今日、矢野沙織のサクラ・スタンプを借りて聴いてみた。
もちさんも注目の女性サックス奏者、今確か20か21かだったか、とにかく若い、去年あたりのCMだと思いますが、たしかシャンプーのアジエンスかのCMでサックス吹いてるのが彼女です。
このアルバムのまずすごいなと思うのが、バンド構成、トップジャズメンを従えてのアルバムです。
なんといってもエリック・アレキサンダー(テナー・サックス) ニコラス・ペイントン(トランペット)が18歳の矢野沙織とセッションしてるのがすごい。それにピアノではなくオルガンが加わってる、マイク・レドーン、結構ユニークな構成だ、ドラムはジョー・ファーンズワーズ
ニューヨークの有名なジャズ・クラブの「Smoke」の常連といっていいメンバーである。
彼女のオリジナル曲が「砂とスカート」「SK8 Game」「サクラ・スタンプ」「けむりの瞳」と4曲あります、すべてどこか明るい曲で楽しめるといった感じがします。
サクラ・スタンプでは今回ハモンドオルガンとの共演、意外性があるんですが、正直なところ聴いた感じはうまくあわさってるというのはわかりますが・・・やっぱりベースなしというのはなんとなく頼りないような感じをうけてしまいました。
一曲目の「Donna Lee」はいきなり最初からビ・パップできかせてくれる、トランペットのニコラス・ペイントンとの共演がすばらしい。かなり力強い・・・これがこの18歳の矢野沙織が・・と思えない力強さをのっけからきかせてくれた。
1 Donna Lee
2Sweet Love Of Mine
3Sakura Stamp
4 Shawnuff
5Red House
6Crazy He Calls Me
7けむりの瞳
8Sait Peanuts
9Sk8 Game
10砂とスカート
なかなかここちよいアルバムでしたが・・正直なところはオルガンはやはりしっくりこないなというのが感想です、ちょっと全体的に音が明るい若いという感じもしないでもないかなと・・・
やっぱり、ピアノ大好きのおいらにしてはやっぱりピアノなしはNGかなと・・・もちろんベースなしもNGでしょう・・・
このアルバムきちっとピアノとベースいれればもっと素晴らしいアルバムなるんじゃないかなと正直なところ思いました。