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日本経済新聞 隠れ糖尿病記事からの抜粋です。食事の欧米化とともに増えている糖尿病ですが健康診断で異常がないからといって、安心出来ません。
血糖値を下げるインスリンのいうホルモンは基礎分泌といって、膵臓(すいぞう)のランゲルハンス島にあるβ細胞から24時間少しずつ出ていますが食事をとるたびに追加でさらに分泌されます。
日本人の場合、糖尿病の早期にはまず、食後に分泌されるインスリン量が落ちて、食後の血糖値が上昇。
進行すると、24時間出ているインスリンが不足したり、効きが悪くなったりして空腹時の血糖値も上がるケースが多いそうです。
食後2時間の血糖値で糖尿病と診断される人は、空腹時の血糖値で診断されるより約3~4倍多いそうです。本当は食後に採血して調べたほうが、糖尿病の診断率は上がります。
しかし他の検査のからみで健診では食前の空腹時血糖を測る方が多いと東京歯科大学小田原先生は健診で食後の血糖値を調べることが少ない理由を説明していらっしゃいます。
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