かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

夏日のクリスマスイブ、石垣島

2017-12-24 14:59:51 | 日記

 

 

                             野鶏頭(ノゲイトウ) 灯して 野辺の夜を歩む

生誕祭の前夜、咲き出したノゲイトウの写真を撮って、上のような句に添えようとしていたのに、午前は女子高校駅伝(ふるさとの高校が優勝、おめでとう)、午後は男子高校駅伝(ふるさとの高校が3位、おめでとう)、師走の都大路恒例のNHK放送に熱くなってしましい、午後2時30分過ぎ、やっと思い腰を上げて、外出しようと窓を開けると雨がしぶいており躊躇。「きらクラ」を耳にしながら、この日記を書いて待機中。

上のノゲイトウは、今年の1月に海岸で取っていたものをソフトフォーカスしていじって遊んだもの。今年は、三日坊主となったが、花や草を撮り貯めて、句や歌といった詩を添えて、「美しい思い出づくり」を実践していこうという気にはなっているので、写真にも詩にもまじめに取り組もうか。

石垣島は、午前は晴れて、最高気温が25度。室温は、28度あって湿度は65%あったが、夕刻から、雨雲が次々やってきて、やや気温が低下してきたか。

今年最後の「きらクラ」も「花のワルツ」で終わる。


 

午後4時すぎに1時間ばかり海岸を歩く。 チュウシャクシギの飛翔

 

イソシギか  じっとしていない

 

 

アオサギ君ですね。何考えてるの。もうすぐ、夕闇です。

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パックラフトと後半生の過ごし方

2017-12-23 10:46:19 | 日記

昨日の冬至の日の夕刻。職場の忘年会があるため、リハビリを兼ねて8.5kの道のりを歩いて石垣の市街地へ。図書館で本を数冊借りて、ターミナルで本を読みながらオリオンビールとマーミヤ-かまぼこおにぎり。港に出てみると、「久々に見るなあ」陽が沈もうとしている海。午後5時48分。日本列島の有人島でもっとも遅いほうか。ちなみに本日の日没は、18:01、与那国18:06とのこと。

 

 

グレートトラバース3のHPを読んでいると、今度の旅の一筆書きは、陸路は徒歩とスキー、海路はシーカヤックとパックラフトを使用するとある。意外とアウトドアギアに疎いオイラにとって、この「パックラフト」なる道具は初耳。インターネットで検索すると「パック収まるようなラフティングボート」、すなわち軽量の空気充填ボート。わずか2,3kの重量であり、パドルも分割してザックに収まれば、山上の湖や川下りに歩いて持ち込めるとのこと。構造上風に弱いので、シーカヤックのように沖に出ることは難しいだろうが、風の弱い日の、リーフの中での海遊びや釣りにはもってこいだろう。

石垣島だけでも、3,4のマングローブの川があり、船で1時間の西表島に渡れば、うっとりするほどのマングローブの川やリーフが数え切れない。風景撮影、野鳥観察やルアーでの釣りと、なにかとたのしい「やいまたいむ」をすごせそうだ。こちらに住んでいるのは、あと1年3ヵ月あまり。主だった大会系を卒業する来年5月以降、この「パックラフト」を旅仲間に加えて、週末を過ごそうか。じっくりパドルさばきを体得して・・・

次のロケーション、釧路湿原の川くだりや阿寒のオンネトーの深遠な青の世界に飛び込もうかな。


 




 


 

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2019年夏までの生きる喜び →グレートトラバース3のホームページ発見

2017-12-22 10:07:47 | 日記

冬至の朝、石垣島の日の出時刻7:23、与那国島7:28、日本列島の有人島で、このあたりが一番遅い夜明けか。

朝日は望めなかったが、8:27、水平線から天国への階段がいくすじも伸びる。

NHK、クラッシックカフェからは、クリスマスの音楽。

「荒野の果てに」が流れる。園児のころ歌ったメロディーと歌詞が今も口からこぼれる。

<フランス語歌詞の直訳> 天使たちの歌う 天の賛歌は あら野に響き 山々にこだまして その妙なる調べを くり返す グローリア イン エクセルシス デオ (いと高きところで 神に栄光があるように)

何かしらのよき知らせ?

https://youtu.be/7TI79amsUk4

 

 


 

田中陽希さんのグレートトラバース3が年明けの1月1日からスタートすることは知っていたが、今朝、検索してみるとホームページがしっかりとアップされていた。これだけの、長大な山旅の日記を、NHKが果たして追っかけるのか気にもなっていたが、ももクロファンのブログには、NHKが彼女たちの応援で放映を決定していることを確認した。

http://www.greattraverse.com/project

http://momoclozamurai.xxxblog.jp/archives/51254810.html

よき知らせとは、このことだったのか、1月1日にはプロローグとして2時間の特別番組(この12月までトレーニングをかねて行われた北海道縦断山旅)が放映されるとのこと。編集に要する時間もあるのだろうが、来年1月から毎日のように放映されて、2019年夏まで続くということか。

大げさかも知れんが、深田百名山とおなじ時代を生きてきたオヤマ大好きおじさんにとっては、2019年夏までの「生きる糧」を約束されたといってもいい。陽希さんのゴールする利尻島にテントを張って、何日もゴールの祝福要員として「待機」しようかなとのシナリオも頭の片隅に湧いてきた。とにかく、無事に完遂されるように、神に仏に祈ろうではないか。

追記:NHKグレートトラバース2をモモイロと一緒に応援してくれた田部井淳子さんが、もうこの世にいないのが寂しい。


 

身近な可愛い子系仲間に、シロハラクイナのシロちゃんもいる。オスメスの区別が分からんが、このところ毎日となりの畑にやってきてエサをついばんでいる。警戒心の強いこの鳥も、ベランダから撮影しているオイラに気がつかないようだ。ひそやかに観察を続けようぜ。

 

 

散歩の様子

https://youtu.be/0U7955DOZA0

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白洲正子の愛した京都

2017-12-21 05:07:03 | 日記

昨日と同様に、午前2時過ぎには目が覚め、もぞもぞと布団の中でスマホでニュースやツイッターを覗いたあと、青空文庫で太宰治「メリークリスマス」を速読し、「さすが、短編の名手!」と快哉をつぶやいてから、起き上がる。

日課。ベランダに出て南東の空を見上げる。ほし星がチラホラ。ようやく、晴れてきたらしいが、雲が多そうで、南の空のカノープスもシリウスも隠れては、現れ、そして消え入る。朝6時ごろには、サザンクロスがお出ましの予定。気温15度と「底冷え」するが、もう一度、出てみよう。

録画しておいた、NHKBSプレミアムカフェ「白洲正子の愛した京都」の続きを拝見。何年か前に登った愛宕山が紹介されていたが、かつて登ったのは、保津峡駅から柚子の郷、水尾からの小道。白洲さんの登ったのは、清滝から空也滝を詣でて、月の輪寺を経由する表の参道。月の輪寺には、朱のくちびるをたたえた十一面観音が安置されているという。今度は、桜やシャクナゲの時期に「京都1周トレイル」の横道として、訪れてみたくなった。京都のトレイルは、時々寺社に立ち寄って古い仏様たちとお会いする喜びがあるので、トレラン卒業後も「年中行事」のように出かけよう。そろえた地図が、あくびをしています。

モンベル社から、くるぶしを覆う軽登山靴ラップランドのワイド26センチ、ゴアテックスのロングスパッツ、薄手のニッカーズボンが届けらる。通販で靴を買うのは冒険なのだが、モンベル製はいつも愛用しているから、幅広扁平のオイラの足にはぴったり。ニッカーズボンMのウエスト(81センチ)はややきつめ(汗)。この冬休みに歩きに歩いて、腹筋運動も盛んにして、引き締めなくちゃ・・・お腹。

 

 

 

 

 

 

 

 

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メサイア第3部を聴きながら

2017-12-20 03:38:33 | 日記

八重山地方も土曜日の午後から厚い雲に覆われ、北の窓にはときおり雨だれがつたわり、室内温度計の針は20度前後を行きつ戻りつしている。

仕事も、本日を含めて、あと5日、何度か繰り返し聞いてきたYOUTUBEボールド盤メサイヤも、今朝の第三部を聴いて明日への第一歩を「鼓舞され」、終了しよう。

震災前、何度か東北の冬道を走って、歩いて温泉めぐりを楽しんでいたころ、鎌先温泉から東北線白石駅までの凍てついた道でほてった顔を晒しながら、この第三部をウォークマンで聴きながら家路についたことを思い出す。誰の指揮だったか。アルノンクールかな。

満天の星空に両手をかざしたくなるような気宇壮大なアリアと合唱のフィナーレ。西洋の人は、このオラトリオに鼓舞されて「革命」への道を歩んだのだと、誰だったか音楽評論家が言っていた、が、さもありなん。そんな大それたこととは無縁ではあるが、新年の革まりに、「死を恐れずに」何かしら日常を変えていこう。(毎年、三日坊主であることは熟知)

さてお次は、「クリスマスオラトリオ」→「魔笛」→「第九」→大晦日に「音楽の捧げもの」

 

https://youtu.be/YCQSMs_sK7w  冬道は、ルロイ・アンダーソン「そりすべり」

 

 

 

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