近くの公園広場で、孫が見つけた遊び相手。
大きいし持ちやすいし…。そうそう転がらないし。
見上げるとかりんの木。こんなところにあったんだ…。
かりん酒は夜中に咳が出た時に重宝するので、一昨年八百屋でかりんを見つけて買って作りました。しかし今年の冬は不思議と咳が出なかったな…。まあ、またすぐ冬が来る。
上にたくさん生っているけれど、あまり下には落ちていませんでした。
ところで、宮沢賢治「風の又三郎」で最初に
「どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ…」という詩がでてきます。
これを初めて読んだころには「かりん」というものを知らなかったので、小さいなリンゴかと思っていました。
ただ、かりんだけでなく、どうも子供には訳の分からないところが多くて、きつねにつままれた状態で読んだ覚えがあります。宮沢賢治の童話はそういうのが多くて、銀河鉄道の夜なんかも訳が分からなかったです。
大人になって読み返してみて、やっとわかったというような感じです。
まあ、今度かりん酒が作りたくなったらここに来ようかと思いました。当分あるけど。
ちなみに、青いくるみというのがこういうもの↓というのは最近確認しました。