温泉にとまってる時に読みました。
川止めで途方にくれている若侍、伊東七十郎。
藩で一番の臆病者といわれる彼が命じられたのは派閥争いの渦中にある家老の暗殺。
家老が江戸から国に帰る前に討つ。
すでに川止めで家老は対岸に・・・
川止めで木賃宿にとまり相部屋になったのは癖のある連中・・・
連中と一緒にいるといろいろな災いにあったり、連中に助けてもらい・・
最後の最後まで臆病な彼に、ついに対決がきた・・・
読んでいて自分のように思えてきた、自分で自分を分析すると臆病者かもしれない
やたらこの主人公にひとごととは思えない感じで読んでいた。
自分に自信を持てとかよくいわれるけど・・・絶対できるとかそんな感じはあまり持ったことが
ないなと思う。
自信?持てないな、そんな立派でもないしね自己暗示かけるのもへただしね
最近はモチベーションという言葉すら口からでてこない。
周りには結構自信まんまんの人もいるし、自分のことが好きなんだなと話していて思う人もいる
自分のことが好き?
あまり思ったことはないですね・・・
そんな感じでもここまで生きてこられる。
日々淡々となすべきことを無駄なくやればよいのだと思うようになってきた。