秋の気配とともにオリーブの実も大きくなってきました。
とは言っても、実が赤く色づくまでは葉の色と実の色がほとんど同じなので、よく近づかないと実の存在が分かりません。
久しぶりに近づいて観察したら、びっくりするほど大きくなっていたというのが本当のところです。
去年も今年もたくさん実が付きましたが、来年からはあまり期待できません。
実ができやすいように異なる種類を1本ずつ並べて植えていたのですが、そのうちの1本がなくなってしまったのです。
敷地内に別棟を新築する事情ができ、設計上邪魔になる1本の撤去を泣きの涙で決断しました。
細くて今にも折れそうな小さい株を買い、実ができるまで育てるのに何年かかったことか。残念です。
今回撤去したオリーブは、去年挿し木に成功し、小さい株が生き残っています。
地植えにする場所はもうないので、鉢植で育て花を咲かせるつもりです。5年先になるでしょうか。もっとかかるでしょうか。
気の長い話ですが、ガーデニングはそもそもそんなものだとも思います。
楽しみができたと思い、世話を続けるつもりです。
私のお気に入りのプレクトランサス・モナラベンダーにも小さな花穂ができています。
陽が短くなれば濃いラベンダー色の花がたくさん咲きだします。秋の風情によく合う花でしょう。