時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

しゃばけシリーズ19~いちねんかん~

2023-03-05 | 読書
両親が湯治に行く一年間
長崎屋は
若だんな
一太郎に託されることになった
頼られる跡取り
をめざし奮闘するも
商品を狙ういかさま師や
疫病の流行
大坂の大店からの無理難題など
困難は次々と降りかかる
おまけに
主の留守を知った賊に
目を付けられ…
妖たちは
あの手この手で
若だんなを助けようとするが
はたしてこの一年
ぶじ乗り切れるのか1?
痛快でじんわり心に染みる
シリーズ第19弾



一太郎の祖母おぎん
故人ですが天界で
荼枳尼天に仕えている
狐の妖である皮衣(かわごろも)
その祖母が
おぎん自身の
遠縁の❛おきの❜と称し
人間界(九州の別府)に
降臨~
それを承知の
母おたえは
夫である藤兵衛と共に
湯治に行くと言う
しかも
一年

と言うことで
その間
一太郎は
江戸の大店
廻船問屋と薬種問屋を営む
長崎屋の主代行を
することになりやす
基本的に
廻船問屋には
大番頭の吉高
薬種問屋には
大番頭の忠七がいるし
その後方には
佐助(’廻船問屋)と仁吉(薬種問屋)が
控えている訳で
心配ないと思いきや
当主が
居るのと
居ないでは
やっぱり違うようです

薬種問屋では
の大番頭忠七が
大枚取られた
廻船問屋では
盗人に
店の商品
横取りされたり
離れには
久々
大物神である
大国主命(おおくにぬしのみこと)
大禍津日神(おおまがつひのかみ)が
離れに来たり
個人的には
一太郎が
大阪の大店
薬種問屋❛椿紀屋❜の
婿選びに
駆り出されたり
とどめは
長崎屋に
強盗が…

一太郎は
時折
ぶっ倒れながらも
自身の知恵と機転
妖や周囲の人たちの協力で
トラブルをクリアしていきました
仁吉と佐吉が
それぞれ店の仕事に忙しく
本業である?
一太郎のお世話に
集中できない
緊急事態の
対処として
屏風のぞきが
薬種問屋で風野
廻船問屋では
貧乏神の金次が
奉公人として
働き始めます
しかも
一太郎の両親
藤兵衛・おたえが
長崎屋に帰ってからも
引き続き
奉公が続くようです
おたえは兎も角
藤兵衛も
すんなり
二人を受け入れちゃうのは
肝が据わつているのか
単に
一太郎に甘いだけなのか

兎にも角にも
一太郎の
奮闘記
楽しかったです








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