小田急線鶴川駅から歩いて行けるこの武相荘は、相模の国と武蔵の国の境にあるということから一捻りして名づけられたらしい。
白洲次郎も正子も著名人で、戦前イギリスやアメリカに留学しているような、そして正子さんは伯爵令嬢だし…しょせん庶民とは程遠いすましたお暮しでしょう…。と、車で前を通る機会は何度もあったのに敬して遠ざけておりました。
でも、こちらで年一度の骨董市が開かれるということもあり、庶民として一度見に行ってもいいか…と秋晴れの下、出かけてきました。
白洲次郎さん、日本の参戦は不可避だが負ける…と見越して鶴川に移住したとか。
当時世田谷も大概田舎でしたが、もう少し小田急線で下る鶴川はもっとすごい田舎。今でもいい感じに谷戸が広がっています。
そこで、町田を中心に活動しているNPO法人「みどりのゆび」さんたちと合流してウォーキング。
鶴川台尾根緑地伝いに歩きました。
切り株にキノコ。
図鑑によるとスギタケ、らしい。松茸じゃなく杉茸。
気持ちの良い道で、開けたところでは富士山や大山が見渡せます。
↓手前の四角いコンクリートの境界石の右が川崎市、左が町田市。
こんな気持ちのいい散歩道があれば、毎日歩ける…。
最後にたどり着いたのは見晴らしのいい真光寺公園でした。