友人たちに私は男の脳を持っていると言われたが、よくわからなかったので、黒川伊保子さんの「妻のトリセツ」を読んでみたらと言われて読んでみた。
この本は、夫婦関係を上手くするために、夫のために、妻という女性の生まれ持った脳を分析して、妻にどのような言葉かけをすると、夫婦関係が上手くいくかと解説した本である。
私も結婚した当初は、女性の脳を持っていたが、夫がいつも俯瞰的な考え方をしていて、黙って私のやることや言うことをジッと我慢して、なにも言わなかったから、夫婦喧嘩にはならなかった。
共働きをしていたので、私の出来ない片付け等は、黙ってマイペースで遣ってくれていたし、頼んだことはキチンとやっていてくれたので、誕生日や結婚記念日などは私中心に計画していました。
我が家は夫の皿の上で、何事も私中心に動いていたので、上手くいっていた。
夫は高校卒業後、ズッと一人暮しをして、几帳面にキチンと片付けをする習慣になっていました。
私の出来ないことをチャンと補っていてくれて、私のワガママを認めてくれていました。
寡黙で男気のある夫を尊敬をしていました。
今娘と二人暮らしになって、娘のワガママをなかなか私の包容力で、包み込んでやることができないなあと反省ばかりです。
だから私が男の脳を持っているのではなく、夫に影響されて、物の考え方を夫に教わったのだと思います。
久し振りにこの本を読んで、夫の優しさを思い出したキッカケになりました。
今度は是非「夫のトリセツ」を読んでみたいものです。
今日の万歩計は、4,678歩でした。