この4巻の為に前の3巻の長い長い機密漏えいの物語が前振りとしてあるんだな
ここで山崎豊子さんが言いたいことが凝縮されていた・・・
ものがたりは弓成が一人沖縄へいって隠遁生活してるところ
中は・・・
史上初の本土決戦の沖縄戦の悲惨な歴史をリアルに、語り部たちをとおして
書いてある、
今まで沖縄戦の悲惨な話はきいたり読んだりはしてましたが、意外とさらりとしてましたが
あらためて、この歴史に今こそ真正面から向き合わないといけないなあと思いました。
なんという運命なのだろうか・・・運命の人という題名
運命=沖縄のことかもしれない・・
4巻の中はすべて沖縄の歴史、米軍基地によるトラブル、そして忌まわしき
米軍兵士による少女暴行事件
やまとんちゅうにいてると沖縄の歴史が遠い感じがするのですが
きちんと向き合わないといけない
日本人て真正面に最近向き合ってることが少ないのではないかと・・
向き合ってるかな?
戦争のこと語り部がだんだんと減ってきてる・・我々親の世代
親からいろいろ戦争中の話を聞いてきてる自分たちが語り継ぐことが
大事だなとあらためて思いました。