KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

水苔

2011年10月28日 | 四国の山
水苔は木綿の2倍以上の吸引力があって、水を吸わせれば水もちがよく、

隙間が多いので空気の通りがいいので、培養土として利用され、

乾燥させると多孔質の軽くて弾力のある素材となるので、

包装材や脱脂綿の代用として持ちいれられた事もあるそうです。







第二次世界大戦中では、負傷した兵士の止血にミズゴケが使われ、

ラップやイヌイットの人々は、ミズゴケをオムツに利用しているそうです。








そんな身近な苔ですが、山犬嶽の水苔は

窪地を囲んだ斜面一面全てが苔で覆われ、景色だけでなく、

一瞬、空気までも変わったような気がしました。

自然への畏敬の念すら感じました。














今度はもっと緑が濃く、みずみずしい時期にもう一度尋ねてみたい場所です。