やはり暑い日が続きます。
ベランダの果樹や野菜には毎日朝夕の水やりが欠かせません。
昨日も夕方になると水やりにベランダに出たのですが、いつもと違うセミの鳴き声がしました。
あのやかましいクマゼミの鳴き声ではなく、「ツクツクホウシ!ツクツクホウシ!」という素敵な鳴き声です。
やはり季節は確実に秋に向かっているのですね。
秋と言えば楽しみは「実りの秋」。
畑のサツマイモの収穫はまだまだ先ですが、ベランダで鉢栽培しているイチジクの実は順番に熟して赤く色づいてきました。
最近、ベランダの床に落ちたイチジクの実をよく見かけたのですが、たくさんできた実が自然淘汰されていたようです。
一枝に2個程実が残っていて、ひとつずつ急に太って赤く色づくのです。
自然に熟したイチジクの実はたいへん美味です。栄養価も高いようで、縄文人の時代にあれば喜ばれたことでしょう。
幸いなことに、今年は今のところ鳥の害はないようです。
ツクツクボウシの鳴き声と熟した赤いイチジクの実。秋はもうすぐやってきそうです。
遠くに見える空の雲にも秋の気配が感じられます。
ベランダのイチジク栽培は、大きな葉の日よけ効果も期待できます。