アンフェア the end

雪平夏見
有能な刑事だった
父の死の真相をさぐるため
警視庁捜査一課の
刑事になった
そして
父親が
警察内部の不正に
迫っていたことを知る



最大の
理解者であった
夫佐藤和夫の死をはじめ
大きな代償を払いながら
その不正を示す
機密データを入手した雪平は
不正を暴く
機会をうかがっていた



そのとき
東京地検特捜部
村上克明検事とその父で
元検事総長である村上成明の
殺害事件が発生
容疑をかけられた
津島直紀は
雪平を取調官に指名
津島は
警察の‘闇’を
告発しようとして
無実の罪に嵌められたと主張し
警察で信じられるのは
雪平だけと話す



一方
最高検察庁
武部将臣は
村上親子が
不正な組織に
属していた疑いがあると打ち明け
雪平に
情報提供を求める
死んだはずの
元恋人・一条道孝も姿を現し
雪平の身に
危険が迫っていると警告する
‘闇’の組織が
雪平の持つ
機密データを奪うべく
動き出したのか!?



雪平は
警察内部の不正を暴くため
想像を絶する行動に打って出る
しかし
‘闇’は
人の心をもてあそび
あらゆる手段を使って
雪平を追い詰めていた

アンフェアなのは
誰か!?
雪平夏見
最後の決断とは



遂に
と言うか
やっと
終りましたか


検挙率No.1
バツ1子持ちの
無駄に美人な
女刑事・雪平夏見が
次々と発生する
事件に立ち向かう姿を描く
シリーズモノ
原作は
秦建日子の小説『推理小説』ですが
ドラマ版だけ
原作を元に描かれていますが
それ以降は
まったくちゃいます！
スペシャルドラマ
スピンオフスペシャルドラマ
劇場版「アンフェア the movie」
劇場版「アンフェア the answer」
こちらは
完全オリジナルでございました

小説の雪平夏見は
どこまでも
報われず
最新版？完結版？
「愛娘にさよならを」の
ラストに至っては…



結論を言えば
山路徹夫と小久保祐二は
最後まで
普通の刑事
と言うか
正義を貫く
まともな刑事だった

三上薫と一条道孝は
自らを
‘闇’のグループに
置きながら
一貫して
雪平夏見を
守ろうとしていた

と言うのは
わかりました
でもって
鼻っ柱が強くて
我も強くて
酒飲みのバツイチ
協調性もなく
唯我独尊を地でいく
雪平夏見は
兎に角
誰からも愛される
キャラでございました



ドラマで
雪平の相棒役として
登場した瑛太さんの弟
永山絢斗さんが
闇の組織の不正を
暴こうとして
逆に命を狙われることになる
津島直紀を演じています
劇中
雪平さんて無駄に美人ですよね
バカかお前は！
と言う
知る人ぞ知る
台詞が飛び出して来たり
シリーズを
見ていたファンには
感無量？

津島直紀までもが
雪平の敵だったとはね～
まっ
敵と言うか
父親の無罪を証明したいが為
武部将臣に
利用されていただけなんですけどね
で
津島直紀本人は
基本的に
真っ当な
正義の人だった訳で
雪平と逃亡を続ける中で
彼女こそが
信頼すべき
正義の人なんだと
確信する訳です
訳ですが…

流れとしては
エルドリア共和国の
大使館に駆け込んだ
雪平はアメリカに亡命？

津島直紀に代わり
警察・検察・裁判所が
殺人指示書を含む証拠を
NYポストに持ち込み
世界を巻き込んだ
告発を成功させ
メデタシめでたし
なんですけど…

ん？
雪平自身が持っている
闇の組織の
資金の流れやら
諸々の情報は
どうなってるんでしょ
日本に残された
愛娘
佐藤美央は
ど～なっちゃてんの？
と疑問は残る

まっ
原作最新版（完結編）では
報われることなく
むしろ
過酷な状況に
貶められ
悲惨極まりない
雪平夏見の姿を
知っているので
多少
疑問は残っても
彼女に
未来が
残されている風で
終ったのは
良かったですかね

　　　　　　　　　　　　　　画像は映画.com他より引用しています