韓国雑記帳~韓国草の根塾&日韓環境情報センター&ジャパンフィルムプロジェクトブログ

韓国に暮らして30年。なぜか韓国、いまだに韓国、明日も韓国。2022年もよろしくお願いします。

ほうしゃのうは、あぶない! でも、いじめちゃダメだ!!

2011-04-14 01:26:34 | 脱原発社会のために
 こんな記事をご存知ですか?

 「放射能怖い」福島からの避難児童に偏見

 これから原発事故の安定化がなかなか進まないと、こんな「いじめ」は拡大していくような気がします。日本国内では「フクシマ」か「フクシマでない」かで差別をし、海外では「フクシマのある日本」か「そうでないか」で差別するようになる可能性があります。

 すでに今回の原発事故で日本はダブル・スタンダードで語られ始めています。
 最初は「地震の被害がもの凄くても、我慢強く、頑張る日本人」として語られていましたが、いまでは「ウソをつき、何かを隠し、相手を配慮しない自分勝手な日本人」になりつつあります。
 
 韓国でも日本の教科書での竹島関連の記述の報道で雰囲気がガラリと変わりました。その上、事前の予告もなしに放射能汚染水を大量に海に捨て、「国際法では問題ない」というバカな外務大臣は、辞めてもらいたいです。政治家というのは、あるいは外交というのは法律だけですすむのではなく、相手への思いやりとか気配りとか交渉などが基礎になっていることが、この外務大臣はまったく分かっていないですね。官僚の原稿を読んでいるだけなのでしょう。

 菅首相も困ったものです。

 原発周辺「20年住めない」=菅首相が発言、その後否定 

 なにを根拠にして言っているのか、じゃあ20キロの外はどうなるか、30キロの外は?こんなアブナイ話、取り巻き連中とのおしゃべりの中でいうのでなく、地元を含めたきちんとした会議の場で検討し、地元への負担をなるべく少なくするための工夫や配慮を同時に行わないとダメでしょ。
 で、なんで急にドイツの田園なの。これこそ、自然や環境をバカにしているとしかおもえないですね。日本政府が去年のCBD-COP10で「里山イニシアチブ」を国際的なものにするといいながら、急にドイツとは。これで、この人たち思い付きで言っていることが証明されたようなものですね。

 ということで、しばらく原発関係ばかりになりますが、ご了承ください。