KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

雲附山②

2008年10月03日 | 香川の里山
毎年里山に入るのは十一月頃からと決めています。

春から秋にかけて歩くとしたら、人の出入りの多い山。

結構人が歩いている里山に限ります。


道があってもあまり歩かれていない山や、藪コキなんてしようものなら

顔じゅう蜘蛛の巣だらけになること間違いなしです。


■雲附山の途中の急坂




雲附山を歩いていても、道のあちらこちらに未だ蜘蛛の巣が沢山目に付きました。

山から降りてきたら、帽子や肩にその細い糸がまとわり付いていました。




しかも途中の小さな沢の横では、結構大きなニョロが道の真ん中で日向ぼっこをしていました。


■今にも倒れそうな石鎚神社




ニョロさんはいつ頃から冬眠にはいるのでしょうか。

とにかくあまり顔を合わせたくない。いつ会っても苦手です。


■丸石と彫られた、祠。



ですから帰り道。行きで出会った場所の手前で、長めの笹を持って

座頭市のように右に左に辺りを叩きながら歩きました。


すると、全く同じ場所でまたまた登場するではありませんか!

伸びきると1mはありそうな大物でした。

もう少しで、笹の先で叩きそうになりました。



よく山道で『マムシ注意』と描かれた看板を目にしますが、

そんな看板を見ると、それ以上進もうという気がなくなってしまいます。

そしてそれ以降『ガサッ』と音がするたびにドキッとします。



■石鎚神社と山頂に掲げられている旗?




■山頂から見える白山




気温もさることながら、もう少しして誰も(蜘蛛さんもニョロさんも)いなくなってからが、

不快になることもなく、ドキドキすることもなく、快適に歩ける

里山のベストシーズンです。



■振り返って雲附山239m