いくつになっても知らないことばかりで、最近やっと雪中四友(セッチュウシユウ)との言葉を知りました。
中国で古来から冬の画題(絵のテーマ)として取り上げられることが多い四つの花ー梅、山茶花、蝋梅(ロウバイ)、水仙をさすそうです。
他に中国では雪中四花(セッチュウシカ)との言葉もあり、こちらは冬を代表する四つの花ー梅、椿、蝋梅(ロウバイ)、水仙だそうです。
どちらにも梅、蝋梅(ロウバイ)、水仙が含まれていて、なるほどと感心しています。
冬になると私のブログでも山茶花やロウバイ、水仙の話題をよく取り上げていますが、確かに雪の季節を代表する花だと思います。でも、梅や椿の咲く時期を考えると、中国と日本では気温の関係で少し違うような気もします。
私の庭では今、蝋梅、山茶花、ニホンスイセンがたくさん咲いています。椿が咲きだすのは春になってからです。
にぎやかなソシンロウバイとは違い、この素朴なロウバイは花数が少なくひっそりと咲いています。今日の心境では、たくさん咲き誇っているソシンロウバイよりこちらの方に心が寄せられます。
さて梅の花ですが、残念ながら梅の木がないのです。あっても今頃咲いていないでしょうが…。
今から地植えする場所などありませんが、せっかく雪中四友を知ったので鉢植えでも買って「四友」をそろえたいと思います。できれば早咲きのものを。
この四友以外にも冬に咲く花があります。クリスマスローズです。これを入れると「雪中五友」か…。
まだ咲いていませんが、1月末には美しい花を見せてくれるはずです。
昨年、咲いた花を長く引っ張りすぎたせいか、今年は株にあまり元気がなく花数も少ないようです。
下の写真は昨年の2月の様子です。
同じ株の今の様子です。
この株は中心部が盤根化(木質化)してるので新芽の数が減ってしまいました。そのうちに株分けに挑戦します。