も、浮世離れしたお姫様」って感じなら、アニメの彼女は「性格はドラマの彼女と似ているが、もうちょっと人馴れしており、口調も穏やか」って感じがしますかね。まあ、ドラマ版の五色さんも、高飛車ってことはなく、むしろ低姿勢ではあるけどね。
ともかく、アニメの五色さんは「穏やかなお姉さん」って感じもありますかね。まあ、こっちのほうが原作に近いのかもしれませんが。
そういえば、久我くんのいとこで、彼のシェアハウスから高校に通っているちひろさんは、ドラマにはいない気もしますね。って、今後、出てくるのかな? あるいは、オレが見落としているだけか? (笑)

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2 コメント

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Unknown (零哭堂)
2023-04-16 22:42:10
ご無沙汰です。
「おとなりに銀河」は原作が漫画ですね。
作者は雨隠ギドという方で、妻を亡くして男手一つで幼い娘を育てている高校教師がひょんな事から教え子の女子高生と料理をするようになり…という「甘々と稲妻」という作品を描いていた人。
こちらもアニメになっていますね。

というか…最近ホント、漫画原作のドラマが多い気がします。
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ご無沙汰です (クラウド鈴木)
2023-04-17 23:29:24
マンガ原作のドラマって、昔から一定数はありましたよね。
レイコックさんも書いてますが、現代劇の恋愛もの、職業や趣味をフィーチャーした作品なんかは、ドラマ向きなトコも多いですもんね。一連の柴門ふみ作品然り、釣りバカ日誌だって、マンガ原作ですし(笑)。
ただ、たしかに増えましたね。

>甘々と稲妻
ちょっと検索した限りでは、この作者さんはこういう「芸風」なのかな、って印象ですね。「おとなりに銀河」といい、この作品といい。
嫌いな作風ではなさそうなので、機会があれば、チェックしてみようかな。
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