サヤエンドウに篠竹で支柱を立てました。
品種は例年作っている「赤花蔓ありえんどう」に加えかつて作ったことのある「はまかぜ」の2品種。
種播きは例年並の10月末日。12月10日過ぎに越冬対策のため不織布をべた掛けしています。

サヤエンドウは越冬中にも次第に生長するため不織布は緩くだぶだぶの状態に張っています。
べた掛けを剥ぐ時期の目安は最低気温が0℃、最高気温が10℃の頃。当地の平年の気温では3月半ば頃に当たります。
前年は暖冬で不織布が異常なほど盛り上がっておりやむを得ず早めに剥いでしまいました。
今年はそれほどにはなっていないようです。今冬は例年並みの寒さ、立春以降の気温はかなり低くなっています。
不織布をべた掛けする時点ではやや進んでいる感じでしたが、今はそれほどではなさそうです。
不織布をべた掛けする時点ではやや進んでいる感じでしたが、今はそれほどではなさそうです。
時期的にもほぼべた掛けを外すタイミングになっているので不織布を剥ぐことにします。
それほど茂ってはいませんでした。想定範囲内で例年並みと言ったところでしょうか。

こちらがいつも作っている「赤花蔓ありえんどう」。

こちらが大分前に作ったことのある「はまかぜ」。

「はまかぜ」は多少穫れるのが早かったような気がしますが、殆ど忘れています。
あまり違いはありませんが、「はまかぜ」の方が茎が赤みを帯び丈が少し伸びているようです。
少しハコベが伸びてきたのでざっと取りました。

前年は茂りすぎだったので追肥はせず土寄せだけしましたが、今年は通常通り両肩に速効性の化成肥料を施します。

機械は使わず茎葉を中央に寄せながら鍬で丁寧に土寄せしました。

次に篠竹で支柱を立てます。
篠竹は複数年使えます。採ったばかりの篠竹はむしろ使いにくいのであまり使ったことがありません。
前年に支柱にしたものでまだ使えるものと前年に採っておいたものを使います。
沢山作る場合はネット支柱にしますが、少ない場合は篠竹が便利。ほぼ0円で出来ます。
サヤエンドウを中心にして両側から篠竹を15㎝間隔くらいに3本ずつ立てます。計6本で1セット。
篠竹は複数年使えます。採ったばかりの篠竹はむしろ使いにくいのであまり使ったことがありません。
前年に支柱にしたものでまだ使えるものと前年に採っておいたものを使います。
沢山作る場合はネット支柱にしますが、少ない場合は篠竹が便利。ほぼ0円で出来ます。
サヤエンドウを中心にして両側から篠竹を15㎝間隔くらいに3本ずつ立てます。計6本で1セット。

篠竹を頭上180㎝くらいで合掌に纏めテープで縛ります。

これで支柱立ては終わりです。

取り敢えずはこれだけで蔓が支柱に絡まりながら自然に伸びていきます。
しかし、このままだと何れ茎がはみ出て倒れるものが出てきます。
サヤエンドウが外に倒れるのを防ぐため立てた支柱に横竹を挟んでいきます。

いますぐやる必要もないのですが、早めにやるのにこしたことはありません。
篠竹はしのるので容易に挟むことができます。これが筋交いの役目も果たし支柱が丈夫になるメリットもあります。
これで一連の作業は完了です。

伸びるにしたがいまた横竹を挟み、少しずつ上げていきます。
但し、中段から上は合掌の幅が狭くなるのでテープを用いることになります。
当地でも今はネットを使用する人が多いと思いますが、里山には篠竹が豊富にあり、小生は昔ながらのこの方法を好んでやっています。
但し、中段から上は合掌の幅が狭くなるのでテープを用いることになります。
当地でも今はネットを使用する人が多いと思いますが、里山には篠竹が豊富にあり、小生は昔ながらのこの方法を好んでやっています。