かぜねこ花鳥風月館

出会いの花鳥風月を心の中にとじこめる日記

山で出会う可愛い生き物 オコジョ・イイズナ、ムササビ・モモンガ

2017-12-19 05:32:31 | 日記

上野のシャンシャンばっかりもてはやされているが、日本の野山には、しっかり可愛い生き物が住んでいる。昨日の日本百名山「西穂高岳」では、オコジョが登場したが、ネコよりも少し小さめ。オイラも何回か出くわしたが余りにもすばしこいので、写真など撮れたためしはない。

イイズナと呼ばれるおなじ仲間は、北東北と北海道に住んでいるといわれるがあまり記憶にない。北海道には、ナキウサギという可愛い子系もいたが、彼らには何度か出くわした。

イイズナは、オコジョよりもさらに小さく、尾っぽの先が黒いのがオコジョだという。ともに、雪が降るころには、真っ白くなるが、厳冬期でも野山を駆けずり回って、ウサギやネズミを捕らえて生きているのだろう、ともに、相当凄腕のハンターだという。


オコジョ(ライセンスフリーから拝借)


夜行性なので、いまだ目撃したことはないが、ムササビとモモンガという可愛い動物も日本の野山には今も生息しているという。ムササビは、毛の柔らかさから筆などに重宝されて乱獲されたので絶滅危惧種になっているのだというが、めげずにがんばってほしい。

モモンガ(ライセンスフリーから拝借)


オコジョとイイズナ、モモンガとムササビ、ともに日本語で日本に住んでいる愛くるしい生き物。その違いをしっかりと押さえておこう。彼らのつぶらな瞳がどこからか見つめていると思うだけで、山歩きが、また楽しくもなる。

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奥武蔵・秩父の小道

2017-12-17 10:42:10 | 日記

Fun Trailsの奥宮実行委員長より木でできた素朴な「Finisher メダル」が定型封筒に入れられて届けられた。大きな事故のため途中大会中止になって、Finisher全員に渡せなかったので、参加者全員に送付するものだという。リタイア者を見込んで、100個ほど少なく用意していたのだろうか、急遽100個追加で作成したので、遅れたのだという。あれから1か月しか経っていないのに、何という気配り方なのだろう。落ち込んだだろうに、大会主催者のあったかなクリスマスプレゼントとして、お守り代わりに大事にして行こう。裏面に「再開と成功を期す」と認めた。スギの香りだろうか。鼻を寄せると秩父の小道の思い出がかすめる。

 

久々に、秩父や奥武蔵の山道を歩いていて、さすがに首都圏の奥座敷、あちこちに、ハイキングコースがめぐらされ、標識や休憩スポットも整備され、エスケープルートとからの西武秩父線や秩父鉄道の駅も間近にひかえているので、安心・安全に山で過ごすことができるのであって、秋から春にかけての遊び場所として、あるいは、トレーニング道場として理想的なエリアだとつくづく思う。

今は、Fun trailsで配布された地図や山と高原地図「奥武蔵・秩父」や「雲取山・両神山」をダウンロードして、仮想ハイキングを楽しんでいるが、来年の2月末に東京に行く機会があるので、これらエリアに飛び込んで、Trailsを満喫しよう。この時期、春の大雪を降らせる寒冷前線が通り抜けなければ、足元には、福寿草や節分草といった早春の妖精も笑みを浮かべていることだろう。

しかし、まずは、武甲山と小持山・大持山周辺を訪ね、無念にも大会でなくなった方の御霊に合掌してこようか。どこから登ろうか。計画します。

なお、埼玉県警は、防災ヘリの有料化に動いているし、低山といえども躓いただけで重症化するリスクを抱えたお年頃、どんな低山であっても、登山計画と山岳保険の加入を怠りなく、2018年を生き抜こう。


「週間ヤマケイ」から

埼玉県の山岳登山安全対策への取り組み

防災ヘリコプターの救助有料化など

埼玉県では2018年1月1日から埼玉県内で登山するにも救助活動するにも危険が伴う「山岳区域」において遭難し、埼玉県防災航空隊の緊急運行により救助を受けた方に手数料を納付していただくことになりました。

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県が指定する「山岳区域」は下記になります。

①小鹿野二子山西岳中央峰山頂からの水平距離1km以内の区域

②両神山頂からの水平距離3km以内の区域

③甲武信ヶ岳山頂からの水平距離5km以内の区域

④日和田山南麓の男岩からの水平距離100m以内の区域

⑤笠取山山頂からの水平距離5km以内の区域

⑥雲取山山頂からの水平距離3km以内の区域

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手数料額は救助活動における県防災ヘリコプターの飛行時間5分につき5000円。ヘリコプターが防災航空センター(川島町)から離陸した時刻から、医療機関(救急車)への搬送完了までの時刻まで、で計算し、5分に満たない端数は切り捨てになります。

その他、詳細につきましては、下記URLをご参照ください。

「埼玉県防災航空隊の緊急運行業務に関する条例」の改正について

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0402/herizyourei/herizyourei.html

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また、埼玉県ではこの有料化の制度とあわせて、安全対策の啓発キャンペーンを実施しています。アニメ・コミック『ヤマノススメ』とコラボレーションしたポスターやリーフレットを作成し、制度のPRも展開しています。

悲惨な遭難事故が発生しないよう、心がけましょう。

 

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晴れの日の八重山散歩

2017-12-16 10:39:21 | 日記

冬晴れ、といっても、本州の太平洋側のような冬型の高気圧のせいではなく、日本列島の冬の形が崩れた時の合間を縫って晴れがもたされるかのようで、丁度内地の日本海側のようなものなのかも知れないが、内地と違って、冬といっても太陽が輝くと気温が24度近くになって、まぶしすぎて帽子が欠かせず、風が吹いても、半そでで丁度よい。

走らなければ、汗ばみもせず、p900を片手に持っての海岸線の散歩は何と心地良かったか。

 

グンバイヒルガオ、ハマアズキ、ハマナタマメといった砂地のつる性植物たちも、うれしそうに虫を誘っているし、ハマナタマメにいたっては、大きく硬い莢(さや)を実らせて、子孫をどこの浜辺に旅させようか、思案しているようでもある。

 

磯辺の河口には、見慣れない四羽の「鴨」!カモって普通、川や沼にいるのでは。家に帰って図鑑で調べたら、「ツクシガモ」といって、冬季に不定期に渡ってくる「迷鳥」に区分されていて、珍しい仲間のようだ。どこから飛んできたんだろうか。八重山の海はさぞかし暖かいだろう。汐が満ちてくると、プカリと浮いて、どっかにいってしもった。サギ君がうらやましそうに見つめていた。

浜辺には、いつもの愛らしいシロチドリ君や、ムナグロ君たちが、汐が満ちてきたので、休息のポーズ。夜、また汐が引いたら行動するのだろうか。

ツクシガモ君たちとともに、今日新たに、仲間に加わったのは、「ナカオレツユムシ」君という名前のキリギリスの仲間。葉っぱとよく似た翅を持っていて草の中に居たら分からないで通り過ぎただろうが、コンクリートに下りちゃったので、簡単に捕まえられそう。オイラも指で翅をつまめめたが、余りの軽さとはかなさに、すぐに離してやった。「野鳥に食われず、生涯全うしろよ」と、思わず激励したくなるほどの軽さとのんびりとした動きではあった。

 

晴れの日の午後、2時間少しの散歩ではあったが、未知の仲間にも出会えたし、彼らの生態のあまりに不明なことも自覚できたのであるから、これから暇さえあれば、(いつも暇なのではあるが)野に山に、浜に磯に出かけようぜ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ひさびさ晴れ渡った石垣島

2017-12-15 10:32:10 | 日記

朝遅く目覚めた。午前5時過ぎ。寝起きの排泄後(小なり)、ベランダに出るのがルーチン。

東の空に昇ったばかりの26日の月。地球照が肉眼でも確認できる。右上のこうこうと輝く星は、たしか、木星(ジュピター)、天頂に向かって火星(マース)、スピカ(おとめ座のα星)と続く。

スピカの右下に、台形状のカラス座が、誰の眼にも留まる。そのカラスを水平線方向に視線を下げていくと南の十字星が、水平線に浮かんでいる時間帯である。(と、SKYマップは教えてくれる。)

のだが、双眼鏡では、今朝はよく確認できなかった。高感度のd750を引っ張り出すのが面倒だった。明日からまた雲の多い日々が続くのだという。年末まで、あとどれぐらい晴れてくれるのだろう。石垣島の朝。たのむよ。

布団を干したのは、いつ以来なのだろう。ベランダのハーブたちに水をやって、日当たりのいい場所に移動させてみる。喜びやしないか。

午前、ヘンデルのメサイア対訳をプリントアウトして,YOUTUBEのボールド版で第1部の歌詞をなぞりながら、この日記を認め。

午後からは、鈴木優人さんが振るBCJが「ボッペアの戴冠」をFMで放送予定。全曲聴きながら、ウォーキングといくか。バードウォッチしながら。

膝はがくがくだが、ひさびさの「休日感」。

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沖縄県の山を登る

2017-12-14 20:21:17 | 日記

朝、少しだけ月が望めた。午前7時11分。25日の月である。そのあと、不安定な雲が石垣島を1日中覆う。明日は、少しはハレの予想。久々、冬の星座を仰ぎたい。朝には、サザンクロスも全容を見せようとしているのかも。



膝の調子が、思わしくないので、しばらく歩きに徹しようと思っているが、沖縄の冬は、登山シーズン。ヤマケイの新・分県別登山ガイド「改訂版」には、八重山地方から18箇所のルートが紹介されている。この冬まだ登っていない桴海於茂登岳、ウマヌファ岳、前岳、ぶさま岳山頂、ユチンの滝から古見岳、などを登って見よう。2017年の感慨と自省を回らせながら、できれば単独で登りたい。

ハブ対策というほどのものでもないが、冬でも万全の対策でと、ハイカットのハイキングシューズ、ロングスパッツ、ニッカなどを明日、モンベル社に注文しよう。それらが届いた来週末から、行動開始。

来年の2月末までは、八重山圏域から出ない。じっくり。八重山の冬と付き合おうぜ。



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