お散歩マトリョーシカ karat

マトリョーシカ好きではじめたブログです…マトリョーシカや編み物や猫、四季折々のお散歩の景色や自然、その他色々…。

レギンス(.・..)とレギンス(.・・・)

2017-10-21 22:19:30 | 編み物

私が幼児の頃、母が編んだレギンスを履いていました。母は毛糸で編んだ幼児用のパンツをレギンスと呼んでいました。

レギンスという単語はここ10年ほど衣料品売り場で見かけるようになりましたが、実は私にとってはものすごく古い言葉です。その昔(半世紀以上前)母が使っていた言葉で、その後誰からもその単語は聞かなかったので、これは今は使わない古い単語で、同様に母が使っていた「メリケン粉」や「ギヤマン」よりももっと範囲の狭い特殊な単語だと思っていました。メリケン粉やギヤマンは最近は使わないけどまあまあ普通の言葉、という感覚です。

それがここのところ聞こえてきたので、驚いていました。でもイントネーションが違います。母のは、ギのところだけ高くなってンスは下がります。今のはレと低く発音してギンスは高いまま。レギンス―と言っている感じで、網のネットとインターネットのネットくらい違います。

レギンスで検索すると、ウィキペディアに説明が出ていますが、下の方に米陸軍の兵隊の写真があるので、母の時代、占領軍の関係で入ってきた言葉かもしれないと思いました。

 

本を見ながら編んだ幼児用のレギンス↓人形に無理やり履かせたけど、

  実際はこんな感じです。

ついでに同じフラックスK(ハマナカ)という糸で編んだポンチョ。↓(フラックスという糸は麻と綿の混紡で、もたもたしているうちに寒くなって、もう毛糸の季節です。)

  これは、母ならマントと呼ぶだろうと思います。

 


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2 コメント

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レギンス (karat)
2017-10-22 16:16:57
春さん、また、インバネスとは…古い言葉が記憶の底からよみがえってきました(笑)。そういえば言ってましたね…。明治大正頃の小説に出てきそうな単語で、そういう時代のテレビドラマには必需品かも。
ロンパースは今でもあるみたいで、ただしカバーオールと呼ぶ方が普通みたいですね。ロンパースも古めの言葉…。
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Unknown ()
2017-10-22 16:01:31
私がレギンスという言葉を覚えたのは、足首までしかないタイツが出回り始めたころ、20年くらい前でしょうかね。母はタイツは知っていたけれど、レギンスは知らなかったと思います。karatさんのお母上のおっしゃっているレギンスは、毛糸のパンツ(笑)です。親に赤い毛糸のパンツをはかされて、友達に見られたというのが、よく漫画にもなっていました。そういえば、ロンパースというのも、息子が小さい時もあった言葉だけれど、今でもあるのかな?着ている赤ちゃんは見ませんね。
最後の写真のマントですが、男性用だったら母はインバネスと呼んでいました。母の叔父のインバネス、母が身辺整理をした時我が家に来ていて、しまい込んであります。いったいどうしたらいいんでしょう?笑。
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