薪ストーブ暮らしが大好きでブログ書いてます。
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薪ストーブ|薪焚亭
トップ以外は慌てるほどの温度じゃない
今日は まきたきてー温度計が振り切れそうだ のつづきです。
FA225のトップ温度が390℃になってたその頃、正面左右の温度計はというと、260℃と210℃だからそんなにあわてるような温度でもない。
左右の温度差は温度計の個体差や鋳物の温度むらもあるだろうけど、それよりもこのケースは、焚き始めからそんなに時間が経ってないから、炉内での燃焼むらによるものでしょう。 なので、このあと徐々に差が縮まっていきます。
でもまぁ確かに、それでも260℃ってのは十分高温なんですがね。 普段なら、ここまで温度を上げることはないです。 この時は空気も目一杯絞った状態だったんですが、それでも260℃まで上がってしまいました。 たぶん、椚の薪を3本くべたせいもあると思います。 椚は楢よりも火力があるんですよね。
いつも焚いてて思うんですが、椚は本当にいい薪です。 火力だけでなく、特に熾き火になってからの持続力がすばらしいのです。 椚以外では欅も確かにいいんですが、自分の生活圏ではなかなか手に入らないのと、割るのがめっちゃ大変なので、そういう意味では割りやすい椚の方が薪に向いてます。 ホント簡単に割れます。
針葉樹は細胞や導管やらの樹種による違いがほとんど無くて真っ直ぐなんですが、広葉樹は樹種ごとに違った複雑さがあって、目の詰まり方、細胞や導管の並び方が違うのです。 なので、割りやすかったり割りにくかったりするんでしょうね。
もっと寒いところに住んでれば、今回のような焚き方が日常なんでしょう。 ただ、これ以上やると、ましてや頻繁なら、過燃焼で間違いなく触媒が逝ってしまいます。
アンコールの触媒モニターを見ていて分かったことは、800℃までならまったく問題なしですが、900℃とか、さらには1000℃なんてことになると、金属触媒なら熔解が始まるし、セラミックだと枠が持たないし、セラミック自体も割れたりします。 なので、触媒燃焼のベストゾーンは600~800℃位だと思います。 下限はもう少し低く400℃からでも、それなりに反応するので良いでしょう。
話が逸れましたね。
煙突の温度は250℃でベストゾーン内なのでこれもまったく問題無しです。
となると、あのトップ温度、390℃ってのは何が原因だったんでしょうねぇ?
つづく
おまけ
こういうの見ると 鶏も豚も牛も哀れすぎる。 て言うか、人間は恐ろしいよね。
見えない部分、パック詰めの肉から誰が想像して買ってる?
まきたきてー発電所 毎日の発電実績
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