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ワンピースが欲しい

2015-09-25 | 断想

ワンピースが欲しい。つくづくワンピースが欲しい。

昔はあんなにたくさん売っていたワンピース、最近ではほとんど見ない。いや、あることはあるけど、10代の少女たちが着るような細身で丈の短いものばかり。

中高年はチュニックという名のお腹周りたっぷりしたブラウス、下はパンツという名の伸縮性に優れたズボン、布のショルダーバッグ斜め掛け。もう制服みたいに強制されてるのがとっても嫌。

自分で縫うつもりで生地屋へ行ったけど、今は洋裁の生地、殆ど売っていない。自分の服縫う人も激減しているらしい。

あーーー、ワンピース欲しいなあと、この半月ばかりずっと考えていた。

きっかけの一つは、全国展開の地元某有名ベーカリー本店で、たまたま会長さんをお見かけしたことから。原爆の焼け跡の広島でおいしいものを提供したいとパン屋を始め、一代で大きな会社にした人。ご主人はすでに亡くなっているけれど、時々新聞などで顔を拝見するその人、とすぐ分かった。

お歳は90歳は越えていると思うけど、グレーのジャケットにモノカラーの細かな柄のワンピース、バッグも靴も派手ではないけれど、とてもセンスがいいし、ダイヤをいっぱい使ったシンプルなデザインのブローチをしていた。

辺りを払うと言うほど大袈裟でも目立ってもないけれど、生き方が服装に顕れるというのは本当だなと思った。人世が寄り道、目移りせず、ぶれていない感じ。

某ベーカリーはちょっと高級なパンを通して、頑張れば手の届くちょっと豊かな暮らしを提案する企業かなとも思う。

私は菓子パンは高いし太るだけなので買わないけれど、この店の大きい食事パンはいつも買ってストックしている。ドイツだと多分200円もしない大きさだけど、日本は高い。高いけど、パンがおいしくないのは悲しいので、なくなる前に本通りの本店まで買に行く。

いゃあ、話がどんどんずれました。

その会長さんのワンピース見てから、久しぶりにワンピースが欲しくなり、先週は二度ほどデパートをはしごしましたが、全然いいのに出会わず、疲れるばかり。

で、方法代えて、ネットでなるだけたくさんのワンピース見ているうち、オンワードのサイトに遭遇。その中でもまあこれならというのに出会ったので、地元デパートの在庫も確認してから出かけました。

あれこれ迷わずすぐ買えましたね。これからはこれで行こう。何買ったかって?

それはこちらでございます。

顔はわたしではありません。と断るまでもなく。値段も安かった。

一昨年、どうしても着る服がなくて、スーツオーダーしたらとても高くついて、泣きました。これからはネットでじっくり探してから実店舗へ行くのもありかな。

ついでに安いネックレス買って色あせた珊瑚の相談したら磨く布をくれた。帰宅後必死で磨いたけど、光沢は今一つ。自分で作った赤いネックレス(材料費1,000円)がずっときれい。残念!!

それにしても既製服のあのサイズ、どうにかならんもんでしょうか。若い人も売ってる服が細身なので、太れないと嘆いていた。若い人は戦後すぐより栄養状態が悪いそうで、それではこの国の先行きが心配。


けさ、ゴミ出した後近所のスーパーへリンゴ買いに行ったら、金曜恒例の魚市。嬉しくてたくさん買いました。

サワラ一尾350円/瀬戸貝(ムール貝)300円/カマス130円/アジ100円/ベロコ(ギザミ)400円/タイ200円で合計1,480円を1,400円におまけしてもらった。

ギザミ大好き。実父が庵治でよく釣って来ていた。あっさりとした白身でとてもおいしい夏の魚。今年もそろそろお別れかな。

きのうはたぶん40年ぶりくらいにピザ作った。新しい電子レンジのオーブン、使い方がよく分からず、ちょっと失敗。また頑張ります。

袋に入れてこねるという手抜きなので、発酵が足りなかったかも。

 

 

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栄橋たもとでセクハラ発言老人に遭遇する

2015-09-25 | 事件、事故

場所はこちらです。栄橋たもと、栄橋ふれあい広場。

川と住宅地の間の三角の空き地。かなり広く、地元有志が花を作っています。

これは子供のころよく見た花。イヌタデとかいうんでしたか。この花が咲くと運動会。

運動苦手な私は運動会の練習も大嫌い、人と同じようにできない辛さ。団体競技は人の足を引っ張るので、特に嫌だった。おやおや、しょっぱなから愚痴でごめんなさい。

畑の端なんかに放っておかれる花。仏壇にも上げられないし、でも毎年咲く。

ベンケイソウは勤め人の友達の家の庭なんかにあった。元々の住人はちょっとモダンな花は作らない。

ケイトウはこの他にオレンジ、黄色などがあった。花も葉も好きです。身の回りに普通にあった。

ヒャクニチソウは水揚げがよく、花期も長いので夏の仏さん花の定番。祖母が作っていた。

これは八畝(田んぼにはそれぞれニックネームがある。このほかにはけんしょうじ、ながせ、なわしろじ、いまざとじ、まつなわじなど)の畔に毎年咲いていた。緑一色の水田地帯で、とても鮮やかなオレンジ色。ノカンゾウと知ったのは高校生くらいだっただろうか。

などと楽しく写真撮っていたら、このありさま。ヌスビトハギ。

木陰のベンチで雑談していた老人三人、そのうちの一人が取ってやろうと言う。

いいですと断って一人で取っていたら、しつこく同じことを言う。逃げるのもしゃくなので無視して取り続ける。

その間に、この空地は失対小屋があったとか、どこから来たのとか会話する。

別の老人がカボスみたいなのをちぎって来て、上げようと言う。もう一人は花の名前を聞きたがる。

いゃあ、男って何歳になっても、何歳であれ女と分類できるものと話したいのだと、認識を新たにした。

適当にあしらいながらやっと実を取ってベンチから立ち上がる。老人三人、ぞろぞろと私と一緒に引き上げる。おまいら、いったいなんやねん!!

今度こういう場面に遭遇したら、さっさと逃げよう。一つ賢くなった。

「取らしてほしかったのう」と帰り際にまだ言っていた。しつこい!!


 

やれやれ、彼岸花で気を取り直し

キンミズヒキまで見つけた。駅から10分くらい歩いて、キンミズヒキに出会うなんて。もう山まで行かなくてもここに来ればこの花に会える。

街の中の空き地には山野草に昔の花、それと変な老人がいるのでした。やれやれ。

 

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