室温は、30.5度。
朝は30度を越えていたが、雨が降りだして、気温が27度まで下がって、クーラーも扇風機もいらなくて過ごしやすい1日となった。
散歩も出掛けられなくて、サマードレスのまま午前中は過ごして、孫とお嫁さんがくれたスマホ入れが毎日使っていると直ぐに汚れてしまうので、レース糸でカバーを作って、汚れが目立たないようにする。
午後から「水無月コンサート」がコロナの影響で3年ぶりに21回目を開催出来ることになった。
今回は大橋多美子さんの歌と物語と題して演奏が行われました。
大橋多美子さんは、名古屋市出身でフェリス女学院短期大学音楽学部声楽科卒業し、これまでリサイタルを中心にオペラ、宗教曲、第九交響曲ほかソリストとして出演。
ジャンルにこだわらず演奏活動は多岐にわたっている。
大橋多美子さんは、黄緑色の何ヵ所か大きな日本刺繍を施したドレスがとても鮮やかでとても似合っていました。
まず椰子の実、この道(山田耕筰作曲)をメゾソプラノの透きとった歌声に魅了した。
「小さな空」(竹満透作曲) は珍しくお父さんを歌った歌をしっとりと聞かせてくれた。
主催者の榊原利修さんが軽妙な語りで会場が笑いの渦を巻き起こし、いつもながら笑いの耐えないコンサートとなった。
ウクライナ侵略が続くなかで、怒りを込めて、ショパンか当時ウクライナで戦争があり、その様子を曲にした「革命」を榊原祐子(さちこ)さんが激しくピアノ演奏をしてくれた。
榊原利修さんのコントラバスで「リベルタンゴ」のリズミカルな演奏をしてくれた。
メインの新美南吉の「ごんぎつね」の朗読を大橋多美子さんが感情豊かに語り、榊原夫妻のピアノとコントラバスの演奏が朗読を盛り上げました。
「でんでん虫の悲しみ」(新美南吉)は初めて聞く童話である。
殻の中に悲しみを抱えたでんでん虫が仲間に一人一人聞いていくとみんな悲しみを抱えていると聞き、ホッとするお話であるが、悲しみを抱える人には、胸を撫で下ろすお話である。
生まれ育った佐屋町で、演奏し始めて21年、支えてくれた母親が難病になって歩けなくなって、感謝を込めて花束が送られた。
家庭的な雰囲気で心温まるコンサートに大きな拍手が沸き起こった。
アンコールに答えて、貝殻(新美南吉作曲)と青い山脈を歌って、終了しました。
いつまでも心に残るコンサートに、大橋多美子さんのCDがほしいとスマホで探すが、うまく探せないので、チケットを分けてくれた友人に頼んで見ようかな。
今日の万歩計は、1,034歩でした。