しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

夏の帰省 最終日三日目、長男を想う

2016年08月14日 05時25分28秒 | 子供達のこと

三日目は、またも九人お揃いで・・・

お昼も使い捨皿で、ワンプレートランチ。

それでも、プレートのメインは鰻丼ですよ。

後は茄子の味噌煮や牛スジ入りのおでん、人参サラダ・・・

孫達は、妙に人参が好きなのでね、鰻も。

メロン、桃、スイカ、ぶどう・・・

大サービス

 

くちこが縫った服を着ている姫ですよ

 

ブロ友のPAPAさんからのお土産や、従妹からのお土産で、おやつも豪華絢爛でしたよ。

どれも美味しくて至福のくちこ一家でした、謝々

 

                             

 

午後からは、それぞれの時間に東京へ向かいました

サメ氏が次男一家を空港へ、

長男が、長女一家を空港へ。

帰宅後に食べる夕食まで持たせるのがくちこ流です。

 

サメ氏は、そのまま、田んぼの水を入れに実家に帰ったので、

くちこと長男と二人で夜九時まで過ごしました。

そう、

くちこと、くちこの唯一無二の恋人

 

以下、会話抜粋。

「彼女は?恋人は?結婚は?」

「狩りに出ないからね、それは無い」

「洞穴から出ないの?」

「洞穴に紛れ込んで来たら考えなくもない」

 

「中高時代、見事に全く勉強しなかったけれど、なんで?」

「オレは勉強に向かないんだ。

考えて見たら中卒で働けば良かった、無駄だったよ」

 

長男33歳、184cm、70Kg。

洞窟に棲息中。

病気知らずにすくすく育った子ですが、

妙に、くちこを不安にさせる子でした。

本能的な胸騒ぎ???

 

多分・・・

子供達の中でも、IQはピカイチだったかと。

私立中にも一桁の順位で入学しました。

これは・・・

磨けば光る

と思ったのがストレスの元でした

くちこも、担当教師も

 

色んな能力がありながら、

その全てを放棄して生きる我が子を見る気分。

最悪です

何度も長男に言いました。

「いっそのこと、能力を持たずに生まれて欲しかった」と。

「そうしたら、諦めもつくし、期待もしない、

今のままを有難く受け入れることができたのに」と。

 

二人きりの居間で、

「激動の人生だったねえ・・・」と二人は口を揃えたのでした。

長男の「今」を認め、喜べるようになるまで、たくさんの時間が掛かりました。

 

毎朝四時に起きて仕事に行っているそうですが、

今の仕事、生活に何の不満も無く暮らしているとのこと。

彼には彼の生き方があるんだなあ。

自分のモノサシを絶対と思ってはいけないということ。

自分のモノサシで測って良いのは自分の人生だけ。

 

苦労して貯めたお金だと思うのだけど、

母や、甥姪に渡したいと思うらしい。

そのことに胸が痛いくちこなんだけれど、

胸が痛いこと自体が失礼なことなのかも。

長男の長男としてのプライドに対して。

 

流木を杖に、じっと甥姪を見守る長男、仙人風。

                               

 

いつもの事ですが、

長男は、誰に送迎を頼むことも無く、

帰省の往復をします。

長男なりのポリシーのようです。

 

ああ、彼の人生に幸多かれ。。。。

 

P.S

例の金魚。

一匹、昇天。

一匹、危篤。

一匹、微妙。

二匹、元気。

との報告がありました。

あ、くちこは多少疲れは出ましたが元気です


おまけ写真、夜の蓮田


 

 

コメント (52)
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