久々に藤沢周平 ほとんど読んだのだが・・またこうして再度読んでみる。
家督を息子に譲り、離れの部屋で住む隠居の身になった清左衛門 年は50過ぎ
で自分よりも随分若いのに・・隠居とは羨ましいような・・
藩主のそばにいる用人という大役をしており隠居したものだから
いろんなところから相談がくる。
藩の執政府は紛糾の渦中にあった、二つの勢力があらそっている。
すくなからず隠居の身ながら巻き込まれていく・・・
老いゆく日々に寂寥感をもちながら毎日目録を記録することに自らを課した。
こうして二度目を読むのが還暦まであと2年というところで読むとまた違うのかも
しれない。