室温は、26.9度。
朝方は涼しかったが、気温が上がるうち蒸し暑くなり、外に出て草刈りでもしようかなと思うと、暑くなってとても草刈りはできなかった。
娘も布団のシーツやカバーを洗って大洗濯。
夕方にポツポツと雨が降ってきた。
今日は予定がなかったので、図書館で借りていた安田依央さんの「出張料理 おりおり堂」を読み終える。
OLの山田澄香が友人の結婚式のあと、フラッと寄った骨董カフェ「おりおり堂」のオーナーの桜子とイケメン料理人仁と出会った。
従業員募集の貼り紙を見て、桜子から優しく「働いてみませんか」と声を掛けられて、ツイツイ仕事にも婚活にも行き詰まった澄香は、4月から働くことになった。
1巻目の卯月から長月まで、お馴染みさんからの以来で、出張料理の料理人と一緒に出掛けて、仁の季節感溢れる食材と依頼者の好み等を考えて作る料理は天才的である。
「おりおり堂」の骨董と店内は、オーナーの桜子は、日本の四季折々の行事に合わせて、季節感溢れ、風情のあるものです。
澄香の今までの生活では考えられないことで、ますます「おりおり堂」の仕事にのめり込み、仁と一緒に仕事をすることで恋心が高まってくる澄香です。
2mもある巨体のオカマの元レスラーがイケメン料理人の仁目当てに、誕生日やハロインなどの出張料理を頼まれる。
御菓子瑠璃屋の主人や古内医院の老医者等の紹介で、裕福な家庭でのお祝い事に出張料理を頼まれる。
天才料理人の仁は、寡黙で自分から何も話さないが、回りの人から京都の老舗で料理の腕を見込まれて、娘婿になって後を継いでほしいと頼まれるが、京都から祖母の桜子と「おりおり堂」で働くことになった。
2巻は神無月から弥生までの間、東京で出張料理を始めるきっかけや京都の婚約者由利子が事故によって、記憶もないまま寝たきりになった経緯や目覚めた由利子の見舞いに京都と東京を行き来する仁。
出張料理に出掛けた家族のいざこざに巻き込まれたりして、婚活のために「おりおり堂」にやって来た澄香は、結婚とは複雑怪奇で結婚について考えるようになる。
仁は、由利子が記憶が戻るまで京都に行くことを決め、澄香は「おりおり堂」で桜子から骨董のいろはを教えてもらいながら、カフェの手伝いをしながら、仁の帰りを待つことを決め、仁は必ず帰ってくることを約束して完となる。
最後まで澄香の片想いで終わるかと思ってドキドキしながら読んでいたが、ハッピーエンドでホッとする。
さあて今度はどんな本を読もうかな。
孫娘はお料理が大好きで、今高校時代の和食の先生のところの料亭でバイトをしているので、老舗の日本料理がたくさん出てくる小説は興味をもってくれるのではないかな?
今日の万歩計は、8,126歩でした。