アザレアの大株が満開になりました。
去年はほとんど花が咲かず心配したのですが、今年はいつも通り大きな花をたくさん咲かせてくれました。
小さな鉢植の株を20数年前に買い、毎年大切に育ててきたので思い入れは格別です。
この親株の枝から挿し木で増やした株が、鉢植えや地植えで庭のあちこちで育っています。
陽あたりが花数のできに影響するのか、この親株ほどはつぼみができていません。その上まだ開花していません。
毎年、花の終わった後に置き場所に苦労するのですが、この咲きっぷりをみるとやはり陽あたりのよい特等席に置きたくなります。
つるバラの「スパニッシュビューティ」の花も今日から咲きだしました。まだほとんどがつぼみですが、もう1週間もすれば満開になるでしょう。
スパニッシュビューティは4株あり、うち3株が地植えです。今日咲きだしたのは鉢植えのものです。
アザレアの花は花もちがよいので、しばらくするとスパニッシュビューティのと競演し庭全体を赤系統の色で染めてくれるでしょう。
庭の西側では黄色のモッコウバラが満開、白色のモッコウバラが5分咲程度になっています。
鉢植のユリオプスデージーにも例年になくたくさん花が咲いています。
初夏に咲くクレマチスの株が3株あり、そのうち2株が昨日と今日咲きだしました。
ほとんど同じ形と色をしていますが、一方は冬に地上部が枯れてしまうので別種類だとお思います。
こちらのクレマチスは、株の下にあるものから咲きだし(写真下)、上部の方はまだつぼみが目立ち、花も開花途中です。
普通と逆のようにも思えますが、周囲の木の茂り方で陽あたりが逆になっているのでしょうね。
もう1種類は「プリンセス・ダイアナ」で、それはまだひたすらつるを上に伸ばしている最中です。
ミヤコワスレも長く咲いています。花の色は陽あたりによって変わるようです。
すべて同一の株から分けたものですが、わりと陽あたりの良い場所では色が薄くなり、影に行くと濃くなるようです。
「風薫る5月」と言いますが、少し風が吹くと花の香りが漂います。
新緑の陰で休みながら5月の香りを感じると、ゴールデンウィークの心労も少しは癒されそうです。