里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

冬季に切りわらのすき込みと木炭で土作り

2023年12月26日 | 畑:土物類

翌年に向け、冬季に空いた畑の土作りを行っています。
この畑はインゲン、エダマメ、サトイモ、カボチャ、オクラなどを作った畑。
今年は11月半ばにはすべて片付けました。
我が家の畑は殆ど粘土質土壌。とりわけこの畑は強粘土質で扱いにくく湿害を起こしやすい。
そこで、冬季は栽培はせず、専ら土作りの期間に充てます。
1ヵ月ほど前に切りわらのすき込み作業を行い、昨日再び耕耘作業を行いました。
次のような手順です。
今年畝だった所は翌年は畝間(通路)、今年畝間だった所を翌年畝になるよう毎年交互に繰り返します。


一度に全体をやるのは大変なので隔年で畝になるところを重点的に土作りするようにしています。
尚且つ同じ所を畝にしないことで連作障害の回避も期待しています。
まず、今年畝間(通路)だったところに切りわらを入れます。ここが来年は畝になります。


切りわらは田んぼの収穫後に近くに運び堆積して置いたもの。
通路が埋まるくらいたっぷりと入れます。


次にクズの木炭を散布します。


木炭は活性炭と同様で、湿害を抑え根張りをよくする効果があると言われています。


実際どの程度の効果があるのか分かりませんが、少なくとも悪くないことだけは確か。
この木炭は30年以上前、父が健在の頃に焼かれたもの。
クズの木炭の在庫が未だ残っているから出来ることなのです。
次に石灰窒素を散布します。


これはわらを腐らせるのを促進させるためのものです。
大量の切りわらを畑に入れると腐るのに土の窒素分を取り込みます。
そのため、窒素を補給しないと作物が窒素不足に陥る心配があるのです。
数ヶ月の間にじっくりと切りわらが腐れて、強粘土質土壌が改良されることを期待しています。


次いでトラクターでゆっくりと深く耕耘します。夕日を浴びながらの作業となりました。


耕耘は重複するように行います。切りわらの量が多いため一度の耕耘では無理です。


最後にもう一度仕上げの耕耘。最後はすっかり薄暮となりました。


しかし、これでもまだ均平にはほど遠い。
それから何度か雨にも当ったので、ほぼ1ヵ月経った昨日再び耕耘しました。


切りわらもかなり土に馴染み均平度も増してきました。やはり薄暮の耕耘です。


冬を越した後、春には作付け前に再度耕耘します。


タマネギ苗の植付けをする

2023年11月04日 | 畑:土物類

タマネギ苗の植付けをしました。ほぼ例年通りです。
我が家では例年11月第1半旬、11月3~5日頃としています。
タマネギの種播きと植付けの適期はそれぞれの地域で異なります。
マルチの有無でも生育の進み具合に違いがあるので、マルチでなければ1週間ほど早めます。
冬期間の生育が玉の肥大やトウ立ちなどと関係が深いからです。
冬越し時に大きく育ちすぎればトウ立ちしやすく、小さ過ぎれば小玉になりやすい。
もっとも、これまで貧弱な姿で冬越ししても結果オーライのことが多々ありました。
しかし、それでは満足感が得られません。納得できる姿であって欲しいもの。
すでに畑の準備は出来ています。
但し、ナスを1畝強制終了させ、施肥耕耘してあまり日数が経っていないので多少の不安はあります。
それでも昨年よりは切迫しておらず、入念に耕耘はしたので大丈夫でしょう。
苗の方は上々とまでは言えないものの、まずまずの苗と言ったところ。


種まきは9月4日。品種はタキイ種苗の中晩生種「ネオアース」。


今年は僅かだけ早生の品種を播いてみました。
昔は2、3品種播いていましたが、今は殆ど「ネオアース」1品種で間に合います。
ただ、春の1ヵ月ほどが端境期になるので試してみます。
カネコ種苗の「錦毬(きんきゅう)」と言う品種。
初めて作ります。極早生ではないのであまり期待できないでしょう。苗の姿もイマイチです。


苗床は昔ながらのやり方です。
不織布を剥いだ後に雨風で苗がなびきました。葉先枯れも少し見られます。
根が一番大事ですが、白く綺麗なので問題はないと思います。


苗の数は十分にあるので、悪い苗は除き揃った苗を植えます。
マルチ穴に棒を使って植え穴を開けます。


根はかなり長く伸びています。


根が深く入るようにして苗を差し込み植付けます。


植付け直後の苗は必ずぐったりします。これはしょうがないことです。
まして、なんと11月に夏日を記録。当地方では初めてらしい。


下葉が多少枯れるのもやむを得ません。芯が立ってさえくれば心配はありません。
数日のうちには立ち上がってくるでしょう。
植え付けは完了。


植えた本数は470本ほど。うち1割ほど早生種を植えました。
目安の500本には足りませんでしたが、昨年とほぼ同じです。
余った苗はしばらく補植用に確保しておきます。
近年は「ネオアース」1品種だったので管理も楽でした。
僅かとは言え他品種が一つ入ったので取り扱いに注意しないといけません。


タマネギを植付ける畝を作る

2023年10月25日 | 畑:土物類

タマネギを植付ける畝を作りました。
もう少しで植え付けになるので、ぎりぎりのタイミングです。本来なら半月は欲しいところですが。
もっとも昨年はさらに押し迫っていたのでそれよりはましです。
この場所はトマトの跡地で、それだけでは足らずナス1畝を強制終了させました。
助っ人によるとタマネギは数ある野菜の中でも最重要だと言います。
一年中消費するので不作で足りなくなると大変困ると。なるほどと頷けます。
我が家の畑は強粘土質ですが、タマネギは果菜類などと同じく一番条件の良い所を充てるようにしています。
この辺りは比較的排水が良く、ピートモスなどを入れて土壌改良しています。
トマトやナスの跡なのでまずロータリーで十分に耕耘し均平にします。


タマネギの畝になる中央位置に目印線を付けます。間隔は120㎝で3列。


苦土石灰を全面に、緩効性肥料を畝になるところに幅約80㎝に帯状散布します。


植え付けまでの期間がないので他の有機物は入れません。
再度ロータリーで深くゆっくりと耕耘します。


再びタマネギの畝になる中央位置に目印線を付けます。


目印線が畝の中央になるよう管理機の逆転ロータで左回りに往復し畝立てします。


我が家の管理機では、ローターの爪は左を2連の外向き、右を1連の内向きにセットします。
これで機械作業は終了です。


クワでならしベット幅80㎝くらいのかまぼこ形に仕上げます。


幅95㎝の4条穴あき黒ポリマルチを被覆します。3ベット完成。


黒ポリを引っ張り、畝を跨ぐようにして鍬で裾に土を掛けるとちょうど上手くいきます。
あとでマルチを外すのも楽に出来ます。
昔、我が家には専用のマルチャーがありましたが、老朽化し処分しました。
これが我が家の一連の畝作りです。
次第に日が傾き1畝がナスの陰になり見えにくくなりました。
これが早朝写したもの。強制終了させたナスの跡地に1畝作っています。


500穴くらいのつもりでしたが、470穴ほどでした。それでもほぼ前年並です。
これは現在育苗中のタマネギの苗床。


風雨でなびいていますが、まずまずの生育。植え付けまでにもう少し大きくなるでしょう。


タマネギ「ネオアース」の種を少し早めに播く

2023年09月07日 | 畑:土物類

3日ほど前にタマネギの種播きをしました。
少々遅れましたが、小生にとっては結構大事なことなのでここに記します。
今年も品種はタキイ種苗の中晩生種「ネオアース」。


僅かだけカネコ種苗の早生品種「錦毬(きんきゅう)」を試しに播いてみました。
昔は2、3品種播いていましたが、ここしばらく「ネオアース」1品種だけです。
今年は極早生種を少し播いてみようかと思ったものの馴染みの店にあったのは早生種のみ。
と言うのは4月から5月にかけ1ヵ月くらいが端境期になるからです。あまり期待はできないでしょう。
当地方のタマネギマルチ栽培の種播き適期は9月上旬。
我が家ではずっと9月6~8日が基本。天候の関係でずれても2、3日までになるようにしています。
今年は早播きのギリギリと言ったところになったのでやや不安。
播種期が重要なのは、タマネギは冬越し時の苗の大きさが問題になるからです。
大き過ぎれば低温に感応しやすくとう立ちの心配が、小さ過ぎれば玉の肥大が悪くなります。
つまりは種播きや植付けの時期が大事になってくると言うわけです。
今年の夏のように天候は想定を超えるような年もあり、天候が生育を左右することは間違いありません。
しかし、それはしょうがないこと。予測すること自体が無理というものです。
近頃はセル苗を作る方も多くなっていますが、我が家は昔ながらのやり方です。
苗床は半月以上前に苦土石灰、有機肥料を施用し耕耘、10日ほど前に緩効性肥料を散布してロータリー耕耘。
まず、ネキリムシやタマネギバエなどの害虫防除に粒剤を散布します。
管理機の逆転ローターで耕耘を兼ね土を盛ります。


鍬でならしてかまぼこ形のベットに仕上げます。


数センチ間隔に播き溝を付けます。


小生は大概がバラ播きですが、さすがに苗床はすじ播きです。


極力間引きの必要がないよう薄蒔きにします。
よく分らないかもしれませんが、小さい黒ゴマのようなのが種です。


指で播き溝を埋めて薄く覆土し、鍬で軽く鎮圧。


もみ殻を掛けます。


雨に打たれて土が固まるのを抑えるためです。頻繁な灌水でも固まりやすい。
昨年くん炭からもみ殻に変えてみましたが、問題ないようです。
灌水し、不織布をトンネル掛けして終了。


中晩生品種の「ネオアース」は高品質で貯蔵性抜群。小生は信奉者と言って良いかもしれません。
ほぼ1年間、この品種で賄います。
ここ2作は生育も収穫物も納得の出来だったので、今作もそう願いたいもの。
昨日は大雨となりましたが、被害までには至らなかったのは幸い。もう雨は十分です。

ジャガイモは今年も不作

2023年07月01日 | 畑:土物類

ジャガイモを全て掘り取りました。
ジャガイモは6月半ばから試し掘りを兼ね必要な都度穫っています。
その時点で小玉が多く、あまり良さそうには思えませんでした。
そもそもは7月の半ばあたりの掘り取りを見込んでいました。
しかし、このような状態では待ってもメリットはなさそうです。


梅雨の合間、掘りやすいときに掘った方が得策と判断しました。
たまたま助っ人がいるのも幸い、手伝ってもらいます。
品種は全て男爵。一昨年から自種は止め、全て購入種にしています。
これは出だしの方。


やはり数も少なく小玉が多い。


たまには中玉が揃っているところも。


時折雨が降っている割には掘りやすいのは山砂を客土しているからです。
結局、最後までこのような調子でした。


昔は、複数品種作ったこともありましたが、やはり我が家ではトドメは「男爵」。
ただ、「男爵」は収量が上がりにくいことも確か。
この畑は周りの木が大きくなり過ぎ、午後の日当たりが甚だ悪くなってしまった影響が大きい。これは如何ともしがたい。
山砂を客土したのでジャガイモが作りやすく、後の扱いも楽なのが一番のメリットですが、そろそろ考え時のようです。
大きめの培土入り袋に軽く詰めて五つ。これまででも一番少ないか。
直ちに作業場の空きスペースに運び広げます。

あまり重ならないようにして乾かします。土はあまり付いていないので乾かすのは容易。


大玉はわずか、中玉、小玉が殆どです。


肌が綺麗なのが取り柄。


2、3日このままにし、後は光りが射さないよう日よけをして、時々上下かき混ぜながら、乾かします。
こう不作が続くとさすがに畑を変えざるを得ないのでしょう。
他の畑は何れも強粘土質、ならば変えたくないのが本音ですが。


タマネギの長期貯蔵に向けた乾燥法

2023年06月19日 | 畑:土物類

過日、タマネギを一斉に収穫し、作業場の下屋に取り込みました。
品種は中晩生種の「ネオアース」。
今年は例年になく早く、2年連続の納得できる豊作となりました。
5月早々から穫り始めましたが、この品種のメインは何と言っても長期貯蔵です。
「ネオアース」1品種で来春まで食します。
作業場の下屋に広げて10日余り放置し、陰干ししました。


貯蔵中に腐敗などが出ないようにするには、しっかり乾燥することにつきます。
乾燥不十分なままコンテナなどに重ねて詰め込んでしまうと、貯蔵中に腐れが出てしまいます。
我が家で行っている乾燥法は2通り。吊しによる乾燥とコンテナに並べる乾燥です。
殆どを助っ人がやってくれたので大変有り難い。
まず一般的に行われている吊しによる乾燥。


タマネギの茎を2、30㎝付けひもで縛り、竿に吊します。片側4個ずつ8個を縛ったようです。


この場所は農具等を置いており雑然としているものの雨に当たらず風通しが良い。


この方法は昔からやられてきた方法ですが、茎が枯れてくると重みに耐えかね落ちるものが出やすい。
そこで、今は大玉は無理に吊さず、中玉を中心に吊すようにしています。
大玉はもう一つの方法、かご形コンテナに並べて乾燥するようになりました。


この場所は、空きスペースを確保し収穫後陰干しにしていたところです。
この方法は何年かやっていますが、吊り玉のように落ちる心配をする必要がありません。


この「ネオアース」と言う品種は大玉の比率が高いので、この乾燥法なら間違いはない


但し、このようにかご形コンテナの下に空間を設け、上下から乾燥させます。


コンテナに並べる場合も出来るだけ重ねないようにします。
茎と根がしっかり乾くことが一番の乾燥の目安になります。
このような小玉も僅かながらありますが、これらは何もせず早めに食します。


全体で見ると今年は昨年に比べ吊しの比率が高い。昨年ほどには大玉の比率が高くなかったようです。
但し、中玉と言っても規格から言うと2L級で、重さを計るとこの程度。


大玉は400gを越えています。特大ともなると500g級で、重さを計るとこんなタマネギが相当数あります。


しっかり乾けば、コンテナにある程度重ねて全てを取り込みます。

今年のタマネギ「ネオアース」は早く且つ豊作

2023年06月05日 | 畑:土物類

タマネギを一斉に収穫し、取り込みました。
品種は全て「ネオアース」。
今年はかつてなく早い。5月に入るやいなやポツポツと倒伏が始まりました。


「ネオアース」は中晩生種。通常なら倒れ始まるのは5月10日頃からです。
今年は倒伏したタマネギを5月早々から必要な都度穫り始めました。
「ネオアース」はマルチ栽培では肥大がより早まるようです。
それでも、これほど早く倒伏したタマネギを穫り始めることは滅多にありません。
気温が高く成熟が早まったのでしょう。
所々マルチ穴が見えるところがその穫り跡。


今年のタマネギは欠株が殆どなく越冬時の姿も揃って良好
生育収量とも満足する出来だった昨年並か、生育はむしろ揃っているように見えました。
トウ立ちも全くありません。ネキリムシ被害の2、3本以外病虫害もなし。
倒伏後も青味が落ちません。


但し、マルチとは言え今年の異常乾燥は肥大に影響すると思っていました。
5月10日頃には約半分、5月20日頃にはほぼ100%倒伏しました。
一斉収穫は全ての株が倒れて1週間以上経過を目安としています。
ですから5月中にも一斉収穫が可能になっていました。
タマネギは倒伏してからも肥大します。「ネオアース」はそれがなお顕著。
大玉になるとこのようにマルチがパンパンになります。


田植え後の纏まった雨は肥大にプラスになったと思います。
まだ青味が強いのでもっと肥大する可能性があります。しかし、穫り遅れると割れたり肌が悪くなります。
また、茎が枯れ弱くなってしまうと乾燥で吊すときに支障を来すようになります。
「ネオアース」の長所の一つは肌が綺麗なこと。貯蔵中に美しい狐色になって行きます。
それにはやはり適期の収穫が大事です。
雨の後に日をおかずして一斉収穫出来ました。
まず、このように引き抜いて何カ所かに纏めます。


この後はその場で茎を2、30㎝付けて切り落とします。
そして、作業場の下屋に取り込み、空きスペースに広げます。


今年は、小生が雑草の刈り払い作業の真っ最中だったので、大半を助っ人に頼みました。
要領は分っているので安心して任せられます。
取り込んだものを見ると今年も大玉が多い。


全体の量は昨年より植付け本数を減らした分少なくなっているものの作柄は遜色ないようです。


このような特大玉も多数。


近年は500gを越える特大玉が当たり前のように穫れます。
特大玉と中玉を比べてみます。
右が500g級の特大玉、左が平均的な300g級の中玉。


中玉と言っても出荷規格で言うと直径9㎝以上、重さが300g以上で2Lサイズ。
特大玉を手で持ってみると分りやすい。小生の手は小さい方ではありません。


このまま何日か陰干しした後、本格乾燥に入ります。
何と言っても「ネオアース」は貯蔵が本命。
来春まで貯蔵するためしっかり乾燥させることが何より大事です。
昨年貯蔵のタマネギは量が多く、春にはかなり萌芽し処分するものが出てしまいました。
それでも4月まで食しており、「ネオアース」1品種でほぼ1年間賄っています。
「ネオアース」は素晴らしい。
昨年、今年と2年続けて生育、結果とも納得の出来となりました。


ジャガイモを芽かきし追肥土寄せ

2023年05月22日 | 畑:土物類

ジャガイモを芽かきし、追肥と土寄せをしました。
省力植え付けをしたジャガイモの生育は順調です。


品種は男爵のみ。
自家種をすっかり止めて3年目、全て購入種芋にしています。
生育はよく揃って葉色も良好です。
この畑は近くのケヤキが大木になり、午後の日当たりが年々悪くなっています。
その代わり霜の降りる心配がほとんどありません。
まず芽かきをして3本仕立てにします。
株の根元を押さえ、株を傷めないように強い茎3本を残し、弱い茎を搔き取ります。


自家種の場合は芽の数が多く、7、8本が普通でした。
購入種は少なく、芽かきの必要ない株もかなりあります。
これで3本仕立てになりました。


この程度なら購入種では芽かきを省略してもよさそうです。
芽かきをすると茎が乱れるものが出ますが、今年は軽微でした。
次に追肥。
畝の肩の部分に速効性肥料を両側に施します。


今年は葉色から見て肥料が効いていそうだったので少なめにしました。
次に土寄せ。
土寄せは花が咲き始める頃と教えられました。
今はこの程度の蕾です。咲くのは6月初め頃でしょう。


その頃になると株が茂り機械作業がやりにくくなります。
畝間の雑草も少し目立ってきました。中耕除草が必要な時期になっています。


畝間は1mと広くしていますが、やはり今が作業のタイミングのようです。
芽かきの乱れを修正する意味でも芽かき直後にやるのが良さそうです。
管理機の畝立てロータの2連の爪を外向きにして逆転で土をはねあげます。


畑の両サイドは片側だけの逆転ロータではね上げます。これで機械作業が終了です。


機械作業だけだと不十分なので鍬で手直しをします。
根元までしっかりと土寄せし、倒伏を抑えます。


これで一連の作業は終了です。


この畑は日照条件が悪いので多くの収穫は望めなくなっていますが、山砂を客土したため芋の肌が綺麗です。
今のところ姿は悪くありません。結果はどうでしょう。


ジャガイモは早めの省力植付け

2023年03月18日 | 畑:土物類

ジャガイモを予定より早く植え付けました。
当地方のジャガイモの植え付けは3月下旬から4月初めが適期とされています。
それからすると少々早過ぎることになります。
今年は春の彼岸過ぎと思っていましたが、様々立て込みそうなので早めました。
気温だけは先週あたりから急に高くなっており、春の様相です。
但し、種芋は3週間欲光する予定でしたが2週間しかできませんでした。
畑は例年と同じ小さな畑で約1a。利用率が低いため実質はその2/3程度です。


近くの立木が大きくなり年々日当たりが悪くなっています。
利点は霜の降りる心配が殆どないことで、早く芽が出ても安心です。
この畑には落ち葉をすき込んでおり、その痕跡が残っています。
半月ほど前にはすでに元肥をやり耕耘しており、これはその時のもの。
我が家では多くの場合、元肥は帯状の全層施肥です。
まず畝の中心になる位置に目印線を付けます。畝間は広く1m。


目印線を中心に約50㎝幅に元肥を散布。


ゆっくりと深くロータリー耕耘し、帯状全層施肥は完了です。


種芋は、一昨年から自家種を止めて全て購入種にしました。
近年、品種は男爵一品種のみ。
欲光期間が短いので芽は僅かしか伸びていません。


種芋は頂芽優勢の原則にしたがって、縦切りに2分割。
種芋の大きさでまれに3分割、分割なしもあります。種芋7㎏で140個だったので1分割平均50g。
前日に済ませています。


植付け前に再度ロータリー耕耘。畝間1mで中心になる位置に再び目印線を付けます


畝間を広くしているので株間はやや狭めの30㎝。
目印線の位置に種芋を押し込むようにして植付けます。


覆土は管理機を利用。
畝立てロータの爪を左側は外向き、右側は内向きにセット。


土のはね上げは最低にし、種芋が畝の中心になるよう逆転で盛って行きます。


左回りに往復します。


管理機で楽に覆土完了です。


鍬で軽くならし整えると覆土の厚さ5、6㎝になります。


これで省力植え付けは終了です。


昔は鍬で植え溝を作り元肥をやってから植付け、さらに鍬で覆土をしていました。
このやり方をするようになって非常に短時間で楽にできるようになりました。


長期貯蔵のタマネギ・ジャガイモ・サトイモは健在

2023年02月20日 | 畑:土物類

現在、長期貯蔵している土物類のタマネギ、ジャガイモ、サトイモは未だ健在です。
長期貯蔵中は時々チェックする必要があります。
腐敗や萌芽を放置すると、さらに腐敗が増えたり、品質が劣化してしまうからです。
こちらがタマネギ。


昨年のタマネギは栽培から収穫まで納得の出来る豊作でした。
品種は長期貯蔵がメインの中晩生種「ネオアース」。
昔は何品種か作っていましたが、今はこの一品種で十分です。
当地のような寒冷地では早生種を作ってもそれほど早くは穫れないので、貯蔵性の高い品種を長く消費するようになりました。
吊しとコンテナに並べてしっかり乾燥した後、中に取り込んで貯蔵しています。
コンテナは少し集約しました。昨年よりも残量はかなり多い。


大玉は貯蔵性が劣ると言われますが、あまり気にせず食しています。
それでも500g級の特大玉は年内には消費しました。遅くまで残すのは中玉が中心になるようにしています。


腐敗はほんの僅かありましたが、すぐ処置し今は全く見られません。
珍しく萌芽が若干見られます。


採種に100%はあり得ないのでこの時期になれば、多少出るのは当然とも言えるのですが、「ネオアース」では珍しい。
萌芽には年次差や個体差があるようです。
中玉数個取り出してみます。


外皮が自然に剥げ、綺麗な狐色です。これまで貯蔵性のある品種を幾つか作った中で「ネオアース」が一番綺麗です。
今年は残量が多く、4月になっても大分残りそうです。
こちらはジャガイモ。


昨年は不作で、量も少なく小玉が多い。
それだけに無駄がないよう管理しました。
しっかりと乾燥させ、日の当たらない涼しい場所に保管しています。


品種は全て「男爵」。
腐敗は全く出ていません。
当然ながら残っているものも中玉、小玉が多い。
それでも思った以上に残量があります。


貯蔵中で大事なのは芽かきです。
昨年は萌芽が早かったようで、年内に殆ど伸び出しました。
放置すれば芽が長く伸びてしまい、芋の栄養が奪われ萎びてきます。
芽が出始めたら、出来るだけ小さい内に搔かないといけません。
助っ人がよくやってくれました。
殆ど変わらない状態が維持できています。これならしばらく大丈夫です。


以前は、自種を取って使っていましたが、出来が悪いので3年ほど前から全て購入種にしました。
自種を取る時は、今頃になると芽が長く伸びて処理に困ったものです。
今は全て消費してしまうので全て芽を搔いてしまうだけです。
小さい芋ながら当分自給できます。
こちらはサトイモ。


例年は、今頃にはほぼ終了することが多いのですが、今年はまだ残っています。
昨年のサトイモはまずまずの出来でした。子芋の数は多くないものの肥大が良かったようです。
種芋は「蔵王いも」の名で売られていたと言いますが、石川早生系のサトイモと思われます。
貯蔵は、まず陰干して少し乾いたところで土を落とし、子芋はバラさず株のまま、いわゆるいかり芋の状態で発泡スチロール箱に入れ保存しています。


必要な時に取り出し、子芋をバラして利用します。
サトイモは低温に弱く凍みやすい。昔我が家では貯蔵用の横穴に保存していました。
酷寒になり、助っ人が発泡スチロールを段ボールなどで二重、三重に囲いました。


助っ人が調製し、我が家の分と置いていった子芋。悪くありません。


発泡スチロール箱にはまだ残っています。
昨年今頃はタマネギとジャガイモが異常な高値になり、皆が重宝していました。
出荷量の大半を占める北海道産が夏の天候不順で不作になったためです。
昨年後半からはすっかり元に戻り、話題にも上りません。
ところで、小生、タマネギ、ジャガイモ、サトイモを土物類と分類しています。
あまり馴染みがない方が多いかもしれません。
どちらかというと生産より市場や流通関係で使われることが多いと思います。
その名の通り、専ら土の中で穫れるもので、ほかにはサツマイモ、ナガイモ、ラッキョウ、ニンニクなどがあり、根菜類は入りません。


マルチ栽培のタマネギにバラまき追肥

2023年02月11日 | 畑:土物類
大雪となりました。


早朝の積雪は23㎝。


大雪になりそうだと言うので、昨日いろいろと大急ぎで済ませました。
まずは越冬中のタマネギにバラまきの追肥。予定より前倒ししました。
4条の黒マルチが3ベット、植え付け本数は昨年より1割ほど少ない400数十本。


種まき9月7日、植え付け11月3日。
品種はタキイ種苗の「ネオアース」1品種。
何年か、越冬時の姿がイマイチで収穫だけは大玉豊作という結果オーライが続き納得できませんでしたが、昨年は越冬時の姿もまずまずで結果もよく納得の出来となりました。
今年も前年並程度になっていると言っていいでしょう。
ほぼ想定した姿となっています。


昨年より今年の方が生育が揃っているように思います。


まず越冬時に気になるのはトウ立ちのこと。
年内の生育が良すぎて大苗で越冬するとトウ立ちのリスクが高まり、貧弱だと収量が上がりません。
昔からトウ立ちが僅か見えるくらいが良いと言われてきました。
近年、我が家ではトウ立ちはほとんど見られません。今年もそれほど大苗になっているものはなく、問題ないでしょう。


葉先が枯れているものがありますが、この程度なら想定内で気になりません。
大寒以降の酷寒の割にはあまり影響がなかったようです。
芯の2、3葉さえしっかりしていれば問題なしです。


ネキリムシの被害があります。


今の時期は幼虫が小さいため見つけるのが難しい。欠株はごく僅かなので気にしないことにします。
生育の悪そうな所にそのまま補植したため2本立てになっている株がいくつかあります。


あまり変わらない程度に育っているようです。1本立てにしました。


例年より少々早めとなった追肥。


水に溶けないことには追肥の効果がないので、近年は早めにやるようにはしています。
粒状の速効性肥料をマルチの上からバラまきました。
繰り返し書いていますが、昔は追肥をしたことがありませんでした。
マルチ栽培では全量を元肥でやるものとばかり思っていたのです。
緩効性、遅効性の肥料を組み合わせることで追肥の必要はないと教えられました。
もう大分前になりますが、高齢の方がマルチの上から肥料をばらまいているのを見ました。
その時は無駄なことをやっているなと思って見ていました。
しかし、試しにやってみると効果抜群で、いわゆる目から鱗です。
これは偶然だった可能性もあるのですが、以来続けています。
マルチの上からバラまくだけですから甚だ簡単です。


植え穴を狙ってやるということはしません。
マルチのベットは必ず中高の かまぼこ形に作ります。一番は排水をよくするためですが、バラまき追肥にも好都合です。
粒状肥料をベットの中ほどにバラまくと自然に転がって適当に植え穴に入っていきます。


もちろんマルチ上に留まっている肥料もありますが、何れ雨に溶ければ流れて入るだろうとラフに考えています。
追肥をするようになり、肥え切れすると発生しやすいベト病も殆ど出なくなりました。
今年も追肥の効果に期待したい。


生育不良のラッキョウに追肥と土寄せ

2023年02月10日 | 畑:土物類

越冬中のラッキョウに早めの追肥と土寄せをしました。
生育は甚だ不良です。


ラッキョウはどれ?と言った有様。これまでで最悪です。
もともと充実した種とは言えませんでしたが、それにしても育ちが悪い。


これで、まともな方です。


年々生育が悪くなってはきていました。
昨年収穫時は、事情があって半分を三年子の花ラッキョウにして初めて収穫、貴重な経験となりました。
今作は通常の栽培で、畝数も3畝に減らしました。
畑を変え、畝間も広くとってしっかり作る段取りをしたつもりだったので、これほど悪くなるとは想定外。


欠株も大分あります。


挽回出来るとは思えませんが、やるべきことをやらない訳にはいかないでしょう。
見にくいですが、硫安と苦土石灰を畝の両肩に追肥しました。


単肥の硫安は土を酸性化するので通常は殆ど使いません。
追肥は専ら化成肥料を用いています。しかし、肥料高騰の折り、在庫のある硫安を使うことにしました。
酸性化を緩和するのに苦土石灰も同時に施用。クワだけで土寄せを行いました。


落ち葉も構わず一緒に寄せてしまいます。


当地、今年は降水量が少なく乾いています。雨か雪になりそうだと言うのでタイミングは良かったようです。大雪は勘弁願いたいところですが。
ラッキョウの種は亡き母が残したもの。早いもので今年が23回忌。
ラクダ種と思われますが、毎年同じ収穫物から種を取ってきたため劣化が進んだ可能性が高い。
助っ人とは今年が最後になるだろうと話しているところです。
それだけに最低限の収穫は確保したいもの。


土作りに落ち葉をすき込み、繰り返し耕耘

2023年01月21日 | 畑:土物類

半月ほど前に、畑の土作りのため落ち葉をすき込み、昨日、再び耕耘しました。
我が家の周囲の山には落ち葉が豊富にあります。その気になればいくらでも集めることができます。
両親健在の頃は、大量に集めて踏み床温床の材料にしたり、腐葉土を作ったりしていました。
しかし、今となっては運び出しは容易ならず、実践するのは困難となりました。
そこで畑にごく近いところの落ち葉だけを集め、すき込みを行っています。
本来なら、落ち葉は腐らせ腐葉土にしてから畑に入れるのが理想です。しかし、腐葉土にするには大量の落ち葉が必要です。
そこで落ち葉を直接畑にすき込む方法を実践するに至りました。
我が家の畑は粘土質が強いので、落ち葉をすき込むことで改良に役立つと考えたのです。
これは半月ほど前のもの。小さな畑ですが、このくらい運び込むのもなかなか大変です。


落ち葉は主にケヤキやコナラなど広葉樹の落ち葉です。
厚さ数㎝に均一に散らします。土は全く見えません。踏みしめればふかふか状態です。


落ち葉は葉中の炭素と窒素の成分バランスが良いため自然に土の中で腐って行きます。
他の畑では切りわらのすき込みも行っていますが、稲わらの場合は炭素の割合が多いため窒素分を添加してやらないといけません。そうしないと土の窒素が欠乏してしまいます。その点、落ち葉はそのままで理想的な有機物なのです。
作業中、日没が近づき西日が当たるようになってきました。


ゆっくりと最低速度で深く耕耘し、すき込みます。


重複して耕耘し、均一に混じるようにします。


大量に見えた落ち葉もすっかり土の中に入りました。


まだ均しが不十分ですが、ここで一旦終了。


昨日、再び耕耘しました。


若干水分が多かったものの、日をおいて繰り返し耕耘することで土に馴染みます。


より均平になりました。


これで春までに土に馴染ませ、作付け前には再度耕耘します。
この畑は、毎年継続して落ち葉をすき込んでいるので、粘土質土壌の改良にはかなり役立っていると思っています。


切りわらをすき込む土作り法

2022年12月13日 | 畑:土物類

来年に向けて畑の土作り。
田んぼから収集した切りわらを直接畑に投入し、数ヶ月で自然に腐らせる方法です。
この畑はサトイモ、インゲン、カボチャ、オクラ、エダマメなどを作った畑で、11月中にはすべて片付けました。


我が家の畑は強粘土質土壌。この畑は冬期間は休ませ土作りに専念します。
今年畝だったところは翌年は畝間(通路)になるよう、毎年 交互に繰り返します。


隔年で畝になるところを重点的に土作りするようにしています。
同じ所が畝にならないようにして連作障害の回避も期待しています。
今年通路だったところに切りわらを入れます。ここが来年は畝になる所。


切りわらは田んぼの収穫後に運んで堆積していたものです。
通路が完全に埋まるくらいたっぷりと入れます。


次に石灰窒素とクズの木炭を散布します。


わらを腐らせるためには窒素分が必要です。
これだけの切りわらを畑に入れると腐るのに窒素分を取り込むため、窒素を補給しないと作物が窒素欠乏を起こす心配があります。
数ヶ月掛けてじっくりと切りわらが腐れて、粘土質の土が改良されることを期待しています。


粘土質の土壌は湿害を起こしやすく、木炭は活性炭と同様の効果で、湿害を抑え根張りをよくすると言われています。


木炭の効果は目に見えて分るものではありませんが、少なくとも悪くはないはずなのでやっています。
もっとも、これはストックされた木炭があるからできることです。
この木炭は30年以上前、父が健在の頃に焼かれたもので、クズの木炭の在庫がまだ相当数あります。
この後、トラクターで最低速度でゆっくりと深く耕耘します。


切りわらの量が多いため一度の耕耘ではうまくすき込めません。


重複するようにして耕耘します。


最後に再度全体を耕耘して仕上げます。


これでほぼ均平になります。


しかし、これでもまだ不十分。
冬越し前に再度耕耘して土に馴染ませ、春の作付け前にはまた耕耘します。
作業には結構時間を要しました。
今が一番日の短い季節のため、最後は夕日を浴び、たちまち薄暮となりました。


タマネギ「ネオアース」の長期貯蔵態勢

2022年11月16日 | 畑:土物類

過日、タマネギ苗の植え付けを済ませたところです。
ただ今、今年収穫したタマネギの長期貯蔵態勢に入っているので、その状況を整理し記録します。
品種は中晩生種の「ネオアース」。長期貯蔵がメインの品種です。
かつては何品種か作っていましたが、今はこの1品種だけです。
6月12日に一斉収穫。今年のタマネギは自分でも納得できる豊作でした。
長期貯蔵では腐れを出さないことが何より大事で、そのためには一にも二にもしっかり乾燥させることに尽きます。
収穫後は、作業場の下屋に広げ、例年より長く10日余り陰干ししました。


その後、2通りの方法で乾燥しました。
一つは吊しが難しい大玉をかご形のコンテナに並べる方法。


コンテナの下にも空間を設けることで、上下から乾燥させます。
今年は連日雨が続いた時期もあり、乾燥不十分なまま重ねて詰め込むと貯蔵中に腐敗が出る可能性があります。
乾燥の目安となるのは茎の付け根と根の部分がしっかり乾くこと。大玉は特に注意が必要です。
乾燥しにくい年でしたが、8月早々には十分に乾燥したのを確認し、茎を切りコンテナに入れたまま室内に取り込みました。


もう一つは一般的な吊しによる乾燥方法。


中玉中心に8~10個のタマネギを、茎を2、30㎝付けてひもで竿に吊します。
ここは風通しが良く邪魔にもならないので乾燥にはいい場所です。
ただし、自然に光りが入り込むため、次第に緑化してくるものが出ます。
そこで、8月末に竿から下ろし茎を整理。かご形のコンテナに詰め、取り込みました。
この場所は雑然とはしていますが、風通しの良い解放されている室内です。


かご形のコンテナはそのままで、山形に盛るようにしました。
「ネオアース」は大玉の比率が高く、今年は特に大玉が多くなりました。


この時点で、昨年よりかなりボリュームがある状況でした。


次第に消費が進み、これが現在。


二手に積んであります。
収穫時から春先までの長期貯蔵の折り返し点を過ぎたところ。


大分少なくはなったものの、例年よりボリュームがあることは間違いないようです。
大玉は貯蔵性が劣ると言いますが、近年はあまり気にせず食しています。


さすがに特大玉は早めに消費するようにしていますが、未だかなり残っています。何の問題もありません。
この時期、珍しい「ネオアース」の萌芽。


年明け後はたまにありますが、今の時期は初めて見ました。どんな優秀なものでも100%はないわけで、むしろ微笑ましく思えます。
昔は何品種か作っていましたが、今はこの「ネオアース」一本。
翌年3月までは確実、4月まで食することも度々です。
中晩生の品種ながら、当地でもマルチ栽培では5月中から穫れるので殆ど不自由を感じません。
そして、この品種は肌が綺麗です。これは500g級の特大玉。


一皮剥くと、狐色のいい色になってきました。
まだまだ貯蔵の先は長く、腐敗や萌芽をチェックしつつ管理していきます。