ピロリ菌に50代以上は70％が感染

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産経新聞記事より抜粋、続きです
感染者の胃がん危険度５倍に・・・厚労省研究班
ピロリ菌に50代以上は70％が感染

胃がんの大きな危険要因と考えられているピロリ菌。しかし、ピロリ菌に
感染した人が皆、胃がんを発症するわけではなく、医学的には未解明の
部分が多い。
厚生労働省研究班（主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究
部長）の疫学研究は、そんな胃がんとピロリ菌の関係をより正確に把握す
ることを目的に行われた。

研究班は研究開始時に全国の10保健所管内に住んでいて、血液を提供し
てくれた40～69歳の男女約4万人について、平成2年から約15年間追跡した
データを使って、この間に胃がんになったグループと、胃がんにかからなかっ
たグループを比較した。胃がんになったグループは512人で、そのうちの94％
がピロリ菌に感染していた。

この研究の結果、ピロリ菌感染者の胃がんにかかる危険度は、非感染者の5.1
倍となった。この数字は、非喫煙者と比べた場合の喫煙者が肺がんにかかる
危険度と同じくらいのインパクトがあり、これまで考えられていた以上に胃がん
とピロリ菌の関係が深いことが示されたという。

ピロリ菌とは？
正式な名称は「ヘリコバクター・ピロリ」。「胃の出口付近にいるらせん形の細菌」
という意味。体調4マイクロメートルほど。4～8本の鞭毛（べんもう）を回転させな
がら活発に運動する。胃の抵抗力が弱い乳幼児期に水や食物を介して感染し、
胃の中に棲み続ける。平均すると、日本人の2人に1人が感染、特に50歳代以上
では70％が感染しているとみられている。しかし、20歳以下の感染率は20％を
下回っている。

このピロリ菌にクマイザサエキスがとても効果があることが分かりました
つづく・・・

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