My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

流砂

2012-06-08 14:52:07 | 読んだ本

山の家でゆっくりとしながら、読んだ本です。

藤田宣永の小説は久々に読みました、もともとハードボイルドの作家が今は恋愛小説

の作家

この手の本は久々だな、たまにはいいかもしれない、そんな世界にまったく縁がないので

読んでみると意外にいい。

物語は新聞社に勤める新聞記者(部長)年のころなら50そこそこ、心臓で倒れて、リハビリを兼ねて日本海の方へ旅行へいった。

以前浮気相手の女と和倉温泉で待ち合わせする予定がドタキャンになって奥能登の静かな

港町に一軒宿に泊まったことがあった・・・・

思い出すようにこの町へ小雪降る中訪れる。

旅館のおかみの妹で東京の結婚生活が破たんして実家の旅館に帰って手伝う妹40前

男は旅館に泊まり、ずるずると長逗留をする・・・・

これでなにかがあるのは当然のパターン

奥能登の冬から春の光景をえがきながら雰囲気をかもしだしながら

描写しているのは、とても読んでいて光景が浮かんできた。

たまには、こんな本を読んでみるのもいいだろう・・・・

こうゆうことは、もう死ぬまでないだろうけど(笑)
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仏教が教える人生を楽しむ話

2012-06-08 14:51:18 | 読んだ本

仏教哲学者のひろさちや氏の本は数年か前に読んで、それ以来ファンになってしまい

ました。

世間のものさしと仏のものさしは違うという話なんですが・・・

少々ひねくれものの自分にはぴったりはまる感じです。

迎合・・・・

迎合という言葉を思い立った瞬間、わたしたちはどうしようもない苛立ちを覚えます。

私たちは卑屈になって世間と迎合しないといけないのでしょうか?そんな屈辱を忍

ぶぐらいであれば、世間から「おかしな人」のレッテルを貼られ世間から馬鹿にされた方が

いい。

病気について・・・

精神病になれば、病気を治そうとしないこと。病気と友達になって生きればいい。

ある精神科医はそういってます・・・・

現代においては・・・・人間改造が当たり前になってしまったのです。

だから私たちは「教育」の名のもとに子供たちを改造しようとしています。

怠け者を勤勉な努力家に、暴れん坊をおとなしい人間に造り変えるのが教育

と思われています・・・・・・

学校教育においても引っ込み思案のこどもがそれではだめだと教えられ。

陰気な性格の子がもっと明るくなれと性格改造を命じられる。どうしてその子が

その子であっていけないのか?そういう現代の教育に腹立ちさをおぼえます、

と書きだしたらきりがなののですが・・・

今の世間一般の考えからずれていくのもこれもまたいいもんだと思います。
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