今週のWOCは登山はお休みして自転車にチャレンジです。
丁度一年前に、生口島から尾道までしまなみ海道を往復しました。
そして秋に小豆島をほぼ一周(半島部を除く)した際に、今度は今日の4月3日に
半島部を走る計画を立てました。(この日は私はセニョさんと拇岳にチャレンジしたので
自転車部には不参加でした。)この時のメンバーが自転車部部長の山さんともう一人
マイ自転車を持っているコアラさん、そして麺法師さんに紅一点で
前回も参加してくれたまゆちゃんです。
そして今回は一年ぶりに自転車に乗る杉さんと私を入れて総勢6名でチャレンジです。
高松港から8時過ぎのフェリーに乗船。
船の中で部長の山さんが今日のコースの説明をしてくれました。
小豆島の丁度真ん中あたりから南に延びた『三都半島』を走り、さらに東の『大角鼻灯台』を
目指す計画との事です。半島部はアップダウンがあるので、普段自転車に乗っていない4人は、
今回のレンタル自転車は電動アシスト自転車をレンタルすることにしました。
走行距離にして65km。前回のしまなみ海道がおおよそ70km。その前の今治から生口島往復が
約80kmでそれよりは若干距離は短いものの、2回ともあまりのお尻の痛さに閉口した苦い経験が
あります。さてさて今回はどうなることやら・・・・・?
土庄町のフェリー乗り場の『HELLO CYCLING』で今回はレンタルします。
このレンタルサイクルはICカードを購入すると島内なら40カ所近くポイントで、返却・乗り換えが
自由で、どこのポイントに何台自転車があるかもネットで確認ができます。
今回はICカードを購入しなかったので、(受付の女性が不慣れなせいか
システムをよく理解していなかったため)、暗証番号で鍵を解除してスタートです。
まずは土庄の街中を通って国道436号線を東に池田町に向かって走ります。
途中、何ヵ所かは登坂がありますが、バッテリーを節約するためまだアシストは使いません。
池田から国道に別れを告げ県道を南に進むと坂道が始まりました。
ここですかさず電動のスイッチオン!
するとどうでしょう!一つ踏み込むとグッとペダルが軽くなり、背中を押してくれている感覚で
登り坂も何のその、グイグイ登って行くではないですか!
国民宿舎小豆島の手前の登坂では、横を過ぎる車の中から子供が
『お!電動自転車や!』と声を掛けてくるので明るく手を振ります。
普通の自転車なら声を掛けられても応える余裕はないのですが、今回は余裕です!
所々で前回の瀬戸芸際の芸術作品が道の脇に残っています。そのオブジェを横目に見ながら
県道250号線から分岐して268号線をさらに南下します。その分岐の少し先には
近所の人が家にあった臼や井戸の長石集めて並べている広場がありました。
ただ整然と並べられているだけなのに、これも何か芸術作品のように見えます。
この広場から次の『神浦』までが三都半島の西側で一番の登坂が続きます。
先ほどまでは電動のエコモードでバッテリーを節約していたのですが、
ここではそんな事は言っていられずに最強?モードにして登って行きます。
いつもなら普段から自転車に乗っている部長の山さんのスピードには着いて行けない
のですが、流石最強モードです。ニコニコしながら山さんを横目に見ながら追い越していきます。
長い登坂の後は長い下り坂です。青い青い空に頬に当たる少し冷たい風が気持ちイイ!
神浦の集落でしばし休憩。しかし待てど暮らせどコアラさんが現れません。
海は予想以上に透明度が高くとてもきれいです。
仕方がないので一人足りませんが記念撮影をして時間をつぶします。
あまりにも遅いので電話をしても出ず。いくらなんでも遅すぎるので、ここは部長の山さんが
『今下ってきたあの坂を登り返すんはイヤやけどな~』と言いながらも捜索に向かいました。
すると山さんが坂を登る前に下って来るコアラさんの姿が・・・・・。
コアラさんの自前の自転車も電動なので、バッテリーを節約するために電動にせずに
自力で登ってきたため時間がかかったと言い訳していますが、
みんなが心配したのは全く意に介さず。(; ・`д・´)
神浦からは海沿いの道も徐々に高度を上げながら続いています。
そしてやっと小豆島の最南端『地蔵埼灯台』に着きました。
着いた途端にまゆちゃんもコアラさんも第一声が『お尻が痛い!』でした。
灯台の手前の展望台からは南に穏やかな瀬戸内の景色が広がっています。
この展望台の脇から灯台下の浜辺まで階段の遊歩道を降りてコーヒータイムにします。
浜辺に出る手前には『釈迦ケ鼻』の地名の由来となるお地蔵さまが
祀られたお堂と広場があり、大きな桜の木が一本きれいな花を咲かせて出迎えてくれました。
浜まで降りると砂浜に白い波が打ち寄せています。
沖には大小さまざまな船が行き交っています。
水面を渡って来る風はやはりまだ少し肌寒く、それでもいつもの山の景色とはまた違った景色に
しばし時を忘れて見とれてしまいます。
少し風が避けられる岩陰でお湯を沸かせてコーヒーを淹れます。
しばらくすると遊歩道を降りてきた人が声を掛けてきました。
どうやら展望台に停めていた山さんの高級自転車が自分と同じメーカーのものらしくて
その話がしたくてわざわざ降りてきて声を掛けて話し始めました。
ただ写真だけを見ると
男性 : 『つい、おたくここで何をしてるん?』
山さん : 『いや~ちょっと・・・・。』
男性 : 『さっきそこで事件があったんや!それで近くを色々聞きに廻っているんや!』
山さん : 『えっ、私は何も悪い事してませんよ。』
男性 : 『それは分かっとんやけどな、わしも仕事やから仕方ないんや!』
みたいな刑事に職務質問されている怪しい人みたいな写真です。(笑)
コーヒーで体を温めた後は展望台まで戻って行きます。
自転車のメーターを見ると私のバッテリーの残量は70%。それ以上に40%近くまで減って
しまっている杉さんは、残りを走れるかどうかとえらく気にし始めました。
後になって気づいたのですが、どうやらバッテリーの消費量は体重に比例するようで
杉さんの自転車のバッテリーが一番消耗が激しかったようです。
なんせ普段自転車に乗っていないメンバーは電動アシスト頼みです。下り坂や平道では
スイッチを切り、登坂も出来るだけエコモードで走ってとバッテリー残量ばかりが気になります。
灯台から岬の東側に回り込むと激坂。といっても下り坂ですから余裕で下って行きます。
下り坂が終わると多少のアップダウンはあるものの、海沿いの景色を見ながら
気持ちよく走って行きます。これもひとえに電動自転車のお陰です。
半島の付け根のオリーブ公園のステーションで、バッテリーが少なくなった杉さんの自転車を
交換する予定でいましたが、ここでICカードを購入していなければ、新規にレンタルしなければ
交換できないのが判明! 杉さん、ピンチ! ( ゚Д゚)
取りあえずは予定していた坂手港の食堂まで走って、その後どうするか作戦会議をすることに。
草壁のフェリー乗り場を横目に見て内海から右に曲がると『醤(ひしお)の里』
古い醤油蔵が立ち並び、今は小豆島の観光スポットのひとつになっています。
自転車で走っていると微かに醤油の香りが漂ってきます。
車で走っているとあっという間に通り過ぎてしまい気づきませんが、風を感じながら
色々な匂いも感じられるのもサイクリングのいい点です。マルキン醤油の大きな工場の横を通り
黒壁の蔵が続く道を覗いたりしながら南に向かって走ります。
その屋根越しには独特な山容をした『大嶽・碁石山・洞雲山』が見えます。
坂手港にある『大阪屋食堂』は山さんが事前に調べていてくれた
穴場の食堂です。時刻は13時過ぎ、お腹もペコペコです。
店構えも見るからに怪しげな雰囲気です!
ずらりと壁に張られたメニューから刺身の載った『ひしお定食』を注文。
下のご飯が隠れて見えないくらいたっぷりと刺身が盛られています。
麺法師さんと私は美味しい麦茶を頂きます。
食事が終わって作戦会議で、今回は時間やバッテリーの残量の事もあって
『大角ノ鼻灯台』は諦め、『24の瞳映画村』まで走ってそこから
渡船で草壁まで渡り、土庄迄は戻らず草壁からフェリーで帰る計画変更に決定しました。
そうと決まればバッテリー残量はもう気にせず走れます。
麺法師さんが『贅沢モードや~!』と言いながら電動アシストを強にして飛ばしていきます。
こうなると自転車部部長の山さんも追いつけません。
映画村の向かいに渡船の乗り場はありました。するとその看板を見て麺法師さんが
慌てて戻って来ました。『大変や、水・木曜日は休みやと書いてある』と言っています。
『え~!もう最後やと思ってバッテリー無駄に使ったのに!』
特に杉さんのバッテリーはもう草壁まで戻るだけの残量はありません。
こうなったらこの映画村にもあるステーションで自転車を乗り捨ててバスで草壁まで戻るか、
さてさてどうするか・・・・と話をしていると、何やら沖から船が!
『渡船や!今日も動いとる!』
さっそく船頭さんに話をして自転車と一緒に乗り込みますが、走っている時は頼りになる
電動自転車ですが、運ぶとなるとこれがかなりの重量。
船頭さんもこれだけの数の自転車を一緒に乗せたことがないらしくて右往左往していました。
『ちょっと船が左に傾いてるから、右に寄って座ってな!』と言われながらも何とかスタート。
穏やかな内海湾の中を約15分かけて草壁まで船は走って行きます。
渡船ですから水面とほぼ変わらない高さから眺める景色は、また違った景色に見えます。
時折潮の流れが速そうな場所がありましたが船長はしっかりと操舵してくれています。
その横で船長擬きの二人!
渡船はオリーブ公園の近くに着きました。そこからフェリー乗り場まで少しだけ走ります。
途中で計画変更したので走行距離は50km程度でしたが、おおよそ7時間あまり島での滞在。
登山や自動車での移動とはまた違った春の爽やかな風を感じながら
島と瀬戸内の景色を堪能した一日でした。
高松に到着してからはこのところ小豆島からの帰りには恒例で立ち寄るお店で
美味しいビールを飲んでほろ酔い気分で楽しく帰路に着きました。
丁度一年前に、生口島から尾道までしまなみ海道を往復しました。
そして秋に小豆島をほぼ一周(半島部を除く)した際に、今度は今日の4月3日に
半島部を走る計画を立てました。(この日は私はセニョさんと拇岳にチャレンジしたので
自転車部には不参加でした。)この時のメンバーが自転車部部長の山さんともう一人
マイ自転車を持っているコアラさん、そして麺法師さんに紅一点で
前回も参加してくれたまゆちゃんです。
そして今回は一年ぶりに自転車に乗る杉さんと私を入れて総勢6名でチャレンジです。
高松港から8時過ぎのフェリーに乗船。
船の中で部長の山さんが今日のコースの説明をしてくれました。
小豆島の丁度真ん中あたりから南に延びた『三都半島』を走り、さらに東の『大角鼻灯台』を
目指す計画との事です。半島部はアップダウンがあるので、普段自転車に乗っていない4人は、
今回のレンタル自転車は電動アシスト自転車をレンタルすることにしました。
走行距離にして65km。前回のしまなみ海道がおおよそ70km。その前の今治から生口島往復が
約80kmでそれよりは若干距離は短いものの、2回ともあまりのお尻の痛さに閉口した苦い経験が
あります。さてさて今回はどうなることやら・・・・・?
土庄町のフェリー乗り場の『HELLO CYCLING』で今回はレンタルします。
このレンタルサイクルはICカードを購入すると島内なら40カ所近くポイントで、返却・乗り換えが
自由で、どこのポイントに何台自転車があるかもネットで確認ができます。
今回はICカードを購入しなかったので、(受付の女性が不慣れなせいか
システムをよく理解していなかったため)、暗証番号で鍵を解除してスタートです。
まずは土庄の街中を通って国道436号線を東に池田町に向かって走ります。
途中、何ヵ所かは登坂がありますが、バッテリーを節約するためまだアシストは使いません。
池田から国道に別れを告げ県道を南に進むと坂道が始まりました。
ここですかさず電動のスイッチオン!
するとどうでしょう!一つ踏み込むとグッとペダルが軽くなり、背中を押してくれている感覚で
登り坂も何のその、グイグイ登って行くではないですか!
国民宿舎小豆島の手前の登坂では、横を過ぎる車の中から子供が
『お!電動自転車や!』と声を掛けてくるので明るく手を振ります。
普通の自転車なら声を掛けられても応える余裕はないのですが、今回は余裕です!
所々で前回の瀬戸芸際の芸術作品が道の脇に残っています。そのオブジェを横目に見ながら
県道250号線から分岐して268号線をさらに南下します。その分岐の少し先には
近所の人が家にあった臼や井戸の長石集めて並べている広場がありました。
ただ整然と並べられているだけなのに、これも何か芸術作品のように見えます。
この広場から次の『神浦』までが三都半島の西側で一番の登坂が続きます。
先ほどまでは電動のエコモードでバッテリーを節約していたのですが、
ここではそんな事は言っていられずに最強?モードにして登って行きます。
いつもなら普段から自転車に乗っている部長の山さんのスピードには着いて行けない
のですが、流石最強モードです。ニコニコしながら山さんを横目に見ながら追い越していきます。
長い登坂の後は長い下り坂です。青い青い空に頬に当たる少し冷たい風が気持ちイイ!
神浦の集落でしばし休憩。しかし待てど暮らせどコアラさんが現れません。
海は予想以上に透明度が高くとてもきれいです。
仕方がないので一人足りませんが記念撮影をして時間をつぶします。
あまりにも遅いので電話をしても出ず。いくらなんでも遅すぎるので、ここは部長の山さんが
『今下ってきたあの坂を登り返すんはイヤやけどな~』と言いながらも捜索に向かいました。
すると山さんが坂を登る前に下って来るコアラさんの姿が・・・・・。
コアラさんの自前の自転車も電動なので、バッテリーを節約するために電動にせずに
自力で登ってきたため時間がかかったと言い訳していますが、
みんなが心配したのは全く意に介さず。(; ・`д・´)
神浦からは海沿いの道も徐々に高度を上げながら続いています。
そしてやっと小豆島の最南端『地蔵埼灯台』に着きました。
着いた途端にまゆちゃんもコアラさんも第一声が『お尻が痛い!』でした。
灯台の手前の展望台からは南に穏やかな瀬戸内の景色が広がっています。
この展望台の脇から灯台下の浜辺まで階段の遊歩道を降りてコーヒータイムにします。
浜辺に出る手前には『釈迦ケ鼻』の地名の由来となるお地蔵さまが
祀られたお堂と広場があり、大きな桜の木が一本きれいな花を咲かせて出迎えてくれました。
浜まで降りると砂浜に白い波が打ち寄せています。
沖には大小さまざまな船が行き交っています。
水面を渡って来る風はやはりまだ少し肌寒く、それでもいつもの山の景色とはまた違った景色に
しばし時を忘れて見とれてしまいます。
少し風が避けられる岩陰でお湯を沸かせてコーヒーを淹れます。
しばらくすると遊歩道を降りてきた人が声を掛けてきました。
どうやら展望台に停めていた山さんの高級自転車が自分と同じメーカーのものらしくて
その話がしたくてわざわざ降りてきて声を掛けて話し始めました。
ただ写真だけを見ると
男性 : 『つい、おたくここで何をしてるん?』
山さん : 『いや~ちょっと・・・・。』
男性 : 『さっきそこで事件があったんや!それで近くを色々聞きに廻っているんや!』
山さん : 『えっ、私は何も悪い事してませんよ。』
男性 : 『それは分かっとんやけどな、わしも仕事やから仕方ないんや!』
みたいな刑事に職務質問されている怪しい人みたいな写真です。(笑)
コーヒーで体を温めた後は展望台まで戻って行きます。
自転車のメーターを見ると私のバッテリーの残量は70%。それ以上に40%近くまで減って
しまっている杉さんは、残りを走れるかどうかとえらく気にし始めました。
後になって気づいたのですが、どうやらバッテリーの消費量は体重に比例するようで
杉さんの自転車のバッテリーが一番消耗が激しかったようです。
なんせ普段自転車に乗っていないメンバーは電動アシスト頼みです。下り坂や平道では
スイッチを切り、登坂も出来るだけエコモードで走ってとバッテリー残量ばかりが気になります。
灯台から岬の東側に回り込むと激坂。といっても下り坂ですから余裕で下って行きます。
下り坂が終わると多少のアップダウンはあるものの、海沿いの景色を見ながら
気持ちよく走って行きます。これもひとえに電動自転車のお陰です。
半島の付け根のオリーブ公園のステーションで、バッテリーが少なくなった杉さんの自転車を
交換する予定でいましたが、ここでICカードを購入していなければ、新規にレンタルしなければ
交換できないのが判明! 杉さん、ピンチ! ( ゚Д゚)
取りあえずは予定していた坂手港の食堂まで走って、その後どうするか作戦会議をすることに。
草壁のフェリー乗り場を横目に見て内海から右に曲がると『醤(ひしお)の里』
古い醤油蔵が立ち並び、今は小豆島の観光スポットのひとつになっています。
自転車で走っていると微かに醤油の香りが漂ってきます。
車で走っているとあっという間に通り過ぎてしまい気づきませんが、風を感じながら
色々な匂いも感じられるのもサイクリングのいい点です。マルキン醤油の大きな工場の横を通り
黒壁の蔵が続く道を覗いたりしながら南に向かって走ります。
その屋根越しには独特な山容をした『大嶽・碁石山・洞雲山』が見えます。
坂手港にある『大阪屋食堂』は山さんが事前に調べていてくれた
穴場の食堂です。時刻は13時過ぎ、お腹もペコペコです。
店構えも見るからに怪しげな雰囲気です!
ずらりと壁に張られたメニューから刺身の載った『ひしお定食』を注文。
下のご飯が隠れて見えないくらいたっぷりと刺身が盛られています。
麺法師さんと私は美味しい麦茶を頂きます。
食事が終わって作戦会議で、今回は時間やバッテリーの残量の事もあって
『大角ノ鼻灯台』は諦め、『24の瞳映画村』まで走ってそこから
渡船で草壁まで渡り、土庄迄は戻らず草壁からフェリーで帰る計画変更に決定しました。
そうと決まればバッテリー残量はもう気にせず走れます。
麺法師さんが『贅沢モードや~!』と言いながら電動アシストを強にして飛ばしていきます。
こうなると自転車部部長の山さんも追いつけません。
映画村の向かいに渡船の乗り場はありました。するとその看板を見て麺法師さんが
慌てて戻って来ました。『大変や、水・木曜日は休みやと書いてある』と言っています。
『え~!もう最後やと思ってバッテリー無駄に使ったのに!』
特に杉さんのバッテリーはもう草壁まで戻るだけの残量はありません。
こうなったらこの映画村にもあるステーションで自転車を乗り捨ててバスで草壁まで戻るか、
さてさてどうするか・・・・と話をしていると、何やら沖から船が!
『渡船や!今日も動いとる!』
さっそく船頭さんに話をして自転車と一緒に乗り込みますが、走っている時は頼りになる
電動自転車ですが、運ぶとなるとこれがかなりの重量。
船頭さんもこれだけの数の自転車を一緒に乗せたことがないらしくて右往左往していました。
『ちょっと船が左に傾いてるから、右に寄って座ってな!』と言われながらも何とかスタート。
穏やかな内海湾の中を約15分かけて草壁まで船は走って行きます。
渡船ですから水面とほぼ変わらない高さから眺める景色は、また違った景色に見えます。
時折潮の流れが速そうな場所がありましたが船長はしっかりと操舵してくれています。
その横で船長擬きの二人!
渡船はオリーブ公園の近くに着きました。そこからフェリー乗り場まで少しだけ走ります。
途中で計画変更したので走行距離は50km程度でしたが、おおよそ7時間あまり島での滞在。
登山や自動車での移動とはまた違った春の爽やかな風を感じながら
島と瀬戸内の景色を堪能した一日でした。
高松に到着してからはこのところ小豆島からの帰りには恒例で立ち寄るお店で
美味しいビールを飲んでほろ酔い気分で楽しく帰路に着きました。
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