マッシュムラムラ(仮) ――クラ鈴が斬る!――

SINCE:2002.2.24
氷室京介、あぶない刑事、マンガ etc

COWBOY BEBOP (キャラ紹介)

2021-12-31 21:43:13 | カウボーイ・ビバップ
Netflixで実写化された記念というわけでもありませんが(ネトフリ版、あまり評判は・・・/笑)。
以前、テキストサイトでUPしてた記事です。今回は主要キャラの紹介。
軽く推敲、加筆修正はやってますが、20年近く前に書いた記事がベースですんで、いろいろとご容赦を(笑)。

作品概要
舞台は2070年の太陽系。“ゲート”(めっちゃ簡単に説明すれば、ワープ空間)開発と、地球以外の惑星の開拓に成功した人類は、その生活空間、居住地域を太陽系のほぼ全域へと拡大していった。
一方で、順調な科学文明の発達とは裏腹に、治安の悪化は著しく、警察機構だけではとても維持しきれないほどにもなっていた。
このため、政府としては、開拓時代のアメリカなどにあった「賞金稼ぎ」の制度を復活させ、カウボーイと呼ばれる連中にも、治安の一翼を担わせることに――。
で、この作品の主人公のスパイクは、相棒のジェットとともに賞金稼ぎ=カウボーイとして勝手気ままに暮らすも、結局は・・・っていうオチです。
まあ、途中、不二子ちゃん以来の(?)「アダルトでセクシー・ダイナマイトなヒロイン(?)」・フェイやら、天然おバカなハッカー・エドなんかも仲間になり、クールでダンディでセクシーで、 ちょっとおバカなストーリーを繰り広げていく、っていう感じです。
まあ、「おしゃれで小粋なハードボイルド・アニメ」ってトコですかね。

キャラ紹介
スパイク=スピーゲル(CV.山寺宏一)
いわずとしれた主人公。
27歳。出身地・火星。名前とは裏腹に、見た目は東洋人。
長身痩躯といっていい体格。が、脱ぐと結構、いい体をしている。着やせするタイプ?
フェイ曰く「モサモサ」な髪と、ルパン並みに細い足が特徴。
ルックスは“優男的いい男”。まあ、顔の作りそのものは「ずば抜けて」というほどではないが、黙っていると、哀愁すら醸し出すような顔立ちをしており、それが彼の魅力となっている。
飄々として、何事に対しても気怠そうな(実際、大抵はやる気がないのだが)態度で取り組むような性格。
が、腕はたしかで、かつては「レッドドラゴン」というマフィア組織にも属していた。
「ガキと、ケダモノと、跳ねっ返りの女が大っ嫌い」らしい。
愛銃はジェリコ941改(イスラエル製)。ジークンドーの使い手でもある。愛機(戦闘機)はソード・フィッシュⅡ
やっぱ好きですねぇ、こういう主人公。「腕はたしか」とはいえ、ヒーローにありがちな「超人的な強さ」を感じさせないトコもいいやね(笑)。
彼を演じる山ちゃんといえば、コミカルなイメージが強いかもしれませんが、エヴァの加持さんといい、このスパイクといい、二枚目キャラをやらせると、めちゃめちゃカッコよくなる(笑)。

ジェット=ブラック(CV.石塚運昇)
スパイクの相棒。
35歳。出身地・金星。
人種は不明だが・・・残り少ない髪の色や、その性格から考えると、日本の古きよきオヤジ像が浮かぶ・・・。
ガタイはかなりいい。顔つきも、強面ではあるが、整ってはいる。頭は禿げ上がっているが、彼の場合、それが短所になっていない。むしろ魅力のひとつかも。
元ISSP捜査官。ISSP時代、とある事件で片腕をなくし、現在もそこだけサイボーグ化したままである。
「いまどき再生手術なんて安いモンじゃない?」――フェイにそのことをツッコまれていたが、本人は手術する気なし。
熱血オヤジではあるが、じつはビバップ号(彼らの居住空間となっている宇宙船)の中で、唯一の常識人。趣味は盆栽。
愛銃はワルサーP99。愛機はハンマーヘッド。また、ビバップ号のオーナーでもある。
スパイク、フェイ、エドにペースを乱されっぱなしなトコが、何となくかわいい(笑)。
誰よりも渋く、そして面倒見のよい男。こういうオヤジキャラもいいですね。
運昇さんは故人です。ガタイのいいキャラを演じさせたら、逸品な方だったんですが、じつはニュースステーションのナレーションなんかもやってたんですよね。

フェイ=ヴァレンタイン(CV.林原めぐみ)
ビバップ版不二子ちゃん。
23歳。が、そのじつ、50年前の事故により、当時の医療技術では治療不可能であった重傷を負ったことから、コールドスリープを施されており、数年前に目覚めたという、実年齢は不明なお姉さん(?)。
出身地・地球。少女時代は品のいいお嬢様。
中国系。っていうか、多分、華僑の家柄でしょう。
最初は「アダルトでセクシー・ダイナマイトな姉ちゃん」なんて思ってたんだが・・・そのじつ、「アダルトに見えないこともないが、アダルトになりきれない」「セクシーな格好や言動を見せてはいるが、セクシーになりきれない」「跳ねっ返りに見せておいて、跳ねっ返りになりきれない」ってトコが魅力なんだよね。「不二子ちゃんになりきれない」っていうか。他人に対しても、冷めているように装ってるけど、じつは結構、情が深い。
まあ、記憶のない姉ちゃんが、しかも荒れた時代を生き抜くには、あれくらいしたたかで強気に変貌しなければならなかったのでしょう。
っていうか、元からその素質はあったのかも(笑)。
自称・ロマニー。が、スパイクに「“ロマニー”なんてのも、ウソなんじゃねぇのかぁ?」と、いわれたりもした。
愛銃はグロッグ30。愛機はレッドテイル。
「一応はアダルトでセクシー・ダイナマイト」とはいえ、不二子ちゃんのように爆乳ではないので注意(だから、おっ〇い星人は、あまり萌えないかもしれない)。
こういうヒロイン(?)も大好きです! 以前は「フェイもジュリアもどっちも好き」だったが、何度も見てるうちに、フェイのほうに傾いていきましたね。って、もう10年くらいは見てないけど(BD-BOXが出たときに見て以来か?/笑)。
林原さんは、綾波レイで初めて知ったんだが、その綾波の直後にフェイという全く違ったキャラだったんで、「声優って、すげぇ」と思いましたね。

エド(CV.多田葵)
本名:エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世(長っ!)。っていうか、自分でつけた名前なので、本名といえるかどうかわからんが・・・
出身地・地球。人種は不明。肌は褐色だが・・・
15,6歳かな? 外見、言動とは裏腹に、女の子なんで、要注意!
天然おバカキャラだが、超一流のハッカー。彼女に対し、何だかんだツッコミを入れながらも、ビバップ号の面々は、その能力を結構、アテにしていた。
ブキ・ウギ・フンシェイにて、メイファに対し、「(ジェットの)愛人さんですか~?」と、宣ったのには笑った(その際のジェットの反応は・・・/笑)。
彼女を演じていた多田葵さんは、本放映時、現役女子中学生だったらしい。

アイン
そのじつ、脳を手術され、それにより犬とは思えないほど高い知能を有している。
このため、学術的にも経済的にも、非常に価値が高いのだが、ビバップ号の面々はそのことに気づいていない(あるいは、エドは・・・?)。
人間の言葉も理解しているようだ(ただし、言葉が話せるわけではない)。
「ビバップ号の主人はジェット」と認識しているようであり、そのせいか、スパイクは何度か噛まれている。まあ、スパイクのほうも、アインをかわいがっているわけではないが。
フェイから、彼女の過去を聞かされた経験あり。

ジュリア(CV.高島雅羅)
スパイクにとって重要な女性。作中、彼が唯一、愛した女性である。
長身痩躯で(スパイクとも大差ない)、ブロンドの長い髪が印象的であり、目つきにも雰囲気にも、どこか陰がある。
落ち着いた雰囲気の、大人の女性。
が、スパイクともビシャスとも関係を持っていた。
そのため、フェイのファン、とくに「スパイク×フェイ」派には、めちゃめちゃ嫌われている。「ジュリアって、女狐じゃん!」って感じで(笑)。
エンディングでは、彼女とスパイクとビシャスの三人が、信頼し合っていたころのセピア色の光景が・・・。
フェイも好きですが、ジュリアも好きですね~。
女性のファッションに関しては、どういうわけか、「露出の少ないファッション」が好きでして、そういう意味では、服装に関してはジュリアのほうが好きですね。

リン&シン(CV.緑川光、檜山修之)
スパイクがレッドドラゴンにいたころの弟分たち。
「双子?」っていいたくなるほど同じ顔だが(笑)、兄のリンのほうがオールバックで、弟のシンは髪を下ろしている。
ふたりともスパイクを慕うと同時にビシャスも慕っており(シンはそうでもないかな?)、スパイクがレッドドラゴンを抜けたあとも組織に残ったのは、その辺りに理由があるのかもしれない。
木星において、スパイクがビシャスに挑んだ際、ビシャスのガードを務めていたリンはスパイクに銃を向け、引き金を引く。結果、スパイクは意識を失う。とはいえ、弾丸は麻酔弾に替えてあった。
その後、ビシャスがグレンに奇襲を受けた際、リンはビシャスを庇って、この世を去る。
一方のシンのほうは、スパイクにジュリアの居場所を教え、また、ジュリア死亡後、単身レッドドラゴンに乗り込んだスパイクに手を貸し、一時的に共闘もした。
が、その戦いで死を迎えることに。
「スパイクとビシャス」という両雄の間(はざま)で・・・あるいは、この兄弟はビバップで最も辛い宿命を背負わされた男たちかもしれない。

グレン(CV.堀内賢雄)
両性具有のサックス・プレイヤー。
ビバップ号を飛び出したフェイが、木星にてチンピラに絡まれた際、彼女を救う。っていうか、彼女のほうが圧倒的に優勢だったんだが(笑)。
その後、自室に彼女を招き入れた際のふたりの会話は、なかなかおしゃれかつセクシー(とくにフェイが/笑)で見応えがあったのだが、ビシャスとの繋がりを知ったフェイに、シャワーを浴びているところを乗り込まれる。
その際、フェイが目にしたものは・・・女性のような乳房と、男性の象徴を併せ持つグレンの姿であった。彼はただ微笑を浮かべるのみ・・・。
結局、身動きが取れないようにベッドの上に縛られたフェイ。だが、それを発見したジェットに「そういう趣味の男だったのか~?」とツッコまれるも、「そんなんじゃないわよ」と、ボソッと答えるのみであった。普段の彼女だったら、ギャーギャー騒ぎそうではあるが(笑)、あるいは彼女なりに、グレンの「わけありで、儚げな雰囲気」に同情を禁じ得なかったのかもしれない。
直後、ビシャスとの戦闘で死亡。
じつは元傭兵であり、土星にてビシャスとともに戦ったことのあるグレンは、彼を「戦友」と考えていたのだが、彼に裏切られ、刑務所に服役することになった、という過去を持っている。
「裏切られた」ことに苦悩したグレンは、服役中に精神安定剤を過剰に服用し、その副作用で、このような体つきになったのだが、やはり最期までビシャスの裏切りに対し、「憎しみ」よりも「疑問」の感情のほうを強く抱いていたようだ。それはビシャスへの、性別を超えた想いによるものかもしれない。
最期は、スパイクの手により、自身の望みどおり、愛機とともに土星へ向けて打ち上げられた。

メイファ(CV.小笠原亜里沙)
ジェットとちょっとした縁のあった風水師の娘で、自身も風水に精通している。
中国系ではあるが、肌は褐色(それ以外はたしかに中国系)。
10代半ばの少女であり、あまり異性というものを意識しない性格かもしれない。
結構、ハキハキと喋るものの、明るすぎず、暗すぎずといった、「風水に通じている」以外は普通の女の子っていう感じの子。
「ジェット=ロリ」説を定説にした少女(笑)。まあ、メイファ本人は、意識すらしてなかったが。
一方のジェットはというと・・・まあ、彼のほうも「女性」としては全く意識してなかったが、少なくとも「親子」とは見られたくなかったようだ(笑)。

フェイ「ねぇねぇ、愛人?」
スパイク「にしちゃ、若すぎるだろ?」
フェイ「じゃあ、隠し子?」
スパイク「にしちゃ、歳食い過ぎてんだろ?」


――メイファをビバップ号に招き入れた際の、フェイの下世話ぶりが笑える(笑)。

ビシャス(CV.若本規夫)
銀髪と日本刀が特徴的な、スパイクのライバル的キャラ。
非常に寡黙な男で、スパイク同様、とらえどころのない男ではあるが、スパイクがどこか飄々としたタイプであれば、ビシャスは「どこか不敵な男」である。が、スパイクに対しては蛇のような執着を持っている。
スパイクがレッドドラゴンに属していたころは、彼の相棒的な立場であり、彼による回想シーンでは、ふたりで共闘している姿も見受けられる。その際、ふたりとも互いに対し、信を置いているような笑みを浮かべていた。
ジュリアを含めたこの三人の中には、たしかに「友情」というものが存在したようである。
そんな彼がなぜスパイクと敵対し、彼に執着するようになったのかは、作中では明らかにされていない。
ジュリアを寝取られた恨みか? 「戦い」というものに対し、(ある意味)柔軟な見方をするようになったスパイクに絶望し、もう一度彼を修羅の道に戻そうとしたためか? ――その答えは、ビシャス自身にもわからないかもしれない・・・。
もっとも、彼は典型的な“戦いの中でしか生きられない男”であり、そのため、スパイクという「強い男」と戦えさえすれば、それでよかったのかもしれない。
レッドドラゴンを乗っ取った際、長老の眼球を横一文字に斬るなど、冷徹さ、残忍さをも持っている。が、その際の「赤い涙を流すがいい・・・」というセリフはカッコよかった(笑)。
まあ、あまり出番のなかった男ではあるが、ライバルキャラというのはそれくらいのほうが、インパクトがあっていいと思う(ガンダムのシャアなんかは、ライバルを超越したキャラなんで、そういう場合は出番が多くなるのも頷けるが)。その代わり、出演した回は確実に、絶大な存在感を示してたし。
声を当てた若本さんは、「すべらない話」のナレーターなど、近年ではコミカルなナレーションや演技が多いようですが、昔はクールな悪役をカッコよく演じていたんです(笑)。「EVE burst error」のロス御堂も、名演技でしたよね。


ほかにもね、「お気に入りエピソードのレビュー」なんかも、再UPを考えていますが・・・まあ、後日。

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ボクシング・井上尚弥vsディパエン

2021-12-18 20:18:29 | スポーツ
何気に、両国国技館は初めて行きました。駅前、ちゃんこ鍋のお店が多いですね(笑)。

仕事終わりだったので、セミファイナルのメンデスvs谷口将隆から。
まあ、谷口がベルト奪取しました。
この谷口さんも、応援していきたいですね。

尚弥vsディパエンはね・・・会場に行く前は正直、「1Rで終わっちゃうかも・・・」なんて思ってたんですが・・・
「立ち上がりはあまり・・・」という感じがしたかな。様子見だったのかもしれませんが。
それでもね、3R辺りからは攻め込んでいったんですが、





ディパエン、思ってたより打たれ強い。



試合後、尚弥もインタビューで、「思ってたより、タフだった」とか、あるいは冗談交じりに「『自分はパンチがないんじゃ』と思った」みたいなこと言ってたように、なかなか倒れない。
こういう流れって、「強いほうが攻め続けているにもかかわらず、ラッキーパンチなどで、逆にダウンを奪われる」なんてこともあったりするんで、ちょっと不安になったかな。
まあ、でも、そこは尚弥ですからね。きっちり、8Rで倒して、TKO勝ちでしたけどね。
それにしても、上述のような「嫌な流れ」でも、





「関係ねぇよ」とばかりに、何事もなかったかのように相手をKOできる“絶対的王者”



であることが凄い。こんなチャンピオン、そうそう出てこないですよ。
改めて、尚弥チャンピオンのモンスターぶりを垣間見ることができたと思います。

そういえば、ラウンドガールの露出が少なくなりましたよね(笑)。昔はほぼ裸でしたよね、いまと比べれば(笑)。
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