しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

割烹旅館みはる荘泊

2013年07月03日 09時39分01秒 | 旅行記

佐賀、福岡の県境、背振山麓、福岡側にあります。

みつせ鶏も有名です。

山深い清流沿いの鄙びた、古びた、小さな(全八室)旅館に泊まりました。

 

良い子夫婦が、くちこの夫に、献身的な看護への慰労金三万円を送付してくれたので、二人の宿泊費は十分賄うことができました。

 

近くの清流から旅館に水が引かれ、ゆうゆうと立派な鯉が泳いでいました。

で、くちこ達の食事に登場・・・

一匹減ったんだね・・・南無・・・・・

鯉の洗い(はね作り)と、鯉こくが出ました。

鯉は古代からの優れた薬用魚だそうで、鯉こく(汁)は極端に体力が落ちたときに良いそうです。

産後の肥立ちとか?

写真は鯉の洗いです。

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みつせ鶏での唐揚げ、もも焼きは、この旅館の名物料理です。

あ、茄子の田楽もです。

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気付いたのですが、

掛け軸まで、鶏!でした。

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他、前菜、伊勢エビ、刺身盛り合わせ、茶碗蒸し、土瓶蒸し、デザートまで。

壮絶なボリュームでした!!!

どれも美味しかったのにも驚きでした(*^_^*)

部屋食だったので、運ぶ人も大変だったと思います。

 

さて、お風呂ですが・・・

岩風呂(露天)と、桶風呂(屋内)があり、

男湯、女湯には分かれていないんです。

空いているところにカギを掛けて入るそうで、

基本、家族風呂使用とのこと。

くちこ夫婦が別々に入れば、館内占拠。

そんな良識の無い?ことはできないので、

一緒に岩風呂に入りました。

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清流沿いの露天から外を眺めると蛍が一匹。

遅れをとったんだねえ。。。

次に見たら違うところに。

飛べるんだね。

夫と二人、露天から蛍を眺めるとは風流な・・・

とにかく、全ては昭和で止まった感じ。

洗い場は、湯の蛇口を開き、水の蛇口を開き、

桶の中で混ぜて使う。

シャワー無し。

 

極めつけは!!!

夜九時、旅館の人からご挨拶。

「職員はこれで帰ります」と。

くちこ夫婦と、飛んで隣の部屋にもう二人。

たった四人で旅館に残された、らしい

早朝、朝風呂に降りたら、一階は真っ暗でした。

朝風呂から出ると調理場に電気が付いていました。

朝食は八時半と聞いていました。

 

朝食も美味しかったです。

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豆乳のお味噌汁は、柚子胡椒を入れていただきました、美味(*^_^*)

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夫が茶碗四杯もご飯を食べたので、おひつは空になりました。

食後にコーヒーも出てきました。(夫には紅茶)

食事の評価が高い旅館なんです。

 

温泉は源泉掛け流しで飲用可。

胃腸病や神経衰弱、不眠症にも良いとあったのも選んだポイントです。

しっかり、タンク持参で10L貰って帰りました。

美味しい温泉水です。

 

 

ちなみに、部屋は六畳二間でベランダ付きでした。

二間あると、夜更かし、早起きは気楽にできます。

これでレトロ感、伝わるでしょうか?

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↑旅館で用意されていたタオルです。

小さな鏡とか・・・

そうそう、鯉。

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くちこが舌を巻いた木彫りの額。

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基本的に彫り出してあるし、奥の部屋の窓の向こうに見える景色まで描いてある。

凄い!欲しい!

なんだか、木彫りがしたくなりました。

 

夫が、また行こうと言っていますが・・・

いつまで存在するかなあ・・・・

以上、宿の報告でした。

 

コメント (50)
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