花粉症、くしゃみ・鼻水・鼻づまりの漢方対策（２）

おはようございます
花粉症、クシャミ・鼻水・鼻づまり、河合薬局の漢方対策、その２です

花粉症や鼻炎に漢方を試したけど効かなかった・・・

という声を聞くことがあります。そういう方に飲んだ漢方薬を尋ねてみると
花粉症には小青龍が効くと言われて飲んだ・・・
あるいは葛根湯がよいと勧められた・・・
という答えが返ってくることが多いものです

症状が長引き、こじらせてしてしまうと漢方の手当てでも、西洋薬の手当て
でも、てこずるのは同じですので、早めの対策が必要ですが、
漢方の手当てでもっとも大切なのは・・・
表面に現れている症状だけでなく、その方の体質の原因も考慮して
洋服のオ－ダ－メ－ドと同じように寸法を合せてあげることです。

例えば・・・
小青龍湯だけで治まらない、クシャミ、鼻水の症状の場合
手足が冷たかったり、ザワザワ寒いなど、皮膚表面が冷えが強いために
改善しないことが多いものです。その時は・・・

小青龍湯に麻黄附子細辛湯（まおうぶしさいしんとう）を加えて温かいお湯で
飲むと驚くほど即効のことがあります
クシャミ・鼻水、皮膚の冷えと、お腹の水の滞りに
小青龍湯＋麻黄附子細辛湯

さらに・・・
水鼻が「タラ～ッ」と垂れたり、鼻水の量が多いときは・・・
お腹にチャプチャプ、水の滞りが多く、胃の冷えが強いことが多いので
小青龍湯に人参湯を加えて温かいお湯でお飲みになるのがよいです
鼻水が垂れたり、量が多いとき、皮膚の冷えとお腹の水の滞りに
小青龍湯＋人参湯

つづく・・・

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