漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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雪とFP 紫蘇たっぷり豆腐バーグ

2013-02-06 22:12:54 | 春の豆腐料理
今日は雪が降りました。いつの間にか雨にかわって、思ったほどは積もらなかったように感じていますが、外出された方はお足元は大丈夫だったでしょうか?

水曜日はお休みなので、先週の水曜日に美容室の予約を入れました。
でも急用ができて、行けなくなってしまい、一週間後の本日にずらしていただきました。

それなのに、雪。
できれば、家の中から、この降りしきる雪を眺めていたい。
そんな衝動にかられ、美容室に電話しました
「雪で外出する心が折れそうなので、来週の水曜日に予約を変更していただけないでしょうか?」

臆することなく、こんな理由をのべさせてくれる明るい美容室です。

ところが、来週の水曜日は休みとのこと!

ひえ~~、っと重たい腰をあげて行って来ました。美容室は家から3kmくらいなので、いつも歩いていくのですが、今日はバスという秘密兵器を利用させていただきました。

バスは、はやい!そんな新事実を知ってしまいました。

そういえば、お年寄りはバスは無料なんですよね。いいなぁ、少なくとも駅の近くや、バスの停留所の近くに住めば、交通手段の心配を老後にしなくていいなんて、いい国だなぁと、しみじみ思いました。

さて、春もすぐそこというわけで、FP(花粉症)のご相談も始まっております。
花粉症というアレルギーを持ちながらも、発症させない!
そういうことが出来るのが漢方薬です。

あ、FPですね。自己暗示的に、ちょっと名前を変えてお届けしております。
本来FPに過敏に反応することないのに、反応してしまうのは、免疫の過剰反応だといわれています。この免疫をちょうど良い反応に整える働きがあるのが「オウギ」

漢方的に見たFPというのは、体のバリア=「気」が不足していると見ます。気を主に作るのは、胃腸なので、この時期の食事は暴飲暴食はさけます。甘いもの、冷たいもの、から過ぎるもの、お酒も注意です。
粗食でいきます。
そして、睡眠をしっかりとる。体の声を聞きながら、無理をしないこと。
そうすることで、バリアにまわる「気」が増えてきます。
このバリアの気をしっかりはりめぐらせる役割があるのも「オウギ」です。

漢方の処方の中でもオウギの量がたくさん入っていて、
胃腸をととのえるビャクジュツと、追い払う力があるボウフウの三人トリオが衛益顆粒という漢方薬です。FPにも本当によく効きます。
これを発症前一ヶ月からのみはじめて、発症後一ヶ月後までのみます。
それでも発症してしまった日には、症状をおさえる漢方薬も一緒に+します。

つまり、発症をおさえる漢方薬だけでは効き目が悪いのです。この根本であるバリアの気を増やすものを入れるととっても効き目がよいのです。もちろん眠くなりませんし、眠くなるどころか気を増やすので、元気がでます。

去年の春に私は右目のまぶたが腫れたのです。強い痒みとともに。春は皮膚病が出やすいので、その時は皮膚病に関する漢方薬と胃腸の漢方薬をのんで、腫れがおさまりました。ところが、秋になってまた右目だけが強い痒みと腫れが出たのです。また皮膚病の漢方をのみましたが、どうも効かない。
そこで、この衛益顆粒をのむと、腫れがすぐにおさまりました。
去年から、免疫がちょっとおかしいな~っという感じがしているので、今はまじめに、まじめにといっても、私はどうも粉薬をなかなか一日2回のむのが、非常に面倒くさくて、続かないので、なんとか頑張って一日一回で衛益顆粒をのんでいます。おかげで、まぶたの腫れもそれ以来おきていません。FP,喘息、アトピーなど免疫にかかわる症状が出る方には、この漢方薬を足すとよく効くケースが多いです。


さて、昨日の夕飯です


さて、昨日の夕飯です。
紫蘇たっぷり豆腐バーグ
水菜と大根のサラダ
ジャガイモと松山揚げの味噌汁
かまどご飯
納豆
高菜漬け


気を増やす食べ物は、何がいいかというと。お米やイモ類、豆類など穀類がおすすmです。外皮もつくと、体の余分な水もだしてくれたりするのですが、今は放射能の問題もあるので、なかなか外皮つきというのを無条件でおすすめしにくいのですが、穀類はとってもよいです。
よく、夜だけはお米を召し上がらないという方がいますが、夜はお酒を減らしてでも、ダイエットの心配よりも、お米をぜひ召し上がってください♪

今日は、おやつに
一発大学芋をつくりました


普通は、あげてから、カラメルをつくって、そこにドボンですが、
一発揚げは、油に砂糖を混ぜておいたもので揚げるので、一発で完成です。

芋好きにはたまらない一品です♪