KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

石鎚山東稜コース

2011年10月05日 | 四国の山
今年はいつになく県外の山に出かけています。

『なんでかな?』と考えると、一番大きな理由は、

昨年に車を買い換えたことでした。

今まで自宅のガレージのスペースの都合で、ずっと軽自動車に乗っていました。

今回初めてスモールカーに買い換えたのですが、お陰でガレージは

もう一台のワゴン車と自転車3台に物干しスペースと、

かなりぎゅうぎゅう詰めになってしまいました。

でも毎日の通勤に営業に、随分と快適になりました。

しかも高速も気兼ねせず走れるようになったので、

今まで以上に県外の山に出かけられるようになりました。



愛媛の山は赤星山に始まり、西赤石・ちち山・笹ヶ峰・伊予富士と順調に西へと距離を伸ばしました。

そしてやっと念願の石鎚までたどり着きました。(オーバーですが。)

寒風茶屋まで自宅から2時間、土小屋まではさらに1時間、計3時間で到着しました。

平日のせいか、駐車場も難なく車を停められました。

(今日“さか枝うどん”で偶然reikoさんに会い『いいね平日に山に行けて』と言われました。

考えてみると人気の山の混み合うシーズン中は、平日のほうが空いていて良いみたいです)



折角ですからここ何年かで話題になっている“東稜コース”を歩くことにしました。


スタートは普通の道を歩いて行きます。第3ベンチから脇に道を逸れて歩いて行きます。

踏み跡がしっかりついているので迷うことはありません。

樹林帯を抜けると目当ての南尖峰が顔を見せます。






中央部の笹の斜面はエントツ山さんが『笹滝』と命名したそうです。

この『笹滝』の手前で先行者の男性に追いつきました。

少しお話をして先に行かせてもらいました。

それまでの道もかえって里山の藪コキの方がきついくらいで、さほど苦もなく歩けます。

メインの『笹滝』も笹を掴んで登って行けるので、ぐいぐいと高度を上げていけます。















『笹滝』を登りきると右に巻くようにして登ります。

一端登りきると今度は『カニの横ばい』と呼ばれる箇所の岩を横切ります。

個人的には上に登るのより、こういう横にトラバースする方が嫌な感じがします。






カニの横ばいが終わると最終山頂直下の岩場を登ります。

ここも岩の割れ目を、しっかりと手を掛けて登れば意外と楽に登れます。






南尖峰から墓場尾根まで降りたり、天狗岳で写真を撮ったりと

石鎚山の初めての秋をのんびりと楽しみます。











弥山で来るとお弁当を広げる人で賑わっていましたが

それでもこの秋のシーズンに、静かな山歩きが出来ました。