
冬囲いしたダイコンとニンジンを取り出しました。
冬囲いしたのは12月22日。半数は畑に残したままにしたためそちらから消費しています。
ダイコンの冬囲いは二通りの方法で行っており、こちらが葉付きのまま冬囲いしたダイコン。

こちらが葉を全て落とし土中に埋め込んで冬囲いしたダイコン。目印を付けています。

品種はすべて「耐病総太り」。
これまで取り出しているのは葉付きのダイコンで、2月になってから。
土を掘りあげ稲わらを挟みながらダイコンを斜めにして埋め込んでいます。
必要な都度手前の方から順次取り出していきます。

助っ人が何度か取り出し残りは僅かになりました。穫り後の残渣がそのままになっています。
今冬は立春になってから逆に気温が下がってきたため土が凍り取り出すのに少々苦戦したようです。
暖冬だった昨年とは大きな違いですが、気温が高すぎるよりはむしろ良い。
土を少しどけ稲わらを返します。

ダイコンが見えてきました。

引き出すのに少々手間取りました。

1本だけ引き出しました。あまり汚れてはいないようです。

取り出した後は稲わらと土を軽く元に戻しておきます。
洗ってみます。
洗ってみます。

畑から穫ったばかりのダイコンと同じというわけにはいきません。
形の少し悪い「耐病総太り」ながらこの程度の汚れなら全く問題なし。
冬囲いして2ヵ月以上経過していますが、皮を剥けば畑からの穫りがけと変わらないダイコンが味わえます。
この後は葉無しのダイコンを順次取り出すことになります。
こちらが冬囲いしたニンジン。

畑に残したニンジンが多かったため冬囲いしたニンジンは取り出し始めたばかりです。
品種は黒田5寸陽彩。
葉付きのまま稲わらを挟みながら土の中に埋め込みました。
葉付きのまま稲わらを挟みながら土の中に埋め込みました。
冬囲いした時は葉が青々としていましたが、2ヵ月以上過ぎれば葉も傷んでくるのはやむを得ません。


土を少しどけ稲わらを返して取り出します。

10本くらいまとめて縛って埋めています。今回は数本だけ取り出してみます。
稲わらの下になっている茎葉は未だ青々としています。一見さしたる傷みもなさそうに見えます。

取り出したのは束になったうちの半分ほど。後は稲わらと土を軽く元に戻しておきます。

洗ってみます。

洗ってみます。

2ヵ月以上も経つので全く汚れがないという訳にはいきません。この程度ならまずまずと言っていいでしょう。
大きさにバラツキはあるものの鮮度では畑から穫ったばかりのものと変わりないニンジンです。
このペースだと3月中に全てを取り出すのは難しいかもしれません。
冬囲いの期間が長くなれば肌が汚れてくるのは避けられず、次第にひげ根も吹いてくるので着実に消費したいところ。
コメントありがとうございます。
保存できるのは冬場だけです。気温が上がってくると傷んてきます。
当地は根雪にはならないので3月いっぱいが限界といったところですね。最後はかなり傷んてきます。
バラエティに富んでいますね!勉強になります👍