マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

全領域異常解決室、海に眠るダイヤモンド

2024-12-07 21:50:27 | ドラマ
全領域異常解決室

超常現象(と思われること)が原因である事件を解決するための組織・全領域異常解決室。そのメンバーである興玉雅(おきたまみやび。藤原竜也)と雨野小夢(あまのこゆめ。広瀬アリス)を中心に、物語は進行していきます。
「じつは全領域異常解決室(通称・ゼンケツ)ってのは、大和朝廷のころからある」みたいな設定もあったかな。で、いまは内閣府直轄の捜査機関であるようです。
まあ、超常現象いってますが、オカルトじみた作風でもなく、また、(日本製の)ホラー映画のように背筋が凍るような作品でもありません。「日本神話やその神様、それらに関する伝承をもとにしつつ、また、現代的な都市伝説なんかも絡ませ、それらと現代の世相なんかを組み合わせたような事件」が多いですかね。
オレとしてはね、第5話辺りまでは「作中の黒幕=ヒルコ=福本莉子」だと思ってたんですよ。
ときに巫女さんだったり、ときに今どきの10代の女の子っぽい格好して、ソフトクリームなんか食べながら、野次馬に紛れていたり。あるいは、かわいい見た目に反して、飄々と人を食ったような言動を見せたり・・・。
これね、





「広瀬アリスと福本莉子の配役は、逆でもおかしくないけど、あえてギャップを狙ったのかな」



思ってたんですよ、最初は。とくに福本さんのほうね。
まだ「かわいらしいメインヒロイン」を演じてもおかしくないキャリアの福本さんを豊玉妃花(とよたまひめか)役、妃花さんというか、彼女の立ち位置のキャラを演じてもおかしくないアリスさんを「当初はなにも知らないけど、一生懸命なメインヒロイン」といえる雨野さんに配したのはね、「あえて狙ったのかな」なんて思ってました。
ただ、妃花さんは第5話(?)で、興玉、芹田正彦(せりたまさひこ。迫田孝也)と共闘してましたからね。「彼女が(少なくとも)ヒルコではない」ということが判明しましたね。
となると、





ヒルコは誰なんでしょ?



既に出てきてる人かな? 荒波(ユースケ・サンタマリア)? 二宮(成海瑠子)? 北野(小宮璃央)? 宇喜之(うきの。小日向文世)? って、宇喜之はないか。
あるいは、ゲストで出てきた人たちの誰か?
この辺も興味深いですね。

じつはゼンケツの面々と一部のキャラは、神様の魂が宿った人たちなんだってね。興玉や妃花さんはもちろん、芹田や宇喜之、雨野さんまで。
とくに、興玉、妃花さん、芹田は特殊能力のようにものも見せてました。ヒルコの狂信者と戦う場面でね。まあ、興玉は格闘戦でも強いんですが。
で、雨野さんも身体能力は高く、警察官ゆえの格闘術は心得ていますが、私がチェック済みである「千里眼」のエピソードまでは、特殊能力は出してませんね。
このあと、雨野さんが自分の中に宿る神様に気づいた以降のエピソードも、楽しみですね。


海に眠るダイヤモンド

鉄平(神木隆之介)が朝子さんに告った直後の、朝子さんの反応がかわいかったね(笑)。





噴き出しちゃったんだけど、ちょっと涙が滲んでいるようにも見えて、でも笑顔で笑い声上げて――



とにかく、杉咲花の演技がかわいかったです。
で、その朝子さんは現代パートのいづみさん(宮本信子)だった、と。
そりゃ、鉄平と瓜二つである玲央(神木のふた役)の面倒を見るようになるよな。
鉄平と玲央の関係はまだ判明していません。最初は「孫かな?」とも思いましたが、全くわかんなくなってきました。
ってか、鉄平は行方不明なのかな。





これで「70年後の鉄平=澤田」だったら、かなりの衝撃ですが。



それはともかく、軍艦島、70年前の炭鉱の世界観なんかもよく表現されていて、歴史的見地からも、おもしろいと思えます。
それにしても、斎藤工演じる進平(鉄平の兄貴)がエロい、エロい(笑)。リナさん(池田エライザ)とのキスシーンなんか(笑)。

この前、紹介した「噓解きレトリック」といい、オクトーといい、そして今回のゼンケツといい、「現実の中の、ちょっとした特殊能力」を扱う作品が多いですね、今シーズンのドラマは。
特殊能力いっても、マンガのような「大量殺戮、大量破壊が可能なもの」ではなく、「相手の心理をちょっとだけ読めるもの」だったり、あるいは「数人の敵を苦しめる程度のもの」だったりするんですけどね。前者はレトリックとオクトー、後者はゼンケツですかね。
って、ゼンケツの「数人の敵を~」については、「現時点では」であり、今後はマンガ的な能力も出てくるのかもしれませんが。

レトリックといえば、



鹿乃子(かのこ)さんの洋装姿が、かわいかったですね(笑)。

普段の、和服の鹿乃子さんもかわいいけどね。
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噓解きレトリック、オクトーSeason2

2024-10-27 20:49:32 | ドラマ
噓解きレトリック

何にも考えずに楽しめるよね。もちろん、いい意味で。
ってか、和洋折衷な世界観って、なんか好きだな。ただね、これまでは大河ドラマとか、そっち系の「和洋折衷な雰囲気」が好きだったんですよ。いま、再放送をやってる「坂の上の雲」とか、近年の作品であれば、「西郷どん」「青天を衝け」などなど。
まあ、この「噓解きレトリック」のようにライトな感覚の作品で、「和洋折衷な世界観」ってのは、そもそもあまりなかったのかもしれませんが。
朝ドラなんかは「和洋折衷のオンパレード」なのかもしれませんが・・・朝ドラはそもそも、女性向けが多くてね。男のオレとしては、あまり見る機会はなかったんで。
話をレトリックに戻すと、まあ、





とにかく松本穂香がかわいいよね(笑)。



こういう「地味目に見せておいて、じつはかわいい」「垢抜けない雰囲気を醸し出してるけど、じつは魅力的」「なんつーか、古い言葉かもしれんけど、チャーミングといったヒロインを演じさせれば、彼女の右に出る者はいないんじゃないかな? (褒めすぎか/笑)。
ドラマ「95」のヒロインは、松本さんとしてはちょっと毛色が違うタイプだったけど、この鹿乃子(かのこ)さんはまさに「松本穂香キャラ全開!」って感じがしてます。ってか、「原作者がモデルにしたのかな?」思ってしまうくらいの松本キャラです、鹿乃子さん。
で、主人公の祝(いわい)左右馬(そうま)役の鈴鹿央士ですが、





この人は「いまどきのイケメン」というより、「オレらがガキのころや若いころにいたハンサム」ってタイプの顔立ち



って気がしてます。「さわやかでかわいらしいイケメン」というより、「甘いマスクのハンサム」
ってかね、阿部寛も長瀬智也も、若いころは「甘いマスク」「端正な顔立ちのハンサム」だったんですよ。ふたりとも、いまではすっかり渋い男前になってますが(ってことは、鈴鹿さんも・・・?/笑)。
ともかく、「ドラゴン桜」で初めて鈴鹿央士を見たとき(って、この作品の主演は阿部寛だ/笑)、「あ、久しぶりにハンサムといえる俳優さんが現れた」思ったもんです。
以来、この鈴鹿さんに対しては何となく、好感を持ってますね。前述のとおり、「オレがガキのころや若いころにいたハンサム」っぽい魅力があるような気がして。
まあ、主演のふたりが好きな俳優さん、女優さんなんで、そりゃ見ますよね(笑)。
いま一番、「続きが楽しみな作品」です。って、今季ドラマ、まだそんなに視聴できてないけど。

このレトリックも、マンガ原作なんだってね。そっちはチェックしてませんが。
ただ、左右馬と鹿乃子さんのイラストは見る機会がありましてね。鈴鹿さんといい、松本さんといい、最近の役者さんはマンガキャラに寄せるのも上手だね。ってか、メイクや衣装の技術が進歩したおかげもあるんでしょうが。
やっぱ裏方さんの努力も、評価されるべきでしょう。


オクトー 感情捜査官 心野朱梨 Season2

個人的には好きでした。ただ、こんなマイナー調といっていい深夜ドラマにSeason2があるとは(笑)。
まあ、飯豊まりえが主演で、その相棒的なキャラを浅香航大が演じており、主題歌もEXILE系なので、「明確にマイナーとまではいえない」作品なんでしょうが。
あ、前作のことはね、こちらのほうで。

ドラマ・レビュー(2022年7月期)

今回は朱梨(あかり)さんが警視庁に出向する形なんだね。前作では彼女が神奈川県警の刑事で、風早(かぜはや)のほうが警視庁から神奈川県警に出向してたんですが。
まあ、風早は本来、警視庁のエリートですからね。警視庁幹部である父親との確執なんかもあり、「堕ちたエリート」だったのが、前作の最後で、復帰を遂げましたからね。
主人公の朱梨さんは「相手から色を認識することで、それをもとに、犯人の深層心理を読み解くためのヒントを示す」といった役柄なんで、当然ながらアクションシーンは(ドンパチはもちろん、肉弾戦も)期待できませんが(前作で多少は披露してくれた風早も、本作では管理側のポジション)、「色→心理」のつなげ方がおもしろい作品ですので、その辺で楽しめると思います。
まあ、朱梨さんは相変わらず、聞き込みが苦手で、その際はフードを被ってるのがね、ちょっとクスッとしてしまいましたが(笑)。
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新宿野戦病院

2024-08-19 22:02:29 | ドラマ
はい、この新宿野戦病院という作品も、クドカン作品であります。
やっぱこの人のセンス、表現力は凄いわ。
まあ、以前、記事として書いた以下の作品なんかも(GTOはともかく)、クドカン作品でね。よろしかったら、そちらも。

GTOリバイバルと、「不適切にもほどがある!」(終盤から最終回)

不適切にもほどがある!

「ごめんね青春!」がおもしろい

これらの作品は「腹抱えて笑った」ってことが多かったんですが、今回の新宿野戦病院は「クスッ」といった笑いが多いかな。
まずね、橋本愛の使い方が上手い! (笑)
いや、主演は小池栄子なんですが。
ともかく、橋本愛って、かわいいけど、少し気が強そうな顔立ちじゃないですか(実際の性格は知らんけど)。そんな彼女に、「どちらかというと、地味系で等身大のかわいらしさを持つ女の子」という表の顔がありながら、





じつは「裏でSMの女王様やってる」なんて役をやらせてね(笑)。



「まずギャップのある役と思わせておき、やっぱりSっ気のある姉ちゃん」ってトコが上手いですよね。
橋本愛演じる舞ちゃん(源氏名はメイさん)は、濱田岳演じる警察官・勇太に気があるのか、はたまた何となくなのか、ともかく、彼をデートに誘ったんですが、それを勇太がすっぽかしてね。で、キレた舞ちゃんが、公園にある動物型のベンチに鞭打ってね(笑)。
女王様の格好ではなく、いつもの舞ちゃんモードで鞭打ちながら、





「クソッ! 国家権力の犬が!」



いってたのに笑いました(笑)。
で、その舞ちゃんに惚れたのが、享(仲野太賀)。拝金主義な美容外科医なんですが、それまで相手にしてきた派手な女たちとは異なる、舞ちゃんの表の顔に惹かれてね。
ただ、この享は気が多いのか、やがてヨウコさん(小池栄子ね)に惚れてね(笑)。舞ちゃんの裏の顔を知るころには、ヨウコさんが気になってしょうがないせいか、「舞ちゃん=女王様」ということは、あまり気にしてなかったようです。
まあ、少しは驚いていたようですが・・・それは自分の親父(生瀬勝久)がメイさんの常連だったことに対してかな? (笑)
そんな享くんも、ヨウコさんの「破天荒ながらも、医師としてはたしかな腕前と、患者に対する意外と真摯な態度」にも惹かれて、ヨウコさんの行う診療や手術にも積極的に協力するようにはなっています(美容外科医も、医師免許はあるんでね)。
ほかのキャラとしては、塚っちゃん(塚地武雅)演じる看護師長・堀井しのぶ。女なのか男なのか、わからん役でね。聖まごころ病院(ヨウコさん、享、しのぶらが勤めている病院)のメンバーたちも、あえて触れないようにしているようです。
ただ、男の格好で、男として母親らしき人と接していたシーンがあったんで・・・?
そして、ほかのキャラたちもおもしろい人たちが揃ってるんですが、紹介してるとキリがないんで、「機会があったら」ということで。
ってか、クドカンって人は、出落ちキャラも上手いですよね。
「不適切にもほどがある!」では、彦摩呂をああいう使い方しとったし(笑)、今回の新宿野戦病院では、






「不動産王」として、パパイヤ鈴木を(笑)。



ってか、パパイヤ鈴木を久しぶりに見ました(笑)。
最終回近くにも、また何らかの出オチをやってくれると、いいですね。
で、主演の小池栄子なんですが・・・ホント、いい女優さんになりましたよね。最初のころ(彼女が売れ始めたころ)なんかは、バラエティーの仕事が多かったような気がしますが、いまでは「押しも押されもせぬ大女優」といえるんじゃないかな。
って、ゴリとの「落ち武者コント」のころから、実力の片鱗はあったのかな? (ワンナイR&Rね/笑)。

それにしても、ドラマは、いや、創作全般――実写映画も、あるいはマンガなんかも、コメディ、あるいはコメディ要素のある作品のほうが好きですね、私としては。
まあ、小説なんかはね、活字媒体でコミカルな描写というのは伝わりにくいので、「コメディ小説」というジャンルは、あまりないのかもしれませんが。
ともかく、やはりエンターテインメントの基本はコメディじゃないかな? もちろん、シリアス一辺倒な作品も好きですが、どちらかといえば、コメディ系に惹かれちゃいますね。
クドカン作品は、そんな思いを再確認させてくれるものでもありますね、私にとっては。
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GTOリバイバルと、「不適切にもほどがある!」(終盤から最終回)

2024-04-06 22:47:31 | ドラマ
反町に歌唱力を求めてどうする? (笑)



オレら世代にすれば、「あれはああいうもの」という認識なんですよ(笑)。「歌い出しのメロディが、吉川のモニカの歌い出しに似てる」とか、そういうのは超越してるんです!

それにしても鬼塚先生「Z2でウーバーのバイト」って、贅沢ですね(笑)。あるいはゼファーをZ2仕様にしてるのかもしれませんが、それにしてもね。
まあ、昔のノリは出てましたかね。初回放送時に生徒役だった人たちが案外、早く出てきて、それなりにストーリーに絡んでたせいもあってね。
「初回放送時のキャラ」といえば、藤木直人演じる冴島龍二。当時、「なんで龍二と冴島をごっちゃにしたんだろ? ふたりともいいキャラなのに」思ったもんです。って、ドラマのGTOはほとんど見ることができませんでしたが(反町版もEXILE版も。前者の再放送はチラホラと)、マンガ(原作)とその前作にあたる「湘南純愛組」は読んでたんでね。
ってか、龍二、偉くなったなぁ。
そして、





冬月ちゃん(松嶋菜々子)。


ラスト、反町夫妻が同じ画面に納まってましたね。




冬月ちゃん、初回放送の最終回でCAさんになってたんだってね。鬼塚との関係は不明ですが、まあ、いい雰囲気ではありましたよね。元生徒たちにも冷やかされてたし(笑)。
今回のヒロイン・ポジションといえるのは、綾原先生。原作の冬月ちゃんを「ちょっと口うるさい優等生キャラ」にした感じがして、松嶋さんの冬月ちゃんよりも、こっちのほうが(ある意味で)原作の冬月先生に近いかもしれません。
で、その綾原先生を演じた岡崎紗絵が、制作発表時かなんかに、





「もう自分は生徒役ではないんだな、という寂しさも・・・」



なんて、笑い交じりに語ってましたが・・・オレのようなおっさんから見れば、





岡崎さんだって、制服着せれば充分、女子高生に見えると思うけどなぁ(笑)。



20代後半の美人さん、それも彫が深いタイプではない、かわいらしい顔立ちの20代美人だから、行けると思うんだが。
もちろん、若い人から見れば、「JKとしてはキツい」ってなるかもしれんが、GTOの視聴者って、おっさん、おばさんでしょ(笑)。
そういえば、今度、松本穂香が女子高生役をやるらしいですが(岡崎さんと同年代だと思う)、この人はさらに顔が幼いし、なにより「1995年の女子高生」って話だから、充分に務まるでしょう。まあ、auのCMでもまだ女子高生役ですが、あれは半分、コントですからね(神木君も高校生役だし/笑)。
ってか、20代後半の女優さんでも、「平成時代劇」や、あるいは「昭和末期が舞台となっている作品」なら、高校生を演じることができるでしょうね。いつの時代も、「昔のティーンエイジャー」というのは大人っぽく見えるものです。
もう一方のヒロインは、市川すずか。こっちは生徒で、八木莉可子が演じてました。
アナザースカイに出てる人で、「おとなりに銀河」でもヒロイン演じてた人ですね。ってか、岡崎さんより八木さんのほうが大人っぽい顔立ちな気もするが(笑)。

まあ、そんな感じで、GTOリバイバルについて、書いてきましたが・・・オレ、そんなに思い入れないんですよ、この作品(笑)。
もちろん、反町という俳優さんは好きだけどね。
ってか、マンガも前作である「純愛組」のほうが好きだったんですよ。ですんで、鬼塚英吉というキャラの呼び方は、





「鬼塚」というよりも「英吉」です、



オレにとっては(笑)。世間話で、反町とかGTOの話題になっても、「英吉」と言ってしまう。
まあ、オレの中では「鬼塚」と「英吉」は「似て非なるもの」ではあるんですが・・・それでもこのリバイバルは、やっぱり楽しかったです(笑)。

レギュラー放送のドラマでは、「不適切にもほどがある!」がおもしろかったですね。
まあ、この作品のことはこちら(『不適切にもほどがある!』)でも。
正直、当たりはずれもあったとは思います(笑)。それでも、「最後まで楽しめた」といえるかな。
2024年にやってきた、10代のムッチ先輩(磯村勇斗)が、1986年に戻るバスに乗った直後、その息子である秋津君(磯村勇斗の2役)に連れられた2024年のムッチ先輩が姿を見せてね。
で、その50歳のムッチ先輩、





キャストが彦摩呂になっててね(笑)。



それを見た市郎(阿部サダヲ)が、ムッチ(2024ver)とバスの方向を交互に見つめたうえで、ちょっと口をパクパクさせながら、





「これ・・・っつ・・・なんて言っていいか、わかんねぇよ」



ってね(笑)。これ、爆笑したなぁ。
まあ、彦摩呂も、若いころはカッコよかったんだけどね(笑)。
作品のラストとしては、「さらに年取った井上君が掘ったタイムトンネルへ、市郎さんが」って感じでね。やろうと思えば、続編できますよね。
「今度は過去に行って、江戸時代の侍やら町人やらと・・・」なんてね。って、「未来の次は過去」って、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいですが(笑)。
コメント (2)
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不適切にもほどがある!

2024-02-04 22:39:51 | ドラマ
例の事件についてはね・・・まあ、オレの中で上手くまとまらないというか・・・。
おそらく、大抵の皆さんと同じ気持ちだとは思います。憤りもあります。ただ、現状、上手く言葉や文章にできません。いずれ、機会があったら。
まあ、これだけはいわせてもらうと、





作品は原作者のものです。



そもそも、約束事は守らないとね。

さて、標題のドラマ。今シーズンの中ではイチオシです(笑)。
脚本がクドカンで、主演が阿部サダヲこれでおもしろくならないはずがありません(笑)。
「1986年(昭和61年)に50代を迎えていた小川市郎(阿部)。教師で、野球部の顧問をやってる彼が、2024年(令和6年)にタイムスリップ」「昭和では当たり前のことが、令和で通じるわけもなく、それでも昭和を貫く彼の姿が破天荒にも映り、次第に周囲の人間たちも・・・?」といったコメディです。
市郎が何気なく乗ったバスが、タイムスリップすることになるんですが、その車中でのやりとりからして、おもしろかったですよね。
やがて令和の公道を走るようになってたバスの中で、それでも市郎はタイムスリップに気づいてなくてね。一方で、乗ってくる客は令和の人間たちなんですよ。
市郎としては、昭和の感覚のままなんで、バスの中でタバコ吸っててね。当然、車中で喫煙してる彼に対し、乗客たちが冷たい視線を送ってね。それに対し、市郎が「なんだよ、なにが悪いんだよ」みたいな悪態ついたりね。
また、女子高生の制服姿を見て、「パンツ見えそうなスカート」いったり(本人の前でね/笑)、ワイヤレスの(白い)イヤホン見て、「耳にうどん付いてますよ」いったり。
ほかにもね、話が進むにつれ、





市郎「早く昭和に帰って、トゥナイト見たい」



とか言い出したりね(笑)。
あと、この作品、合間にミュージカル的な演出が入るんですが、市郎が令和で出会ったヒロイン格の渚さん(仲里依紗)も歌い出してね。

「♪よっつ(四つ)のわがまま聞いて~」

「♪ひとつ、ひとりでやるから~」

「♪ふたつ、シンプルに給料上げて」

「♪みっつ、託児室は~」

「♪よっつ、ペーパーレス~」

「♪いつつ、ランチは最低、1時間保証して~」


市郎「四つって、言ったよね」



これ、阿部サダヲの言い方がね。また絶妙というか(笑)。
ちなみに、渚さんの数え歌は、八つまで続きます(笑)。
で、その後、市郎と渚さんがいい感じになってね。





市郎「あるなこれ、チョメチョメ」



――「チョメチョメ」なんて、久しぶりに聞いたな(笑)。
ともかく、期待に胸を膨らませてた市郎ですが・・・直後、元の昭和61年に(笑)。
元の世界では、娘の純子がキヨシという男の子と、それこそ・・・
このキヨシくん、母親であり、フェミニストな向坂サカエ(吉田羊)に伴われ、市郎とは逆に、令和6年から昭和61年へタイムスリップしてる兄ちゃんでね。サカエさんとキヨシくんがタイムスリップしてる理由は、現時点では不明です。
まあ、サカエさんの口から、





「ヤダ、地上波でおっぱい出てるじゃない」



なんて言葉が出てたのにも、笑っちゃいましたけどね(笑)。これも、吉田羊が芸達者なんで(笑)。
って、たしかにこのころはね、それでもさらに前の時代と比べれば、抑え気味にはなってましたが。ホントに凄かったのは、昭和50年代かも(笑)。

まあ、ツッコミどころもありますよ。
例えば、野球部顧問の市郎によるケツバット





もっと、フルスイングでしたよ。



元昭和の野球少年としては、「あんなもんじゃなかったよな」と(笑)。
また、前述の「チョメチョメ」ですが、たしかに存在した言葉だけど、行為に対する表現というよりは、ギャグで使われてた言葉だった気がするな。どちらかといえば。
それと、昭和末期ともなれば、さすがにバスや電車の座席でタバコ吸ってる奴は・・・新幹線のような長距離路線は別ですが。
あと、ムッチ先輩(磯村勇斗)。あんなに爽やかな不良は、マンガの中だけだったかも(笑)。湘爆の江口辺りを狙ったのかな?
ただ、時代考証については、「あえて外してる」部分もあるんでしょうね。それが逆におもしろいというか。
そんなわけで、この作品は非常に楽しみにしてます(笑)。

令和パートの秋津くんは、ムッチ先輩の息子かなんかですかね? 磯村勇斗の二役だし、先輩の苗字も秋津らしいし。
それと、渚さんの子供(赤ん坊)は、市郎の生まれ変わり? こっちは、考えすぎかな?
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